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翻訳基礎科 2025年 秋学期

レベルのめやすは仏検2級/DELF B1以上
新聞・雑誌の記事などを素材に、仏日と日仏の両方向で基礎的な翻訳技術の訓練を行います。翻訳には文法と語彙の知識だけでなく広い教養と専門知識、調査能力が必要です。授業はすべてオンライン
ZOOMを使用したオンライン授業です。講師により毎回様々なタイプの課題に取り組みます。詳しい授業案内はこちらをクリック課題の配信・提出・返却
毎週、翻訳課題に基づいて授業を行います。 授業日の2週間前に、担当講師より教材を配信しますので、各自フランス語または日本語に直してください。授業日のおよそ1週間前が課題の提出日です。提出された課題は、担当講師が添削し、模範訳例をつけて授業日までに返却します。


入学テスト免除 2008年秋季以降の仏検1級、準1級 ( および対応するDELF・DALF ) 取得者で「通訳 ( 準備科 )」「 翻訳 ( 基礎科・本科 )」を希望される方は入学テスト免除になります。詳しくはこちら |
講座概要
・対象レベル:仏検 2級/DELF B1 以上 ・定員:8名 ・授業料:115,500円(税込み) ◆ 2025年 秋学期 開講日程 【開講日程】毎週水曜日 全15回 (1) 9月 24日 (2) 10月 1日 (3) 10月 8日 (4) 10月15日 (5) 10月22日 (6) 11月 5日 (7) 11月12日 (8) 11月26日 (9) 12月 3日 (10) 12月10日 (11) 12月17日 (12) 2026年1月7日 (13) 1月14日 (14) 1月21日 (15) 2月4日 【開講時間】19:00~21:00(2時間) 【授業形式】オンライン(ZOOM) 【申込受付期間】2025年8月1日(金) ~ 9月4日(木) 【授業料納入期限】2025年9月23日(火) ● 申込方法:2025年秋学期 お申込みフォームに必要事項をご記入の上送信してください。
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お問い合わせ
公益財団法人 フランス語教育振興協会 APEF青山フランス語プロフェショナルコース担当 〒102-0073東京都千代田区九段北1-8-1 九段101ビル6F TEL(直通):03-6268-9680 FAX:03-3239-3157 E-mail:cours@apefdapf.org |
通訳準備科 2025年 秋学期

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■ レベルのめやすは仏検準1級 / DELF B2動画を使った通訳練習 (仏→日) や、短文の翻訳練習 (日→仏) を取り入れながら、関連する文法演習と派生する語彙の整理、聞き取り練習とフランス語らしい的確な表現力を養成し、通訳に必要な基礎を強化します。 |
■ 授業はすべてオンラインZOOMを使用したオンライン授業です。授業日の1週間前に、担当講師より教材を配信しますので、各自準備をしてください。動画や翻訳など、講師により毎回様々なタイプの教材に取り組みます。詳しい授業案内はこちらをクリック |
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■ 通訳基礎科へ進級春学期15回、秋学期15回の合計30回の授業です。 (春学期のみ、秋学期のみの受講もできます。) 各学期末には期末テストを実施。講師の推薦を受けた成績優秀者は、次学期より通訳基礎科へ進級することができます。 |


受講生の声 過去の通訳準備科受講生から寄せられた、受講のきっかけや期末テスト対策、基礎科へ進級した感想など、さまざまな体験談を掲載しています。詳しくはこちらをクリック |
入学テスト免除 2008年秋季以降の仏検1級、準1級 ( および対応するDELF・DALF ) 取得者で「通訳 ( 準備科 )」「 翻訳 ( 基礎科・本科 )」を希望される方は入学テスト免除になります。詳しくはこちら |
講座概要
・対象レベル:仏検2級・準1級/DELF B1・B2 ・定員:15名 ・授業料:115,500円(税込) ◆ 2025年秋学期 開講日程 【開講日程】毎週土曜日 全15回 (1) 9月20日 (2) 9月27日 (3) 10月4日 (4) 10月11日 (5) 10月18日 (6) 10月25日 (7) 11月8日 (8) 11月15日 (9) 11月29日 (10) 12月6日 (11) 12月13日 (12) 12月20日 (13) 2026年1月10日 (14) 1月24日 (15) 1月31日 【開講時間】10:00~12:00(2時間) 【授業形式】オンライン(ZOOM) 【申 込 受 付 期 間】2025年8月1日(金) ~ 9月4日(木) 【授業料 納入期限】2025年9月19日(金) ● 申込方法:2025年 秋学期 お申込みフォームに必要事項をご入力のうえ送信してください。
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お問い合わせ
公益財団法人 フランス語教育振興協会 APEF青山フランス語プロフェショナルコ ース担当 〒102-0073東京都千代田区九段北1-8-1 九段101ビル6F TEL(直通):03-6268-9680 FAX:03-3239-3157 E-mail:cours@apefdapf.org |
2025年度 秋学期 受講者募集のお知らせ
受講資格 をご確認のうえ、以下の要領でお手続きください。
前学期から継続受講希望の方は、事務局までお問合せください。
申込期限:2025年9月4日(木) まで
※まだ若干お席に空きがございます。 入学テストの追試・途中入学も随時ご相談に応じますのでお問合せ下さい。 (2025年9月6日更新) |

