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【お申込み受付中】8/20(日)~短期集中「日仏逐次通訳講座」@ZOOM
【教材公開中】7/29(土)~「Le Monde の経済記事精読」短期講座@ZOOM
<通訳・翻訳者養成講座@ZOOM>春学期 お申込み受付中!3/24(金)まで
【短期集中講座】第3回 リモート同時通訳ワークショップ
講座概要
・応募資格:仏検1級以上/通訳実務経験3年以上(兼業可)
・定員:10名
・受講料:27,500円(税込み)※入学金不要
【開講日程】2023年2月19日(日), 2月26日(日), 3月5日(日), 3月12日(日)
※全4回
【開講時間】10:00~12:00(2時間)
【授業形式】オンライン(ZOOM)
【申込方法】申込書にご記入の上、cours@apefdapf.org までお申し込みください。
APEF受講生の場合、申込書は不要です。
お問い合わせ
公益財団法人 フランス語教育振興協会 APEF青山フランス語プロフェショナルコ ース担当 〒102-0073東京都千代田区九段北1-8-1 九段101ビル6F TEL(直通):03-6268-9680 FAX:03-3239-3157 E-mail:cours@apefdapf.org |
【お申込み受付中】2/19(日)~リモート同時通訳ワークショップ(短期集中講座)
Le Mondeの経済記事精読@ZOOM短期集中講座
リンク
Le Mondeの経済記事精読
講師:小林 新樹 (プロフィールはこちら)
本講座では「和訳する際、原文の趣旨が明確に掴めれば分り易い日本語にできる」という考え方に立ち、『ル・モンド』紙の経済記事をできるだけ具体的に理解することを目指します。ZOOMを使用した、全4回のオンライン短期集中講座(入学金不要)です。
▶ 多くの文脈において industriel を産業的、social を社会的、santé を健康などと訳したのでは、趣旨を誤ります。詳しくは私のHPの項目を参照下さい: 「industriel, social, santé, numérisation」 ▶ また、最近扱った教材にこんな一節がありました: Sur Internet aussi, les Français s’en donnent à coeur joie : l’an dernier, ils ont dépensé 129 milliards d’euros, soit 15% de plus qu’en 2020. (ネット通販、動画配信サービスなどの消費額) Et nos sociétés ultraconnectées ne sont pas sans incidence sur le changement climatique : le numérique est responsable de 3,5% des émissions mondiales de gaz à effet de serre. 文脈から le numérique はインターネット利用を指していることが分かります。 ▶ 更に別の記事にこんな一文がありました: (TF1, M6 の合併話 p.3、第二パラグラフ) La télé est en voie de numérisation. フランスでも、15年以上前に地上波デジタル放送が始まっています。従って、この文が「テレビはデジタル化の途上にある」を意味していることはあり得ないのです。上にあるように le numérique がインターネット利用を指す例を考慮すると、正しくは次のように訳すべきと思われます: 「ネット接続可能なテレビが普及しつつある」 |
このように一文全体となるとなおさら、その具体的な趣旨を把握しなければ分りやすい訳は作れません。授業では、 Le Monde の経済記事を精読することにより、趣旨を具体的につかむ意義を実感してもらい、様々なテキストにあたった時に、趣旨が明確に掴めているのかどうか、自分で判断できるようになって頂きたいと考えています。
授業では順に数行ずつ訳して頂きます。オラルでの通訳を想定して、事前に準備した訳文を読み上げるのではなく、その場で訳してもらいます。 表面的な訳に感じられる場合は、具体的な意味を考えるよう促す、という形で、趣旨を明確に理解するお手伝いをします。必要に応じて、フランスの社会的文脈や経済の基本用語の解説もします。時間内で説明し切れないこともありますので、授業終了後に以下の点をメモとして配布します:
・より正確に趣旨を伝えるのに望ましい表現
・特定の語について、Petit Robert には何と書いてあるか
・経済用語や記事の背景に関する詳しい解説
● 過去に扱ったテーマ・教材一覧は こちら で覧いただけます。 | ||||||||||||||||||||
※ これまでの講座から(資料見本) |
講座概要
