フランス語の原書を読むようになると、仏和辞典では物足りなくなるはず。そこでおすすめしたいのが、仏仏辞典です。フランスではLe Robert社とLarousse社といった大手辞書版元がありますが、語源解説、例文、文法事項など情報が多い Le Robert micro を一般的におすすめしています。廉価なポッシュ版と二色刷りで見やすいハードカバーがあり、私は年齢的に小さな文字が見えにくいので、ハードカバーを日常愛用しています。フランスの広辞苑的存在 Le Petit Robert や、百科事典的仏仏辞典 Le petit Larousse も手元にあると便利です。イラストを多用した Le Robert Benjamin(ロベール家の末っ子)といった、「辞書を引く楽しさ」を学ぶ子供向け辞典や Le Robert junior / Larousse junior といった小学生向けで、イラストや写真、資料が豊富に収録された読みやすい辞書もあります。白水社 『ふらんす』 2023年4月号では特集内にて「仏仏辞典ヴァリエテ」を寄稿しました。選書に困ったときはお気軽にご相談下さい。
フランス語の原書を読むようになると、仏和辞典では物足りなくなるはず。そこでおすすめしたいのが、仏仏辞典です。フランスではLe Robert社とLarousse社といった大手辞書版元がありますが、語源解説、例文、文法事項など情報が多い Le Robert micro を一般的におすすめしています。廉価なポッシュ版と二色刷りで見やすいハードカバーがあり、私は年齢的に小さな文字が見えにくいので、ハードカバーを日常愛用しています。フランスの広辞苑的存在 Le Petit Robert や、百科事典的仏仏辞典 Le petit Larousse も手元にあると便利です。イラストを多用した Le Robert Benjamin(ロベール家の末っ子)といった、「辞書を引く楽しさ」を学ぶ子供向け辞典や Le Robert junior / Larousse junior といった小学生向けで、イラストや写真、資料が豊富に収録された読みやすい辞書もあります。白水社 『ふらんす』 2023年4月号では特集内にて「仏仏辞典ヴァリエテ」を寄稿しました。選書に困ったときはお気軽にご相談下さい。
旅行会社に就職し仕事でフランス(主にパリ)に行く機会もありましたが、覚えたフランス語は、Bonjour, S’il vous plaît, Un demi(ビールを頼むときの必須の言葉でした)、そして L’ addition くらいでした。C’ est combien ? も覚えましたが、返ってくる答えが全く聞き取れないので使うのをやめて数字も un, deux, trois 止まりです。
一昨年のコロナ禍に定年を迎え外出する機会が減った中 TOKYO オリンピックの閉会式をテレビで観ていると次回パリの引き継ぎイベント映像が飛び込んできました。さすがフランスと思わせる華やかさで独創的で粋な演出でした。そういえばオリンピックの第一公用語はフランス語だったな、フランス語って世界中で使われて Francophone(最近覚えました)もたくさんいる重要な言語だなということを改めて気づかされ、ポストコロナで大いに盛り上がるであろうパリにぜひ行ってみたいという気持ちが湧いてきました!
しかし、試験が終わり5級と4級も同時に合格することができてホッとしたのか勉強のペースが鈍ってしまいました。でも、次の3級の試験まですでにあと2ヶ月。自信がないので秋季にしようかなとも少し頭をよぎりましたが、ここで立ち止まらず前進あるのみです。今では多様な文法のルールを覚えることも楽しくなってきましたし、pomme de terre のような洒落た表現の多いフランス語がますます好きになりました。全集中して3級取得を目指します!そして来年の夏はパリに行ってフランス語で話すぞー!