申込方法
① 「秋学期お申込みフォーム」にご入力の上、送信してください。折り返し受講対象クラス、入学テスト受験の要不要などをお知らせします。

② 入学テストは下記の要領で実施します。
2025年度 秋学期 入学テスト 実施要領
●会 場:オンライン ●受験料:3,300円(税込み) ※銀行振込(下記参照)による事前支払い ※いったん納入された受験料は一切ご返金いたしかねます
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<入学テスト受験料 振込先 > みずほ銀行 九段支店(店番号532) (普)1805436 (口座名義)公益財団法人 フランス語教育振興協会 教育口 |
※入学テストの免除について 2008年秋季以降の仏検1級、準1級(および対応するDELF・DALF)取得者で、「通訳(準備科)」、「翻訳(基礎科・本科)」を希望される方は入学テスト免除になります。免除を希望される場合は、申込書をお送りいただく際に当該レベルの合格証書またはディプロムの写しを併せて提出してください。 「通訳基礎科・本科」を希望する方への入学テスト免除はありません。 |
③ 入学テストの結果はテスト実施後3日以内にメールでご連絡いたします。
④ 入学テスト合格者およびテスト免除で受講決定の知らせを受けた方は 受講登録 にお進みください。
お問い合わせ
公益財団法人 フランス語教育振興協会 APEF青山フランス語プロフェショナルコース担当 〒102-0073東京都千代田区九段北1-8-1 九段101ビル6F TEL(直通):03-6268-9680 FAX:03-3239-3157 E-mail: cours@apefdapf.org |
[短期集中講座]中上級者向け フランス語発音講座

講座概要
・応募資格:仏検準1級/DELF B2 以上 ・定 員:15名 ・受 講 料:15,400円(税込)※入学金不要 【開講日程】2025年8月9日(土), 8月16日(土)※全2回 【開講時間】10:00~12:00(2時間) 【授業形式】オンライン(ZOOM) 【申込方法】お申込みフォームにご入力の上送信してください。 APEF受講生は cours@apefdapf.org までメールにてお申込みください。 |
お問い合わせ
公益財団法人 フランス語教育振興協会 APEF青山フランス語プロフェショナルコ ース担当 〒102-0073東京都千代田区九段北1-8-1 九段101ビル6F TEL(直通):03-6268-9680 FAX:03-3239-3157 E-mail:cours@apefdapf.org |
2025年夏 リモート同時通訳ワークショップ

講座概要
・応募資格:仏検1級以上/通訳実務経験3年以上(兼業可) ・定 員:5名 ・受 講 料:27,500円(税込)※入学金不要 【開講日程】2025年8月17日(日), 8月31日(日)※全2回 【開講時間】10:00~12:00(2時間) 【授業形式】オンライン(ZOOM) 【申込方法】 本講座は定員に達したため、お申込みを締め切らせていただきました。 ただいまキャンセル待ちで受け付けております。 |
「リモート同時通訳ワークショップ」にご関心をお寄せくださり、誠にありがとうございます。 お席に空きが出ましたらご連絡差し上げますので、 cours@apefdapf.org まで、 メールにてお申込みください。 ※お席に空きが出た場合のみ、キャンセル待ちのお申込み順にメールでご案内します。 ※大変恐れ入りますが、お席に空きが出なかった場合はご連絡いたしません。 |
お問い合わせ
公益財団法人 フランス語教育振興協会 APEF青山フランス語プロフェショナルコ ース担当 〒102-0073東京都千代田区九段北1-8-1 九段101ビル6F TEL(直通):03-6268-9680 FAX:03-3239-3157 E-mail:cours@apefdapf.org |
受講コース案内(2025年度)
■ 翻訳と通訳の2コース5クラス、すべてZoomを使用したオンライン講座です。 ■ 春学期と秋学期各15回開講します。春学期のみ、秋学期のみの受講も可能です。 ■ 新規受講生は、年2回 実施される入学テストを受験してレベルチェックを受けてください。 筆記試験と面接の結果を受けて、適切なクラスをご案内いたします。 ■ 一部講座には入学テスト免除制度があります。 ■ 一定の条件を満たせば、春学期と秋学期の切替時にクラス変更も可能です。 ■ 授業見学も可能です。お申込みは こちらから。 ■ 短期集中講座は年数回開講します。 |