・対象レベル:仏検準1級以上/DELF B2以上 ・定員:15名・授業料:20,370円(税込み) ※入学金不要 ◆ 第14回 開講日程 【開講日程】2025年2月8日 (土) , 22日 (土) , 3月8日 (土) , 22日 (土) ※全4回 【開講時間】10:00~12:00(2時間) 【会場】オンライン(ZOOM) 【申込受付期間】11月1日 (金) ~ 2025年2月5日 (水) 【授業料納入期限】2025年2月7日 (金) ● 申込方法:下記申込書に必要事項をご記入のうえ、メール添付でお送りください。 |
お問い合わせ
公益財団法人 フランス語教育振興協会 APEF青山フランス語プロフェショナルコ ース担当 〒102-0073東京都千代田区九段北1-8-1 九段101ビル6F TEL(直通):03-6268-9680 FAX:03-3239-3157 E-mail:cours@apefdapf.org |
見学申込・受講登録
見学申込
見学用申込書(word)をダウンロードし必要事項をご記入の上、cours@apefdapf.orgまでメール添付でお送りください。折り返し授業URLおよび授業資料をお送りいたします。事前にメールまたはお電話にてご相談いただければ、可能な限りご対応いたします。
受講登録方法
[1] 前学期から継続受講の方は個別にご案内いたします。新規受講を希望される方は 2024年度秋学期 受講者募集のお知らせ をご覧ください。また、 短期集中講座の受講についてはこちら をご覧ください。
[2] お申し込み受付後、ご登録メールアドレスに確認のメールをお送りします。受講クラスや入学金・受講料のお支払い等についてご案内いたします。
[3] メールでのご案内にしたがって受講料を銀行振込にてお支払いください。お支払い期限は原則として初回開講日の10日前です。
< 振込先 > みずほ銀行 九段支店(店番号532) (普)1805436 (口座名義)公益財団法人 フランス語教育振興協会 教育口 |
[4] ご入金確認の後、開講5日前を目処に、受講票を発送いたします。
受講登録に関する注意事項
・いったん納入された入学金はご返金いたしかねます。
・休学をはさんで次年度以降に受講を再開する場合、あらためて入学金をお納めいただきます。
・受講料は所定の期日までに納入してください。入金が確認できない場合、申込が取り消しとなります。
・学期途中で退学される場合、残りの授業回数分の受講料は返金しますが、手数料として1万円を申し受けます。
個人情報の取扱について
入学テスト出願および受講にあたって申込書に記入された個人情報は、 APEFの個人情報保護方針 に準じて取り扱います。
お問い合わせ
公益財団法人 フランス語教育振興協会 APEF青山フランス語プロフェショナルコース担当 〒102-0073東京都千代田区九段北1-8-1 九段101ビル6F TEL(直通):03-6268-9680 FAX:03-3239-3157 E-mail: cours@apefdapf.org |
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APEF青山フランス語プロフェショナルコースのご案内
2024年度も「通訳者養成コース(本科)」は、青山学院大学の施設とオンラインシステムZoomを使用し、フレキシブルな授業形態を目指す「*ハイブリッド授業(ハイフレックス型授業)」の形式で開講します。「通訳者養成コース(準備科・基礎科)」「翻訳コース」についてはZoomによるオンライン授業のみの開講となります。
*ハイブリッド授業(ハイフレックス型授業)とは? 1つの授業を、対面方式とオンライン方式で同時に行う授業方法です。講師は対面で授業を行い、受講生は教室で授業に参加するか、リアルタイムで遠隔からオンライン授業に参加するかを選ぶことができます。教室で参加する方とオンラインで参加する方が、同じ授業を同じタイミングで受講し、相互にコミュニケーションが取れるシステムです。
フランス語は世界で30か国以上において公用語として認められており、話者の数は2億人を超えています。とりわけアフリカ諸国における顕著なフランス語使用状況からみて、高度なフランス語を使用することのできる日本人を養成することは、フランス語教育の振興だけでなく、フランス語文化圏との交流をさらに高いレベルで進めるうえで必要なことです。
公益財団法人フランス語教育振興協会(APEF)は、1981年の創設以来、実用フランス語技能検定試験(仏検)を実施し、受験者は95万人を超えています。そのうち仏検1級受験者は29,534名、合格者は2,935名、準1級受験者は43,680名、合格者は8,646名(2023年度まで)を数えています。この数字は10,000人を超える方がフランス語の実用技能においてきわめて高いレベルに達したことを示しています。APEFは、1級・準1級合格者がさらにその先のレベルを目指し、広くフランス語文化圏で活躍するためのフランス語のスキル獲得の機会を得るために、2018年4月より青山学院大学と協定を締結して、「APEF青山フランス語プロフェショナルコース」という教育事業を発足させました。
