2021年度秋季試験の開催について

公益財団法人フランス語教育振興協会では、昨季に引き続き新型コロナウイルス感染症への防止対策をとったうえで、2021年度試験の開催を準備しています。このページでは2021年度秋季試験の開催に関する情報を随時更新してお伝えします。(8月2日初掲、11月10日更新)

 試験日程と出願受付期間について(8/2初掲、9/14更新)

■ 試験日程:1次試験 11月21日(日)2次試験 2022年1月23日(日)
■ 出願期間:9月15日(水)~[願書郵送]10月20日(水)
              [インターネット]10月27日(水)

※受験地の調整のため、出願受付開始を例年より2週間遅らせています。
※当ホームページの請求フォームからお申し込みいただいた方には受験要項・願書を無料でお届けします。なお、ご請求の折には9月8日付新着情報の「お詫びと訂正」もあわせてご確認ください。
※要項・願書に印刷された感染対策や受験地に関する情報は今後変更される可能性があります。最新の情報を当ホームページにて随時ご確認ください。

新型コロナウイルス感染症対策について(8/2初掲、12/1更新)

仏検開催にあたっての感染症防止対策と来場される全ての方へのお願いを下記リンク先にてお知らせしています。受験される方は出願の前に必ず内容をご確認いただき、同意のうえご出願ください。なお、今後の状況によっては内容を更新する可能性もございますことをご了承ください。

「お願い」に記載された「ヘルスチェックシート」は、受験票の裏面に印刷されています。受験票が未着の方や、受験者にやむを得ず同伴される方は、下記のPDFファイルを印刷し、お名前をご記入ください。試験当日、来場前にヘルスチェックを行い、ご来場が可能な場合はチェックシートを会場にご持参ください。

pdf ヘルスチェックシート(12/1掲載・秋季2次試験向け)(pdfファイル)

 国内会場の開催が中止された場合の対応について(8/2初掲、9/14更新)

日本国内で感染拡大の状況によって国や自治体、あるいは実施予定会場からの要請等が発出された場合には、一部もしくは全ての会場での開催中止を余儀なくされる可能性もございます。開催を中止した場合、出願された方には、返金ではなく次季試験への振り替えをご提案させていただく予定です。ご出願にあたってはこの点についてもご承知おきくださいますようお願い申し上げます。

 国内会場での受験地と試験会場について(9/14初掲、11月10日更新)

受験地と試験会場は当ホームページ「  受験地/実施級・試験会場  」で随時お知らせいたします。
 【開催決定】草加(受験地コード111)、西宮(受験地コード282)
 【今季不開催】秋田、横浜、奈良、パリ
会場名は可能な範囲で公開させていただいておりますが、各会場へのお問い合わせは絶対にご遠慮ください

◆ 1次試験 松江会場で4級を受験される方へ(11/10追記)
秋季1次試験松江会場は、4級のみ実施会場を「くにびきメッセ(島根県立産業交流会館)」に変更いたします。4級に出願された方には受験票と同封でご案内の書面をお送りしていますのでご確認ください。なお、4級以外の級はすべて予定どおり「松江テルサ」で実施いたします。

◆ 1次試験 沖縄会場で受験される全ての方へ(11/10追記)
沖縄会場の沖縄国際大学では独自の感染対策を取られています。くわしくはこちらをご覧ください。

 2次面接試験のオンラインでの実施について(9/14初掲)

仏検実行委員会では、2021年度秋季試験の特例として、以下に該当する方を対象に、Zoomによるオンラインでの面接試験(準1級・2級・準2級)を提供することを検討しています。実施の可否は個別に検討のうえお知らせしますので、ご希望の方は 出願の前に 仏検事務局までメールでご相談ください。なお、 ご相談の受付期間は9月15日(水)から10月14日(木)までの1ヶ月間 とし、それ以降はご対応いたしかねます。

(1) 2次試験実施日に日本国外に居住する(かつそのことを書面で証明できる)1次試験免除の有資格者もしくは1次試験合格後の2次試験オンライン受験希望者で、以下の条件のすべてを満たす方。

 ・仏検事務局が指定する試験実施日時(事前に告知した本試験日から変更される場合があります)に、身分証の提示による受験者の本人確認ができること
・適正な環境でオンライン面接試験が受けられるカメラ・マイクを備えたパソコン・タブレット等の機器(スマートフォンを除く)と、安定した通信環境を準備できること