レベルのめやす | クラス | 受講期間 |
仏検準1級 DELF B1・B2 |
中上級者向け フランス語発音講座 |
8/9(土), 8/16(土) 10:00~12:00 |
仏検1級・通訳実務経験 3年以上 |
リモート同時通訳ワークショップ |
8/17(日), 8/31(日) 10:00~12:00 |

担当講師 | 授業形式 | 定員 | 受講期間 (30回) |
受講料 (半期15回) |
小野潮 Catherine Lemaitre |
オンライン (Zoom) | 8名 |
(春) 4/9~ 7/23 (秋) 9/24~2/4 |
¥115,500 (税込) |
・上記授業料は教材費・税込価格です。春秋の各学期ごとに分納してください。 ・受講料の他に入学金22,000円(税込)が必要です。 ・入学テスト免除対象クラス:詳しくはこちら |
*2025年度秋季仏検 要項の誤植について

担当講師 | 授業形式 | 定員 | 受講期間 (30回) |
受講料 (半期15回) |
三浦信孝 Rodolphe Diot |
オンライン (Zoom) | 8名 |
(春) 4/11~7/25 (秋) 9/19~1/30 |
¥115,500 (税込) |
仏⽇と⽇仏の両方向でさらに高度な翻訳技術を磨きます。翻訳には文法と語彙の知識だけでなく広い教養と調査能⼒が必要で、通訳志望者にもおすすめです。
・上記授業料は教材費・税込価格です。春秋の各学期ごとに分納してください。 ・受講料の他に入学金22,000円(税込)が必要です。 ・入学テスト免除対象クラス:詳しくはこちら |

担当講師 | 授業形式 | 定員 | 受講期間 (30回) |
受講料 (半期15回) |
菊地歌子 Eliane Cloose 寺嶋美穂 |
オンライン (Zoom) | 15名 |
(春) 4/5 ~ 7/26 (秋) 9/20~1/31 |
¥115,500 (税込) |
本格的な通訳訓練を始める前の準備講座です。動画を使った逐次通訳練習(仏→日)や、短文の翻訳練習(日→仏)を取り入れながら、関連する文法演習と派生する語彙の整理、聞き取り練習とフランス語らしい的確な表現力を養成し、通訳に必要な基礎を強化します。講座内容の詳しい紹介はこちら をご覧ください。
・上記授業料は教材費・税込価格です。春秋の各学期ごとに分納してください。 ・受講料の他に入学金22,000円(税込)が必要です。 ・入学テスト免除対象クラス:詳しくはこちら |

担当講師 | 授業形式 | 定員 | 受講期間 (30回) |
受講料 (半期15回) |
三浦信孝 Catherine Ancelot 宇都宮彰子 小林新樹 |
オンライン (Zoom) | 15名 |
(春) 4/11~ 7/25 (秋) 9/19~1/30 |
¥115,500 (税込) |
ニュースや講演などを素材に仏日と日仏の両方向で逐次通訳の訓練を行います。要約練習、ノートテーキングやサイトトランスレーション、ゲストスピーカーを招いてのライブ通訳訓練を含みます。基礎科は逐次でのアテンド通訳レベルをめざします。
・上記授業料は教材費・税込価格です。春秋の各学期ごとに分納してください。 ・受講料の他に入学金22,000円(税込)が必要です。 |