青山学院大学のご理解のもと、APEFが目指した高度なフランス語使用者養成の機会を確保することができました。経験豊かな講師陣と熱心な受講者そしてAPEFスタッフの共同作業の結果、これまで優れた実績を上げることができました。さらに、2021年4月からは青山学院大学文学部フランス文学科との協定に切換えて本コースを継続することが決まり、大学と大学院のカリキュラムとつながる新しい試みができるものと期待しています。
青山学院大学青山キャンパスは渋谷駅と表参道駅から近く、きわめて利便性の高い場所にあります。また、本コースの「通訳者養成コース」は、同大学の同時通訳者養成に対応した最新のシステムを備えて教室で行われます。このコースは、通訳者養成コース(準備科・基礎科・本科の3クラス)、翻訳コース(基礎科・本科の2クラス)からなり、フランス語を日本語に、日本語をフランス語に通訳あるいは翻訳する能力をプロフェショナルレベルに高めることを目的としています。そのために、現在フランス語会議通訳者として第一線で活躍している講師陣を招きました。
コースの概要と受講レベルのめやす
2コース5クラスと短期集中講座を開講します。開催日時や受講料などの詳細はこちら
通訳者養成コース<準備科> *オンライン授業 | ||||||||||||||||||||
レベルの めやす |
仏検2級・準1級/ DELF B1・B2 | 定員 | 15名 | 講師 |
菊地歌子、Eliane Cloose 寺嶋美穂 |
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本格的な通訳訓練を始める前の準備講座です。動画を使った通訳練習(仏→日)や、短文の翻訳練習(日→仏)を取り入れながら、関連する文法演習と派生する語彙の整理、聞き取り練習とフランス語らしい的確な表現力を養成し、通訳に必要な基礎を強化します。 | ||||||||||||||||||||
通訳者養成コース<基礎科> *オンライン授業 | ||||||||||||||||||||
レベルの めやす |
仏検準1級/ DELF B2以上 | 定員 | 15名 | 講師 | 三浦信孝、Catherine Ancelot 宇都宮彰子、小林新樹 | |||||||||||||||
通訳者養成コース<本科> *ハイブリッド授業8回、オンライン授業7回の予定 | ||||||||||||||||||||
レベルの めやす |
仏検1級/ DALF C1以上 | 定員 | 10名 | 講師 | 三浦信孝、Catherine Ancelot 宇都宮彰子、小林新樹 | |||||||||||||||
ニュースや講演などを素材に仏日と日仏の両方向で逐次通訳の訓練を行います。要約練習、ノートテーキングやサイトトランスレーション、ゲストスピーカーを招いてのライブ通訳訓練を含みます。基礎科はエスコート通訳レベルをめざし、本科は会議通訳者をめざします。 |
翻訳コース<基礎科> *オンライン授業 | ||||||||||||||||||||
レベルの めやす |
仏検2級/ DELF B1以上 | 定員 | 8名 | 講師 | 小野潮、Catherine Lemaitre | |||||||||||||||
翻訳コース<本科> *オンライン授業 | ||||||||||||||||||||
レベルの めやす |
仏検準1級/ DELF B2以上 | 定員 | 8名 | 講師 | 三浦信孝、Rodolphe Diot | |||||||||||||||
新聞・雑誌の記事などを素材に仏日と日仏の両方向で基礎的な翻訳技術の訓練を行い、本科ではさらに高度な翻訳技術を磨きます。毎週課題翻訳を提出してもらい、次回講師が添削し模範訳例をつけて返却します。翻訳には文法と語彙の知識だけでなく広い教養と専門知識、調査能力が必要です。 |
「Le Mondeの経済記事精読」 *オンライン授業 | ||||||||||||||||||||
レベルの めやす |
仏検準1級/ DELF B2以上 | 定員 | 15名 | 講師 | 小林新樹 | |||||||||||||||
精読により、仏語センテンスの趣旨を具体的につかむ意義を実感してもらい、自ら実践できるようになることをめざします。 |
講師紹介
主任講師 三浦 信孝 MIURA Nobutaka
担当クラス:通訳基礎科・本科/翻訳本科
1945年盛岡市生まれ、東京大学教養学科フランス科卒、同大学院仏文科博士課程満期退学、現在は中央大学名誉教授、日仏会館顧問。1970年代6年半のパリ大学留学時代にフランス語通訳を始め、帰国後は大学教師を本業としながらフランス語会議通訳の第一線で活躍。1980年から東京日仏学院でフランス語通訳の授業を担当、1990年から最近までサイマル・アカデミーでフランス語コース主任講師を務めた。 著書に『現代フランスを読む:共和国・多文化主義・クレオール』、編著に『日仏翻訳交流の過去と未来』など。フランス語論文多数。APEF青山フランス語プロフェショナルコースでは、通訳と翻訳の授業を担当する。通訳はoralからoral, 翻訳はécritからécritへの転換作業だが、両方を学ぶことで相乗効果が出ると信じている。