(2) 日本国内に居住し、1次試験免除の有資格者もしくは1次試験合格後の2次試験オンライン受験希望者で、以下の条件のすべてを満たす方。

・居住する県で受験を希望する級の2次試験が開催されていないこと
・所属する企業・機関・大学・学校が県外への移動を禁じており、そのことを証明するものを出願時に提出できること
・仏検事務局が指定する試験実施日時(事前に告知した本試験日から変更される場合があります)に、身分証の提示による本人確認ができること
・適正な環境でオンライン面接試験が受けられるカメラ・マイクを備えたパソコン・タブレット等の機器(スマートフォンを除く)と、安定した通信環境を準備できること

 1次試験免除について(8/2初掲)

以下に該当する方は、2021年度秋季試験に1次試験免除でご出願いただけます。

 【準1級】
・2019年度秋季試験の1次試験に合格後、2次試験が不合格または2次試験を欠席し、2020年度秋季に出願されなかった方
・2020年度秋季で準1級の1次試験に合格後、2次試験が不合格または2次試験を欠席された方

【2級・準2級】
・2021年度春季で2級・準2級の1次試験に合格後、2次試験が不合格または2次試験を欠席された方

1次試験免除に必要な情報を紛失された方は仏検事務局までお問い合わせください。

 パリ会場の開催中止について(8/2初掲)

新型コロナウイルス感染症拡大の影響が続くなか、パリでの試験開催は実施およびその準備を安定的に行うことは依然として困難であると考えざるを得ません。誠に遺憾ながら パリ会場は2021年度秋季も開催を中止いたします 。どうかご理解を賜りますようお願い申し上げます。なお、2022年度パリ会場の開催有無については2022年2月末頃に決定し次第お知らせいたします。

2021年度 年末年始の休業期間についてのお知らせ

公益財団法人フランス語教育振興協会は、2021年12月28日(火)より新年1月4日(火)までを休業期間とさせていただきます。

仏検・翻訳・教育の各業務についてのご依頼・お問い合わせは1月5日(水)以降のご対応となりますことを予めご了承ください。

ご不便・ご迷惑をおかけいたしますが、何卒ご理解を賜りますようお願い申し上げます。

「仏検」存続のためのご寄付について:経過のご報告

注目

このページでは、お寄せいただいたご寄付金についてのご報告を随時更新いたします(初掲2020年6月25日)。

コロナ禍での外国語検定試験の状況、仏検のご寄付のお願いについて、以下のメディアで取り上げていただきました。
■ 日本経済新聞電子版「 英語除く外国語検定 存続の危機 コロナで中止 」(紙面掲載:2020年8月28日朝刊社会2面)
■ 朝日新聞デジタル「 英仏独西伊中…外国語検定に存続の危機 コロナ直撃、収入ゼロの団体も 」(紙面掲載:2020年9月9日夕刊1面 ※ 紙面掲載記事
■ 東京新聞特報web「 相次ぐ外国語検定試験の中止、収入減り実施団体運営に影響 」(紙面掲載:2020年9月17日朝刊特報面 ※ 紙面掲載記事

ご寄付金 受入状況(2021年11月18日現在)

2020年6月4日に開始した寄付金制度は、2021年11月18日までの間に1,359件のご寄付のお申し込みをいただき、総額21,934,770円となりました。皆さまのご厚志に心より御礼申し上げますとともに、ご賛同者の中から公開にご同意くださった方々のお名前を以下に記載いたします。

2020年度春季試験中止による減収の影響のもと、遺憾ながら組織の財政基盤は脆弱な状態にあると言わざるを得ません。皆さまからのご寄付は、APEFの基礎体力を維持し、感染防止対策をともなう新たな試験運営を始めとした仏検の円滑な実施に向け貴重な財源として活用させていただきます。引き続き多くの方のご賛同をお寄せいただけますようお願い申し上げます。

【事務局より】ご寄付をいただきながらお名前やご連絡先が不明のため受領書をお送りできない方がいらっしゃいます。恐れ入りますが銀行振込・郵便振替にてご入金のお手続きをされる前に、お申込みフォームへのご記入または寄付申込書のご記入ご送信をお願いいたします。なお、ご芳名の公開についてご希望のご変更やお気づきの点がありましたら仏検事務局までご連絡ください。