担当講師 | 授業形式 | 定員 | 受講期間 (30回) |
受講料 (半期15回) |
三浦信孝 Catherine Ancelot 宇都宮彰子 小林新樹 |
ハイブリッド 8回 オンライン 7回 |
10名 |
(春) 4/8~8/5 (秋) 9/30~1/27 |
¥115,500 (税込) |
本科は会議通訳者をめざします。すでに仕事でフランス語を使い、通訳として活躍しながら、技術に磨きをかける受講生が多くいます。
2025年度の通訳本科も、青山学院大学の施設とオンラインシステムZoomを使用し、フレキシブルな授業形態を目指す「*ハイブリッド授業(ハイフレックス型授業)」形式で開講します。 *ハイブリッド授業(ハイフレックス型授業)とは?
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・上記授業料は教材費・税込価格です。春秋の各学期ごとに分納してください。 ・受講料の他に入学金22,000円(税込)が必要です。 |

担当講師 | 授業形式 | 定員 | 受講期間 | 受講料 |
菊地歌子 |
オンライン (Zoom) | 15名 |
8/9(土), 8/16(土) 10:00~12:00 |
¥15,400 (税込) |
通訳者を志す方のための短期集中講座です。フランス語の発音の基本を見直して、確実な練習方法を見極める事を目的とします。練習の題材は、文学作品の冒頭の文を使います。講座内容の詳しい紹介はこちら をご覧ください。
・上記授業料は教材費・税込価格です。 ・受講料の他に入学金は不要です。 |
受講資格
【通訳者養成コース(準備科)】
・年齢制限はありません。
【通訳者養成コース(基礎科・本科)】【翻訳コース(基礎科・本科)】
・高校卒業以上または19歳以上の方に限ります。
【全コース共通】
・入学テストの合格者のみ受講が認められます。ただし一定の条件を満たす方には入学テストの免除制度があります。詳しくはお問い合わせください。
・短期集中講座 には入学テストは不要です。
・学歴・職歴は問いません。
・日本語を母語としない方にも開かれていますが、入学テストで日本語能力をチェックします。
・障がいをお持ちの方や受講にあたって不安のある方は、 お申し込みの前に ご相談ください。できる限りの対応を検討いたしますが、状態によっては受講を控えていただく場合もございます。
受講に関する注意事項
<受講にあたって>
・「受講上の注意」 を遵守してください。
<休講について>
・講師間の日程調整によって授業担当者を決めるので休講はありませんが、やむを得ない事情により休講があった場合は必ず補講します。
・休講・補講の連絡はメールでご案内いたします。
※補講を欠席されても、受講料の返金はいたしません。<個人情報の取扱について>
入学テスト出願および受講にあたって申込書に記入された個人情報は、 APEFの個人情報保護方針 に準じて取り扱います。
お問い合わせ
公益財団法人 フランス語教育振興協会 APEF青山フランス語プロフェショナルコ ース担当 〒102-0073東京都千代田区九段北1-8-1 九段101ビル6F TEL(直通):03-6268-9680 FAX:03-3239-3157 E-mail:cours@apefdapf.org |
APEF青山フランス語プロフェショナルコースTOP | 講師紹介 | コース・料金 | 受講登録
<翻訳基礎科>課題と授業内容
小野講師の場合( 仏 → 日 ) |
2025年度 春学期に取り上げた課題の一例
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< 授業の進め方 >
毎回、受講生に課題のテキストの翻訳を提出していただいた後に、その翻訳を添削してお返しするとともに、翻訳上の注意点、講師の試訳をお送りし、それらすべてを見ていただいたうえで、授業を進めていきます。
ルメタ講師の場合( 日 → 仏 ) |
2025年度 春学期に取り上げた課題の一例
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<通訳準備科> 教材と授業内容
教材の配信
授業の1週間前に、APEF事務局より配信します。教材の一例
菊地講師 | クロズ講師 | 寺嶋講師菊地講師の場合 |
例)教材の配信日が2023年1月30日で、授業がその1週間後と仮定すれば、以下のサイトが候補になります。
Réforme des retraites : des mairies fermées mardi 31 janvier en soutien à la mobilisation
テーマやサイトの選択基準は以下の通りです。 1. 話題の継続性 同じニュースが、1週間後からそれ以降まで繰り返されることが予想される 2. 日本語での内容把握の可能性 日本語でも同じ内容のニュースが数多く見つかる 3. 発展性 上記の例では、年金改革に反対する理由を調べ、改革案の進捗状況をフォローするきっかけとなる |
< 授業の進め方 >
授業当日は、事前にお知らせしたサイトのフランス語を、日本語に訳す準備ができていることを前提に進行します。ただし、事前に準備した日本語の訳やメモは見ずに、改めてメモを取りながら、聞こえた部分を訳していきます。フランス語の聞き取りや構文の把握に関する、基本的で重要な間違がある場合には、解説したり練習問題を使うこともあります。
通訳準備科の菊地講師の授業は以下を練習の課題とします。 1. 通訳業務における準備の重要性の理解と実践、資料収集、語彙の準備 2. 逐次通訳でのメモの取り方 3. あらたまった表現で凝縮された文で訳す |
クロズ講師の場合 |
( 1 ) quelques lignes de traduction en faisant attention à tous les détails.
ex. :