フランス語の勉強に関しては、理工学部のフランス語の授業をベースに行っていました。1年次では必修の授業があり、主に文法を一通り学習することができました。2年次からは必修ではなくなりましたが、フランス語を本格的に習得することができるインテンシブコースがあり、それを履修しました。インテンシブコースでは、文法を復習した上で、ほとんどの授業時間は「とにかく話す」ことに重点を置いており、授業内でフランス語圏出身の留学生のティーチング・アシスタント (TA) と会話することで、「生きたフランス語」に常に接することができ、フランス語を即座に口から出す練習ができました。授業内で仏検の準備をすることもあり、文法や語彙のおさらいを効率的に行えました。私が2年生のときは、ちょうどパンデミックが始まった頃であり、授業が全てオンラインとなり、外国語習得へのモチベーションが薄れてしまう状況でしたが、オンラインながらも留学生と会話できたことや仏検取得といったことが大きなモチベーションとなり、続けることができました。授業外でも、ニュースを読んだり、聴いたりし、意味を知らなかった単語はノートに例文とともに書いて覚えていました。他にも使い方が美しかったり、単語の使い方や論理の通し方がネイティブらしく、まだ自分には書けそうにないような表現を用いていたりする文章はノートに写して時々見返していました。3年次からは、キャンパスが日吉から矢上へと移りますが、変わらずフランス語の授業は、様々なものがあり、私はディスカッションや留学生 TA との会話がベースとなっている授業を履修しました。この頃ぐらいから、ようやく France 2 の 20h が少しずつ聞き取れるようになり、ますますフランス語の学習が楽しくなってきたのを覚えています。4年生となり、ドイツへの留学を目指すようになり、卒業研究やドイツ語の勉強の傍、フランス語の勉強を続け、なんとか春季に仏検1級に合格することができました。準1級との単語の難易度の差に当時圧倒されてしまいましたが、ニュースを読んだり、聴いたりしてメモする、単語帳を自分で作る、などの以前からの勉強法を継続させることで、名詞化や時事の単語、動詞活用などは対策することができました。また、リスニングやスピーキングに関しては、大学院にフランス語圏出身の留学生と共にフランス語でディスカッションを行う授業があり、これに参加していました。とても高難度な授業で、フランス語が話されるスピードが速く、ついていくのに必死でしたが、これを続けたことでリスニングやスピーキングは相当鍛えられました。もちろん、日常的な留学生とのフランス語での会話によっても、これらは鍛えることができました。
このたびは文部科学大臣賞団体賞を頂き、関係者一同、大変名誉なことと喜んでおります。頑張ってくれた学生の皆さん、とりわけ機械工学科4年で、ABCから始め留学経験なしで見事1級に合格した草壁慧さん、ブラボー!そして指導にご尽力頂いた以下の先生方、本当にありがとうございました:岡見さえ、小森謙一郎、 斉藤裕美、佐藤ローラ、 Sintive Pierre、Cheddadi Aqil、関幸太郎、中島万紀子、Noel Patricia、Barcat Corentin、本間幸代、三浦直希、Lavignasse Christophe、Lesauvage Stéphane(敬称略)。本学部でのフランス語教育については、2017年の「APEF通信」・「仏検だより」に書かせて頂きました。ぜひお読みください。Encore mille mercis à tout le monde ! 写真(前列左より)高桑和巳先生・Centrale Nantes国際交流委員長 Vincent Frémont先生・理工学部長 村上俊之先生・西澤文昭APEF理事長・井上京子先生・荒金直人先生・小野文先生(中列右)小林拓也先生(中列、後列)理工学部の先生方とTA、学生の皆さん・APEF職員
世界規模のスポーツイベントであるオリンピックについては毎年のようにフランス語の授業で取り上げている。それは紛れもなく、一時途絶えた古代オリンピックを近代オリンピックとして復興させ、国際オリンピック委員会(IOC)の設立に関わり、五輪のマークも考案した人物 Pierre de Coubertin (ピエール・ド・クーベルタン) がフランス人であり、オリンピックの第一公用語がフランス語となっているからである。2021年夏に開催された東京オリンピックは、五輪の旗が東京都知事からパリ市長に手渡され、パリが競技場と化す場面で幕を閉じた。勢いのあるこの映像を学生や生徒に見せると歓声が沸き起こる。
2日半という短期間に効率良くこうした日程が組まれているが、さらに、オリパラ教育の研修視察という使命のもとパリ市内の名所が会場となっていることから歴史的建造物も見学できたことは、このイベントに花を添えている。とりわけソルボンヌ大学で生徒たちが見学した Grand Amphithéâtre (大講義室)や講義を聴講した Salle des Commissions は1年以上前から予約をする必要があるらしく、随分前から周到に準備されてきたことがうかがえる。Pierre de Coubertin が1894年に国際オリンピック委員会を設立したとされるソルボンヌ大学内の部屋 Salle Gréard(グレアールの間)は、今回のイベントに好適な場所であったに違いないが、残念ながら見学ルートには含まれていなかったそうである。