(2021年1月11日追記) 2020年内にご寄付を賜り、郵便でのお受け取りを希望された皆さまには、2021年1月6日までに全ての受領書の投函を完了しております。お手元に届いていらっしゃらない場合は、恐れ入りますがメールにて仏検事務局までお問い合わせくださいませ。

ご賛同企業・法人

順不同・敬称略

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ご賛同団体・グループ

敬称略

愛知県立大学 フランス語圏専攻 教員一同 
青山学院大学フランス文学科同窓会 
アリアンス・フランセーズ徳島 
今治国際交流フランス語クラス同志(代表:長野 誠) 
今治フランス語研究会有志(堂角颯、澤田ひかる、飯田亮子、村上千波 他) 
学習院大学仏文科同窓会 
学習院大学文学部フランス語圏文化学科 
関西フランス語教育研究会(RPK) 
学校法人 暁星国際学園 フランス語科 
共立女子大学文芸学部 
島根県日仏友好協会(会長 太田良親) 
杉野服飾大学フランス語研究会  
成城大学仏検実行委員会 
大東文化大学 フランス語教員一同 
中央大学仏語仏文学研究会 
中高フランス語教育連絡協議会 
獨協大学 外国語学部 フランス語学科  
長崎日仏協会 
名古屋大学フランス語小部会有志 
名古屋外国語大学フランス語学科 
南山大学 外国語学部 フランス学科有志 
日本大学国際関係学部フランス語教員一同 
仏検寄付箱プロジェクト (ルリユール書店、カフェ・ア・ターブル、ブックカフェNautilus) 
フランス語教室パレコール有志(小川賀子、高橋彌生 他) 
松山大学フランス語担当教員一同 
三重日仏協会 
明治大学フランス語教員有志 
立教大学仏文・仏語教室(石川文也、小倉和子、桑瀬章二郎、坂本浩也、澤田直、菅谷憲興、関未玲、中川理、横山安由美) 

ご賛同者(個人)