( 2 ) un point de grammaire de niveau supérieur détaillé.
ex. : les articles

( 3 ) une transcription d’un extrait de reportage télé ou radio par exemple :
ex. : C’est quoi, une info ?
( 4 ) une fois par semestre, une traduction.
ex. : 明るい⻘が濃くなった フランス国旗の⾊、マクロン⽒がひそかに変更? (2021年11⽉27⽇朝⽇新聞デジタル) 三⾊旗(トリコロール)として知られるフランス国旗の⾊がマクロン⼤統領によって変更されていたことがわかり、「国の象徴がひそかに変えられてしまった」と話題 になっている。マクロン⽒が 変えたのは⻘⾊の部分で、それまでの明るい⾊から濃紺になった。フランス⼤統領府は16 ⽇、「マクロン⽒はフランス⾰命直後に採⽤された 当 時の三⾊旗の⾊に戻したかった」と説明した。濃紺の旗は 2018 年から使い始め、年末恒例の⼤統領テレビ演説でも新しい旗を掲げていたという。AFP 通信によると、昨年からは⼤統領府でも濃紺の国旗が掲げられていたが、メディアも気づかず、話題にされていなかった。 |
寺嶋講師の場合 |
準備科では通訳理論を交えながら通訳の基本プロセスを見ていきます。別言語への単語の置き換えではなく、話し手の言わんとしている意味を抽出して、聞き手の言語文化に合わせたメッセージを伝えることに重点を置きます。AI翻訳・通訳機能の発展が目覚ましい昨今、生身の通訳者しかできない背景知識に基づいた咄嗟の判断力、そして抑揚やジェスチャー、プレゼン力と言った非言語的な要素も求められています。最終的に目指すのは言葉にとらわれず、双方の文化的背景を把握した自然な通訳です。
時事問題からより「軽い」内容のテーマまで、新聞記事や動画、ラジオなど様々な媒体を使いながら練習していきます。
単語の置き換えでは通じない例 |
▶ 俵型のおにぎり boulette de riz en forme de sac de riz ではフランス語ネイティブには通じないかも知れません。En forme cylindrique は正しいですが、en forme de botte de foin あるいは en forme de tonneau (de vin) だと直ぐにピンと来ます。▶ 頭が真っ白になる la tête devient toute blanche では白髪になったのか何なのか良く分かりません。Avoir un blanc は同じ「白」を使っているので一見良い訳に見えますが、一時的な物忘れ(記憶障害)のことで、日本語の意味にある「極度の緊張やショックにより、思考が上手く働かず、正常な判断ができなくなること」というニュアンスが含まれません。この場合は、例えば perdre tous ses moyens, bloquer の方が忠実です。 |
< 授業の進め方 >
授業は基本的にフランス語で行います。
冒頭10~15分間、事前に配信した教材についてブレーンストーミングをします。
見つからなかった訳語、分からなかった概念など、他の受講生と意見交換をしながら通訳演習前の最終確認を行います。
仏→日、そして日→仏の逐次通訳にも挑戦します。
演習後、10分ほどフィードバックの時間を設けています。
後日復習用のプリントを配信する場合もあります。
主な目的 1. 事前準備(言語及び非言語的知識)の重要性の認識 2. 聞き取り、分析力の強化 3. ネイティブが問題なく理解できる自然な通訳スキル |
見学申込・受講登録
見学ご希望の方
すべての講座でオンライン授業見学を随時受け付けています。「授業見学お申込みフォーム」に必要事項をご入力の上、送信してください。
受講登録方法
[1] 前学期から継続受講の方は個別にご案内いたします。新規受講を希望される方は 2025年度秋学期 受講者募集のお知らせ をご覧ください。また、 短期集中講座の受講についてはこちら をご覧ください。
[2] お申し込み受付後、ご登録メールアドレスに確認のメールをお送りします。受講クラスや入学金・受講料のお支払い等についてご案内いたします。
[3] メールでのご案内にしたがって受講料を銀行振込にてお支払いください。お支払い期限は原則として初回開講日の10日前です。
< 振込先 > みずほ銀行 九段支店(店番号532) (普)1805436 (口座名義)公益財団法人 フランス語教育振興協会 教育口 |
[4] ご入金確認の後、開講5日前を目処に、受講票を送信いたします。
受講登録に関する注意事項
・いったん納入された入学金はご返金いたしかねます。
・受講料は所定の期日までに納入してください。入金が確認できない場合、申込が取り消しとなります。
・休学をはさんで次年度以降に受講を再開する場合、あらためて入学金をお納めいただきます。
・学期途中で退学される場合、残りの授業回数分の受講料は返金しますが、手数料として1万円を申し受けます。次に受講を再開する場合、再度入学金をお納めいただきます。
個人情報の取扱について
入学テスト出願および受講にあたって申込書に記入された個人情報は、 APEFの個人情報保護方針 に準じて取り扱います。
お問い合わせ
公益財団法人 フランス語教育振興協会 APEF青山フランス語プロフェショナルコース担当 〒102-0073東京都千代田区九段北1-8-1 九段101ビル6F TEL(直通):03-6268-9680 FAX:03-3239-3157 E-mail: cours@apefdapf.org |
APEF青山フランス語プロフェショナルコースのご案内