カトリーヌ・アンスロー ANCELOT Catherine
担当クラス:通訳基礎科・本科
1983年パリのINALCO(国立東洋言語文化研究大学)修士卒、東京在住30年、日仏会議通訳の第一線で活躍し、井上靖や遠藤周作、円地文子などの文芸翻訳も手がける。1998年丸谷才一『たった一人の反乱』の仏訳で野間文芸翻訳賞を、2015年芥川龍之介の短編集『馬の脚』の仏訳で小西財団の日仏文学翻訳賞を受賞した。1994年から外務省のキャリア外交官のためのフランス語通訳研修にて講師を担当、現在に至る。授業では日本のニュース解説やトピックスを取り上げフランス語に通訳する。フランス語の正確さと分かりやすさにこだわりながら、基本的な語彙、専門用語、時事問題の基礎知識を身に着けていくことに焦点を当てる。授業で扱うテーマに関して事前に授業案内でお知らせしたうえで関連の新聞記事やリンク等で予習をしてもらい、クラスで録音音声や受講生による日本語の発表を使いながら日本語からフランス語への通訳の訓練を行う。
小林 新樹 KOBAYASHI Shinju
担当クラス:通訳基礎科・本科/Le Mondeの経済記事精読
理学博士(数学)。第二外国語に選んだ仏語に強く惹かれ、某大学在職中に念願のフランス留学を果した際には、数学より仏語学習に没頭。不惑の年を以て通訳に転身し、改めてパリ第三大学に留学後、同時通訳者として活動(詳細は こちら )。仏語の発言を聞いた際、その趣旨が明確につかめれば分かり易い日本語にできます。しかし実際には、既知の単語が並んでいると何となく理解した気になり、具体的に何を言いたいのか把握しないまま訳してしまうことがあります。その時、訳文はメモした単語の訳語を組み合わせただけになり、聞き手の頭にすんなり入るものとは言えなくなります。授業では、 Le Monde 紙の経済記事を精読し、「趣旨を具体的に把握する」とはどういうことか、実例によって体験していただきます。それをヒントに、日頃の学習でも具体的な趣旨を把握するよう心掛け、聞き手に分かり易い訳をアウトプットできる通訳になってください。
宇都宮 彰子 UTSUNOMIYA Akiko
担当クラス:通訳基礎科・本科
サイマル・アカデミー フランス語コース受講をきっかけに通訳への関心が高まりパリに留学。パリ政治学院Certificat d’Etudes Politiques取得後、パリ第三大学の通訳翻訳高等学院Ecole Supérieure d’Interprètes et de Traducteurs (ESIT) で学ぶ。1999年同校卒業と同時に通訳業に従事し、フランス語会議通訳の第一線で活躍。大学等で通訳教育にも携わる。本コースでは、主にフランス語から日本語への通訳演習を担当。的確な要点把握と迅速で簡潔明瞭な訳出を目指し、そのために必要なプロセス解説と実践練習を行う。フランス語の聴解と並んで重要となる日本語の語彙や表現力強化にも取り組みたい。本科では、同時通訳練習も取り入れる。
菊地 歌子 KIKUCHI Utako
担当クラス:通訳準備科
1974年朝日新聞主催フランス語弁論大会で優勝し、1975年からモンペリエ大学で教師養成コース及び学部、ストラスブール大学で修士課程まで、4年間留学。帰国後、1986年にストラスブール大学で音声学の博士号を取得。同時期にフランス語通訳業を始め、日仏会議通訳の第一線で活躍を続けている。フランス語教育では、2009年4月から2016年3月まで関西大学外国語学部教授。現在、同名誉教授。アテネ・フランセ講師として、初級の基本から上級の通訳・翻訳および教授法を担当している。授業では、ある程度長い期間話題になりそうなテーマを中心に、文字資料で構文把握の確認、語彙や背景知識を準備する。次に同じテーマで、France 2 のニュースを日本語に訳す練習をする。この過程ではメモの取り方を練習しながら、特に文脈に合った語彙の選択や日本語の明瞭さなどに注意して訳す。並行して、基本的な表現を素早く正しく日仏双方向で訳す練習や、間違いやすいフランス語の表現や基本動詞の使いかたなどの確認をする。
永見 文雄 NAGAMI Fumio
担当クラス:翻訳本科
1947年生まれ。東京大学教養学科卒、同仏文大学院博士課程中退。フランス政府給費留学。東京大学文学部助手などを経て、1990年4月から2018年3月まで中央大学文学部教授。現在、同名誉教授。2006年4月から2年間パリ国際大学都市日本館館長。 専門は18世紀フランス文学・思想史。著書に『ジャン=ジャック・ルソー-自己充足の哲学』、『菩提樹の香り-パリ日本館の15カ月』ほか、共編著に『ルソーと近代』、訳書にJ=J・ルソー『ポーランド統治論』、同『フランキエール氏への手紙』を初め、シャップ、プレヴォー、リュスタン・ド・サンジョリ、テラソン、コワイエほか、共訳書にP・ゲイ『自由の科学』、J・ドリュモー『恐怖心の歴史』、B・ベルナルディ『ジャン=ジャック・ルソーの政治哲学』。