敬称略

阿尾 安泰 
青木 香子 
青木 泰司 
青山 万里子 
赤澤 岳人 
我妻 めぐみ 
赤松 輝美 
秋富 陽子 
秋吉 恒一郎 
浅井 淳子 
淺井 直子 
浅野 仁志 
朝比奈 美知子 
浅見 子緒 
足立 和彦 
足立 純子 
阿南 婦美代 
阿部 いそみ 
阿部 宏 
天野 利枝子 
荒井 園絵 
The Institute of Energy Economics, Japan 新井 康秀 
荒川 久美子 
荒川 剛 
京都外国語大学フランス語学科 ARIES Laura  
有賀 公紀 
有田 豊 
有馬 麻理亜 
安齋 有紀 
安藤 智子 
安藤 博文 
安藤 麻貴 
飯井 卓也 
飯田 淳子 
飯田 年穗 
飯野 俊雄 
五十嵐 圭輔 
伊川 徹 
伊木 明日香 
生島 佐緒理 
池田 笑子 
池田 祥英 
池村 俊郎 
石井 さおり 
石川 学 
石川 美子 
石崎 晴己 
石田 優加子 
石津 貴之 
石塚 彩子 
石野 利和 
石丸 久美子 
石丸 住雄 
石盛 哲也 
泉 邦寿 
泉谷 和哉 
磯野 慶一 
井田 尚 
株式会社 駿河台出版社 代表取締役社長 井田 洋二 
板倉  聖子 
板谷 行生 
市川 久美子 
市川 雅己 
一條 由紀 
井手 あかね 
井出 信行 
出野 由美子 
伊藤 大地 
伊藤 健宏 
伊藤 正人 
伊藤 元美 
伊藤 洋子 
稲塚 広美 
稲葉 延子 
稲葉 二葉 
井上 彰人 
井上 櫻子 
井上 直子 
井上 靖乃 
伊波 明香 
株式会社プリモ 代表取締役 今井 浩司 
今西 峰彦 
今場 文絵 
今橋 映子 
井村 千瑞 
岩崎 和彦 
岩田 和子 
岩根 久 
岩村 和泉 
岩本 和子 
岩本 渉 
植木 達彦 
沖縄国際大学 上江洲 律子 
上田 亜津美 
上田 直春 
S.WEDGE 
植野 彰文 
上野 大介 
上野 名保子 
牛山 嘉一郎 
後 勝之 
内田 智秀 
内田 弘保 
宇都宮 彰子 
内海 敏子 
宇都 広樹 
卯野 真也 
宇野 亨 
梅井 祥子 
梅田 正隆 
梅本 純子 
江口 修 
海老根 圭子 
海老根 龍介 
江見 東母子 
遠藤 享 
遠藤 弘道 
遠藤 文彦 
株式会社 白水社 代表取締役 及川 直志 
大井 真澄 
名古屋外国語大学 大岩 昌子 
大内 本夫 
大内  桃奈 
大川 俊子 
大木 直美 
大木 充 
大久保 政憲 
大熊 陽子 
大倉 慶子 
日仏文化協会 大河内 京子 
大関 麻由美 
太田 明彦 
太田 晋介 
太田 信之 
大西 さがみ 
大西 祐子 
大軒 公子 
Daily Metal Language School 大森 茂樹 
岡崎 まり子 
岡田 哲治 
緒方 沙羅 
岡田 祥平 
尾形 園子 
緒方 洋一 
岡見 さえ 
岡村 信男 
岡本 典子 
小川 朋男 
小川 政考 
小木曽 裕子 
小倉 康寛 
名古屋大学 小栗栖 等 
尾崎 直子 
小田 忠夫 
越智 三起子 
小野木 千花子 
小原 裕美 
小原 百合子 
折方 のぞみ 
甲斐 基文 
貝嶋 正信 
戒田 格 
各務 奈緒子 
柿崎 有美 
柿沼 宏和 
鹿島 幹男 
梶山 幸 
柏木 隆雄 
金沢大学 粕谷 祐己 
片岡 ゆかり 
片山 佐依里 
勝本 修三 
加藤 薫 
加藤 伸吾 
加藤 晴久 
加藤 靖恵 
加藤 義清 
門田 眞知子 
角谷 星那 
角谷 直哉 
金枝 寿朗 
金澤 和春 
金清 浩明 
金子 亮二 
加納 光 
Gaboriaud Marie 
上村 純子 
神谷 哲子 
亀岡 史恵 
香山 敦 
香山 伸一 
Garrabet Christophe 
カレンス 法子 
Callens Philippe 
川合 髙信 
川勝 直子 
川崎 冬樹 
川崎 雅美 
川﨑 幸生 
川崎 幸生 
川﨑 連 
川西 由記 
河野 敦子 
河野 律子 
川畑 和枝 
菅家 千珠 
神田 大吾 
神場 かおる 
菊池 勝二 
菊池 慶子 
菊地 大翔 
菊地 昌子 
喜多 勇 
木田 宏 
木田 優也 
北垣 徹 
Otasuké Paris 代表取締役 北澤知也 
北代 柚花 
北原 ルミ 
北村 和哉 
北村 卓 
北山 研二 
Mark Kininmonth 
木下 翔 
木村 敦子 
木村 仁志 
木村 裕子 
清川 晴美 
清田 彩子 
清田 智代 
桐原 美紀 
久後 貴行 
鯨井 佑士 
楠田 倫子 
工藤 貴子 
國枝 孝弘 
久野 美子 
久保 昭博 
久保 今日子 
久保 結子 
久保田 静香 
窪田 由夏子 
La petite cuisine NounourS 熊田 直子 
熊野 真規子 
栗原 知誉 
栗山 淳史 
栗山 一郎 
黒澤 洋子 
桑原 三郎 
桑原 隆行 
軍司 泰史 
小池 陽香 
小池 ふみ 
小池 美穂 
古石 篤子 