フランス語は世界で30か国以上において公用語として認められており、話者の数は2億人を超えています。とりわけアフリカ諸国における顕著なフランス語使用状況からみて、高度なフランス語を使用することのできる日本人を養成することは、フランス語教育の振興だけでなく、フランス語文化圏との交流をさらに高いレベルで進めるうえで必要なことです。
公益財団法人フランス語教育振興協会(APEF)は、1981年の創設以来、実用フランス語技能検定試験(仏検)を実施し、受験者は97万人を超えています。そのうち仏検1級受験者は29,972名、合格者は2,982名、準1級受験者は44,536名、合格者は8,807名(2024年度まで)を数えています。この数字は10,000人を超える方がフランス語の実用技能においてきわめて高いレベルに達したことを示しています。APEFは、1級・準1級合格者がさらにその先のレベルを目指し、広くフランス語文化圏で活躍するためのフランス語のスキル獲得の機会を得るために、2018年4月より青山学院大学と協定を締結して、「APEF青山フランス語プロフェショナルコース」という教育事業を発足させました。

青山学院大学のご理解のもと、APEFが目指した高度なフランス語使用者養成の機会を確保することができました。経験豊かな講師陣と熱心な受講者そしてAPEFスタッフの共同作業の結果、これまで優れた実績を上げることができました。さらに、2021年4月からは青山学院大学文学部フランス文学科との協定に切換えて本コースを継続することが決まり、大学と大学院のカリキュラムとつながる新しい試みができるものと期待しています。