小野 潮 ONO Ushio
1955年生まれ。東北大学仏文学専攻卒、東北大学大学院仏文専攻博士課程満期退学。石巻専修大学、北海道大学助教授を経て1999年より中央大学文学部教授。NHKまいにちフランス語講師(2009~2011年)。パリ国際大学都市日本館館長(2015~2017年)を務める。専門はフランス文学、とくにスタンダール。著書に『知っておきたいフランス文学』(明治書院)、『対訳《赤と黒》』(白水社)など。訳書にトドロフ『善のはかなさ』『屈服しない人々』(新評論)、『越境者の思想』『バンジャマン・コンスタン』『異郷に生きる者』『文学が脅かされている』(法政大学出版局)、ドリュモー『地上の楽園』『千年の幸福』(共訳、新評論)、マルク・フェロー『戦争を指導した七人の男たち』など多数。授業では翻訳基礎科を担当し、多彩な文章を読み解いていきます。とくに多様な用法を持った言葉をどのように区別しながら文章を読み進めるかに力点を置いて、解説を進めていきます。
エリアーヌ・クローズ CLOOSE Eliane
Née à Paris, titulaire d’un master de Français Langue Étrangère et de gestion. Professeur de français au Japon dans plusieurs universités depuis 1989, spécialiste des affaires, en charge de cours de traduction depuis 1996, et jury d’examen de Delf et Dalf. Auteure du Français du Monde du travail, manuel de français des affaires. Mon enseignement repose sur les techniques d’écoute du français (phonétique), et la coordination de tous les outils (l’écoute, les connaissances grammaticales, le vocabulaire mais aussi la logique et l’imagination) pour pouvoir réussir à comprendre même ce qu’on n’a pas appris !
カトリーヌ・ルメートル LEMAITRE Catherine
Au Japon depuis une vingtaine d’années, Catherine Lemaître est éditrice, traductrice et enseignante de FLE. Elle a traduit plusieurs livres sur la culture japonaise en français dont 「和食宝典」(Le grand livre de la cuisine japonaise, Ed. du Chêne et 「日本の庭と盆栽」(Jardins et bonzaïs japonais, Ed. de Paris). Elle est également l’auteur de「教室の中のアート」(Art en cours, 集英社・日仏学院) et de Japon (Ed. du Chêne, coll. Grands Voyageurs). Elle enseigne l’art de traduire depuis 2009 ans. Sa devise est “Traduire c’est écrire.”
ロドルフ・ディオ DIOT Rodolphe
担当クラス:翻訳本科
2016年、日本語の1級教員資格(アグレガシオン)を取得後、日本における書写・書道教育に関する研究論文を母校のパリ国立東洋言語文化研究所(INALCO)に提出し、博士号を取得。 また、お茶の水女子大学や立教大学を始めとして、20年以上大学のフランス語教育に従事しています。 翻訳歴も長く、これまで手がけた文章は岡倉天心や辻井喬のエッセイからアイヌ民謡などまで多岐にわたっており、目下、辺見じゅんの『収容所(ラーゲリ)から来た遺書』のフランス語訳に取組中です。 授業ではニュース記事を中心に和文仏訳の練習を重ねていきます。
寺嶋 美穂 TERASHIMA Miho
フランス生まれ。幼稚園から大学院までフランスで教育を受ける。2007年パリのINALCO (国立東洋言語文化研究大学) 日本語学科及び国際関係学士卒。パリ第三大学の通訳養成高等専門職課程 Ecole Supérieure d’Interprètes et de Traducteurs (ESIT) で通訳を学び、2012年に翻訳科修士卒。2017年より日仏会議通訳・翻訳業を始める。
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