小石 悟 
小礒 冴ゆ子 
小出 晶大 
五位野 政彦 
合田 陽祐 
河野 利明 
河野 美奈子 
郷原 佳以 
高馬 京子 
甲和 孝子 
肥沼 光彦 
國分 功一郎 
小坂 義夫 
小関 武史 
小谷 優仁 
後藤 祐司 
後藤 幸夫 
後藤 もえ 
小西 恵 
小林 和成 
小林 勝也 
小林 公雄 
小林 拓也 
小林 文生 
小林 正利 
小林 真梨子 
小林 道紀 
小林 陽子 
お茶の水女子大学 小松 祐子 
小松 淳 
小松 智子 
小松 宏年 
五味田 泰 
小室 廉太 
近藤 祐 
近藤 野里 
斉戸 英美子 
齋藤 清一 
齊藤 哲也 
学校法人カリタス学園 理事長 齋藤 哲郎 
齋藤 徳之 
齋藤 太 
才藤 莉紗子 
佐伯 祐史 
酒井 智宏 
酒井 律子 
榊原 知樹 
坂口 幾世 
酒徳 邦彦 
坂野 春奈 
坂原 三郎 
阪村 圭英子 
坂本 尚志 
酒本 將稔 
佐久間 和男 
佐久間 玄任 
カリタス女子中学高等学校 フランス語科 櫻木 千尋 
佐々木 紀 
佐々木 ゆか 
佐々木 理恵 
笹野 勝正 
笹本 孝 
笹本 裕史 
佐瀬 洋一郎 
佐藤 彰 
外国語会話学校エスパス 佐藤 公彦 
佐藤 久仁子 
佐藤 吾郎 
佐藤 大輔 
佐藤 隆司 
佐藤 信彦 
佐藤 英俊 
佐藤  摩旺 
佐藤 正宏 
佐野 敦至 
澤田 肇 
鴫原 由起子 
篠原 富美子 
篠原 学 
柴田 まり子 
柴野 宣子 
嶋谷 園加 
島袋 忠雄 
島村 理絵 
島本 健 
清水 学 
志水 恭子 
le Ciel フランス語教室 志水 じゅん 
清水 隆 
清水 弘昭 
清水 康子 
志村 響 
下地 和也 
下島 洋子 
下舘 洋美 
下総 夕可里 
下村 武 
下村 達郎 
Maurice JACQUET 
正田 靖子 
白石 敬晶 
白石 奈々代 
白石 裕之 
城井 正憲 
新宅 茜 
吹田 映子 
菅沼 浩子 
菅野 千枝子 
杉 泉 
杉本 和繁 
杉本 真奈美 
杉山 恵理 
杉山 香織 
勝呂 明弘 
鈴木 敦子 
鈴木 一宏 
鈴木 久美子 
山浦・鈴木法律事務所 弁護士 鈴木 謙太 
鈴木 太一郎 
鈴木 隆芳 
鈴木 球子 
鈴木 千夏子 
鈴木 典子 
鈴木 真紗子 
鈴木 典子 
鈴木 美登里 
鈴木 美代子 
鈴木 義孝 
日仏文化協会 鈴木(石澤) 真由美 
鈴木 瑞穂 
須藤 健太郎 
須藤 佳子 
清野 修 
芹川 青甫 
太期 治美 
大善 哲郎 
株式会社 旺文社 代表取締役社長 生駒 大壱 
高岡 優希 
高垣 由美 
高津 章人 
高橋 愛 
高橋 哲 
高橋 梓 
高橋 純 
高橋 直子 
高橋 博 
高橋 美穂子 
高橋 佑太郎 
髙橋 由加利 
髙橋 洋一 
高松 広明 
田上 真司 
エフィ・フランス語教室 代表 高邑 香子 
田口 亜紀 
田口 卓臣 
田口 雅崇 
竹内 恵美 
武隈 雅代 
竹崎 浩司 
竹田 淳彦 
武田 郁美 
在日フランス大使館 アンスティチュ・フランセ日本 竹田 恭子 
武田 庄次 
青山学院大学 武田 智恵子 
武田 春彦 
武田 裕紀 
竹中 のぞみ 
武末 祐子 
竹本 研史 
竹本 百代 
田島 義士 
田代 順子 
橘木 芳徳 
伊達 聖伸 
舘 葉月 
田中 晶江 
田中 綾乃 
田中 紳介 
田中 千里 
田中 英也 
獨協大学 田中  善英 
田中 自子 
田中 礼子 
棚瀬 あずさ 
田邉 めぐみ 
田辺 めぐみ 
谷 明美 
谷内 典子 
谷川原 宇子 
谷口 美恵 
谷口 萌子 
谷澤 佳彦 
田上 慶一 
太原 孝英 
玉城  義仁 
田村 勇樹 
近田 直子 
知念 翼 
千葉 紗江 
千葉 良雅 
中條 健志 
塚島 真実 
錦明印刷株式会社 代表取締役社長 塚田 司郎 
塚田 みゆ紀 
辻村 邦康 
土屋 元 
恒任 麻里 
椿原 誉樹 
デービス 洋子 
豊島 秀宏 
寺岡 誠治 
寺岡 正博 
寺田 元一 
寺本 瑞照 
寺本 成彦 
跡見学園女子大学 寺本 敬子 
寺山 健太郎 
土井 英里 
土居 守 
HELENE DE GROOTE 
Sylvain DETEY 
遠矢 さくら 
戸島 仁嗣 
富田 今日子 
富田 将之 
冨野 一郎 
戸村 治美 
巴山 未麗 
外山 朋子 
豊嶋 康二 
鳥山 定嗣 
内藤 真奈 
内藤 義博 
猶崎 光 
永井 敦子 
長井 伸仁 
永井 舞 
Akiko Nagaishi 
中尾 栄一 
長岡 一郎 
永澤 泰宜 
中島 和美 
中島 太郎 
中島 万紀子 
中嶋 裕 
中田 修 
愛知県立大学 中田 晋自 
中田 浩司 
中谷 晶子 
長妻 靖子 
長沼 圭一 
長沼 守俊 
中野 英治 
中野 茂 
仲野 由利子 
中堀 浩和 
中松 芳樹 
中村 聡 
中村 督 
中村 典子 
中村 真吏雄 
中村 充 