このコースは、通訳者養成コース(準備科・基礎科・本科の3クラス)、翻訳コース(基礎科・本科の2クラス)からなります。コロナ後は主にZoomによるオンライン授業ですが、通訳者養成コース本科は、同大学の同時通訳者養成に対応した最新のシステムを備えた教室で、対面方式とオンライン方式のハイブリッド形式で授業を行っています。
本教育事業はフランス語を日本語に、日本語をフランス語に通訳あるいは翻訳する能力をプロフェショナルレベルに高めることを目的としています。そのために、現在フランス語会議通訳者・翻訳家として第一線で活躍している講師陣を招きました。
profs講師紹介
主任講師 三浦 信孝 MIURA Nobutaka
担当クラス:通訳基礎科・本科/翻訳本科
1945年盛岡市生まれ、東京大学教養学科フランス科卒、同大学院仏文科博士課程満期退学、現在は中央大学名誉教授、日仏会館顧問。1970年代6年半のパリ大学留学時代にフランス語通訳を始め、帰国後は大学教師を本業としながらフランス語会議通訳の第一線で活躍。1980年から東京日仏学院でフランス語通訳の授業を担当、1990年から最近までサイマル・アカデミーでフランス語コース主任講師を務めた。 著書に『現代フランスを読む:共和国・多文化主義・クレオール』、編著に『日仏翻訳交流の過去と未来』など。フランス語論文多数。APEF青山フランス語プロフェショナルコースでは、通訳と翻訳の授業を担当する。通訳はoralからoral, 翻訳はécritからécritへの転換作業だが、両方を学ぶことで相乗効果が出ると信じている。
カトリーヌ・アンスロー ANCELOT Catherine
担当クラス:通訳基礎科・本科
1983年パリのINALCO(国立東洋言語文化研究大学)修士卒、東京在住30年、日仏会議通訳の第一線で活躍し、井上靖や遠藤周作、円地文子などの文芸翻訳も手がける。1998年丸谷才一『たった一人の反乱』の仏訳で野間文芸翻訳賞を、2015年芥川龍之介の短編集『馬の脚』の仏訳で小西財団の日仏文学翻訳賞を受賞した。1994年から外務省のキャリア外交官のためのフランス語通訳研修にて講師を担当、現在に至る。授業では日本のニュース解説やトピックスを取り上げフランス語に通訳する。フランス語の正確さと分かりやすさにこだわりながら、基本的な語彙、専門用語、時事問題の基礎知識を身に着けていくことに焦点を当てる。授業で扱うテーマに関して事前に授業案内でお知らせしたうえで関連の新聞記事やリンク等で予習をしてもらい、クラスで録音音声や受講生による日本語の発表を使いながら日本語からフランス語への通訳の訓練を行う。
小林 新樹 KOBAYASHI Shinju
担当クラス:通訳基礎科・本科
理学博士(数学)。第二外国語に選んだ仏語に強く惹かれ、某大学在職中に念願のフランス留学を果した際には、数学より仏語学習に没頭。不惑の年を以て通訳に転身し、改めてパリ第三大学に留学後、同時通訳者として活動(詳細は こちら )。仏語の発言を聞いた際、その趣旨が明確につかめれば分かり易い日本語にできます。しかし実際には、既知の単語が並んでいると何となく理解した気になり、具体的に何を言いたいのか把握しないまま訳してしまうことがあります。その時、訳文はメモした単語の訳語を組み合わせただけになり、聞き手の頭にすんなり入るものとは言えなくなります。授業では、 Le Monde 紙の経済記事を精読し、「趣旨を具体的に把握する」とはどういうことか、実例によって体験していただきます。それをヒントに、日頃の学習でも具体的な趣旨を把握するよう心掛け、聞き手に分かり易い訳をアウトプットできる通訳になってください。
宇都宮 彰子 UTSUNOMIYA Akiko
担当クラス:通訳基礎科・本科
サイマル・アカデミー フランス語コース受講をきっかけに通訳への関心が高まりパリに留学。パリ政治学院Certificat d’Etudes Politiques取得後、パリ第三大学の通訳翻訳高等学院Ecole Supérieure d’Interprètes et de Traducteurs (ESIT) で学ぶ。1999年同校卒業と同時に通訳業に従事し、フランス語会議通訳の第一線で活躍。大学等で通訳教育にも携わる。本コースでは、主にフランス語から日本語への通訳演習を担当。的確な要点把握と迅速で簡潔明瞭な訳出を目指し、そのために必要なプロセス解説と実践練習を行う。フランス語の聴解と並んで重要となる日本語の語彙や表現力強化にも取り組みたい。本科では、同時通訳練習も取り入れる。
菊地 歌子 KIKUCHI Utako
担当クラス:通訳準備科
1974年朝日新聞主催フランス語弁論大会で優勝し、1975年からモンペリエ大学で教師養成コース及び学部、ストラスブール大学で修士課程まで、4年間留学。帰国後、1986年にストラスブール大学で音声学の博士号を取得。同時期にフランス語通訳業を始め、日仏会議通訳の第一線で活躍を続けている。フランス語教育では、2009年4月から2016年3月まで関西大学外国語学部教授。現在、同名誉教授。アテネ・フランセ講師として、初級の基本から上級の通訳・翻訳および教授法を担当している。授業では、ある程度長い期間話題になりそうなテーマを中心に、文字資料で構文把握の確認、語彙や背景知識を準備する。次に同じテーマで、France 2 のニュースを日本語に訳す練習をする。この過程ではメモの取り方を練習しながら、特に文脈に合った語彙の選択や日本語の明瞭さなどに注意して訳す。並行して、基本的な表現を素早く正しく日仏双方向で訳す練習や、間違いやすいフランス語の表現や基本動詞の使いかたなどの確認をする。
永見 文雄 NAGAMI Fumio
担当クラス:翻訳本科