中村 翠 
中村 めぐみ 
中村 康広 
永山 敦司 
中山 恭子 
中山 智子 
中山 弘子 
名倉 紀子 
那須田 有里 
鍋島 祐希 
南條 かおる 
西 智史 
西岡 直哉 
西澤 賢記 
西澤 宗英 
西田 尚輝 
西部 由里子 
西村 晶絵 
西村 亜子 
武蔵大学 西村 淳子 
西村 靖敬 
西村 令央 
西山 雄二 
二宮 基陽 
丹羽 晴香 
奴久妻 駿介 
根城 貴久 
根津 綾子 
野池 宏美 
納富 直樹 
野上 啓子 
野澤 俊恵 
野島 浩一郎 
野村 祥子 
野村 敬 
野呂 康 
博多 一恭 
萩原 正和 
箱石 典子 
箱田 優子 
橋野 勇一 
橋本 悦子 
橋本 享子 
橋本 守 
橋本 由紀子 
橋元 容子 
長谷川 晶子 
長谷川 洋 
支倉 崇晴 
支倉 寿子 
秦 信男 
畠山 香奈 
畠山 清子 
服部 悦子 
日仏文化協会 花井 喜則 
花岡 淳子 
馬場 康友 
浜田 直樹 
濱田 充 
浜田 守彦 
浜辺 友里 
浜松区在住・匿名 
早坂 新弥 
林 昭子 
林 貴美 
林 伸一郎 
林 千鶴雄 
林 千宏 
林 美由樹 
林田 愛 
林原 麻里 
原 庄助 
原 大地 
原口 富明 
原口 真麻 
原田 佳代子 
原野 昇 
服巻 智成 
桧垣 政司 
東野 美穂 
樋口 仁子 
久野 美子 
久松 健一 
日根 香菜恵 
日比野 雅彦 
姫田 十二 
平岡 希実久 
平岡 高 
平賀 裕貴 
平塚 徹 
平野 和彦 
廣瀬 志津子 
深井 えり子 
深井 陽介 
福井 由美 
福岡 洋 
福嶋 裕子 
福田 美紀子 
福原 恵 
福間 善孝 
福本 直之 
福山 孝子 
藤井 喜代美 
有限会社 第三書房代表取締役社長 藤井 嘉明 
藤岡 幸男 
藤田 尚志 
藤田 育功 
藤田 義孝 
藤貫 亮 
藤原 真美 
舟江  利博 
BRANCOURT Vincent 
古川 知子 
古田 哲治 
古谷 英之 
古山 尚 
Institut français du Japon-Tokyo FRENEHARD Gaëlle 
不破 一起 
逸見 クロエ・龍生 
Beauvieux Marie-Noëlle 
名古屋大学 Nicolas BAUMERT 
星埜 守之 
細野 修一 
堀田 隆 
堀 敬枝 
堀内 陽 
堀﨑 佳子 
前川 義明 
株式会社三修社 代表取締役 前田 俊秀 
前之園 望 
牧 真一郎 
眞喜志 樹 
牧野 将史 
正木 祐輔 
増尾 直子 
増尾 弘美 
増茂 和男 
増田 ユリ子 
益山法律事務所 弁護士 益山 直樹 
間瀬 幸江 
松浦 晃一郎 
松尾 剛 
松尾 宏 
松尾 隆一 
マッカラム 崇代 
松倉 晃子 
松澤 陽菜 
松下 眞紀子 
松下 泰 
松波 真由美 
松村 博史 
松本 卓也 
学校法人アテネ・フランセ 理事長 松本のゑみ 
松本 吉見 
丸山 有美 
三浦 貴顕 
三浦 信孝 
三浦 洋一 
三木原 浩史 
MICHELIN Franck 
瑞島 永添 
水島 祐介 
水田 真紀 
水野 いずみ 
溝上 将也 
溝口 ひろ子 
御園 敬介 
三谷 侑希奈 
三ツ堀 広一郎 
緑 嵩弘 
緑川 定男 
宮川 朗子 
弁護士 宮城 知佳 
宮崎 隆 
宮崎 敏明 
宮崎 はるな 
宮里 厚子 
フランス語教室グランゼトワール 宮沢 美穂 
宮本 順一郎 
向田 民人 
村上 明義 
室井 研一 
室田 尚輝 
毛利 美千代 
毛利 友紀 
茂木 涼 
望月 一雄 
望月 ゆか 
森 髙志 
森 祐子 
森田 夏奈 
森田 秀二 
森田 真司 
森田 昌子 
森田 美里 
森田 由美子 
学校法人 京都外国語大学 理事長 森田 嘉一 
Morel Cécile 
諸井 朋子 
諸橋 真季 
門間 広明 
八木橋 美幸 
矢熊 千代子 
株式会社ボンサマ 代表取締役 安居 夏生  
安田 珠幾 
八尋 百子 
八岡 裕子 
柳 侑里 
柳沢 文昭 
柳田 美保子 
山内 洋輔 
山川 清太郎 
山口 敦 
山口 玲菜 
株式会社スパーズ 山崎 薫 
山崎 輝行 
山崎 吉朗 
山﨑 里加 
山下 奈緒子 
山上 浩嗣 
山田 修 
山田 惠子 
朝日出版社 取締役待遇 山田 敏之 
フランス語教室*leCours* 山原 ミカ 
山本 昭彦 
山本 妙子 
山本 朋子 
エスパス・エクラタン 山本 ひとみ 
湯沢 英彦 
横田 千穂 
横地 卓哉 
横山 真由美 
横山 ゆりな 
吉井 啓子 
吉井 洋子 
吉岡 麻里子 
吉川 一義 
吉澤 由美子 
吉田 正明 
吉田 裕一 
吉村 麻衣子 
Liu Jia 
六鹿 豊 
若杉 美奈 
若林 広行 
鷲頭 弘子 
和田 章男 
和田 ゆりえ 
渡辺 貴規子 
渡部 大二朗 
渡辺 典子 
渡邉 ユカリ 
渡部 亮 
渡貫 有紀 
綿引 千恵 