1947年生まれ。東京大学教養学科卒、同仏文大学院博士課程中退。フランス政府給費留学。東京大学文学部助手などを経て、1990年4月から2018年3月まで中央大学文学部教授。現在、同名誉教授。2006年4月から2年間パリ国際大学都市日本館館長。 専門は18世紀フランス文学・思想史。著書に『ジャン=ジャック・ルソー-自己充足の哲学』、『菩提樹の香り-パリ日本館の15カ月』ほか、共編著に『ルソーと近代』、訳書にJ=J・ルソー『ポーランド統治論』、同『フランキエール氏への手紙』を初め、シャップ、プレヴォー、リュスタン・ド・サンジョリ、テラソン、コワイエほか、共訳書にP・ゲイ『自由の科学』、J・ドリュモー『恐怖心の歴史』、B・ベルナルディ『ジャン=ジャック・ルソーの政治哲学』。
小野 潮 ONO Ushio
担当クラス:翻訳基礎科
1955年生まれ。東北大学仏文学専攻卒、東北大学大学院仏文専攻博士課程満期退学。石巻専修大学、北海道大学助教授を経て1999年より中央大学文学部教授。NHKまいにちフランス語講師(2009~2011年)。パリ国際大学都市日本館館長(2015~2017年)を務める。専門はフランス文学、とくにスタンダール。著書に『知っておきたいフランス文学』(明治書院)、『対訳《赤と黒》』(白水社)など。訳書にトドロフ『善のはかなさ』『屈服しない人々』(新評論)、『越境者の思想』『バンジャマン・コンスタン』『異郷に生きる者』『文学が脅かされている』(法政大学出版局)、ドリュモー『地上の楽園』『千年の幸福』(共訳、新評論)、マルク・フェロー『戦争を指導した七人の男たち』など多数。授業では翻訳基礎科を担当し、多彩な文章を読み解いていきます。とくに多様な用法を持った言葉をどのように区別しながら文章を読み進めるかに力点を置いて、解説を進めていきます。
エリアーヌ・クローズ CLOOSE Eliane
担当クラス:通訳準備科
Née à Paris, titulaire d’un master de Français Langue Étrangère et de gestion. Professeur de français au Japon dans plusieurs universités depuis 1989, spécialiste des affaires, en charge de cours de traduction depuis 1996, et jury d’examen de Delf et Dalf. Auteure du Français du Monde du travail, manuel de français des affaires. Mon enseignement repose sur les techniques d’écoute du français (phonétique), et la coordination de tous les outils (l’écoute, les connaissances grammaticales, le vocabulaire mais aussi la logique et l’imagination) pour pouvoir réussir à comprendre même ce qu’on n’a pas appris !
カトリーヌ・ルメートル LEMAITRE Catherine
担当クラス:翻訳基礎科
Au Japon depuis une vingtaine d’années, Catherine Lemaître est éditrice, traductrice et enseignante de FLE. Elle a traduit plusieurs livres sur la culture japonaise en français dont 「和食宝典」(Le grand livre de la cuisine japonaise, Ed. du Chêne et 「日本の庭と盆栽」(Jardins et bonzaïs japonais, Ed. de Paris). Elle est également l’auteur de「教室の中のアート」(Art en cours, 集英社・日仏学院) et de Japon (Ed. du Chêne, coll. Grands Voyageurs). Elle enseigne l’art de traduire depuis 2009 ans. Sa devise est “Traduire c’est écrire.”
ロドルフ・ディオ DIOT Rodolphe
担当クラス:翻訳本科
2016年、日本語の1級教員資格(アグレガシオン)を取得後、日本における書写・書道教育に関する研究論文を母校のパリ国立東洋言語文化研究所(INALCO)に提出し、博士号を取得。 また、お茶の水女子大学や立教大学を始めとして、20年以上大学のフランス語教育に従事しています。 翻訳歴も長く、これまで手がけた文章は岡倉天心や辻井喬のエッセイからアイヌ民謡などまで多岐にわたっており、目下、辺見じゅんの『収容所(ラーゲリ)から来た遺書』のフランス語訳に取組中です。 授業ではニュース記事を中心に和文仏訳の練習を重ねていきます。
寺嶋 美穂 TERASHIMA Miho
担当クラス:通訳準備科
フランス生まれ。幼稚園から大学院までフランスで教育を受ける。2007年パリのINALCO (国立東洋言語文化研究大学) 日本語学科及び国際関係学士卒。パリ第三大学の通訳養成高等専門職課程 Ecole Supérieure d’Interprètes et de Traducteurs (ESIT) で通訳を学び、2012年に翻訳科修士卒。2017年より日仏会議通訳・翻訳業を始める。