1次試験当日の緊急連絡先について

11月21日の仏検1次試験当日の緊急連絡先を下記のとおり開設いたします。


【1次試験当日のお問い合わせ】仏検受付センター

TEL:03-5778-4073 
受付時間:11月21日(日)9:00~16:00


・受験票が未着または紛失された方はヘルスチェックシートをこちらからダウンロードしてください。
試験を欠席される場合、事前連絡は不要です。なお、欠席された方への結果通知の発行は行いません。
感染対策の一貫として今季も試験終了後の正解例の配付は行いません。正解例は試験当日11月21日(日)の20:00過ぎに当ホームページにて公開予定です。

仏検秋季1次試験 沖縄会場での感染対策について

2021年度秋季仏検1次試験沖縄会場は、受験票でお知らせのとおり 沖縄国際大学 13号館 にて開催いたします。
試験開催にあたっての当協会の新型コロナウイルス感染症対策は当ホームページでご案内していますが、沖縄会場として当協会が施設を借用する沖縄国際大学では、独自の感染対策を取られています。積極的なPCR検査・抗体検査の受検または2回のワクチン接種にご協力をお願いいたします。

なお、沖縄国際大学の新型コロナウイルス感染症対策に関するご質問は、直接会場にお問い合わせくださいますようお願いいたします。

【お問い合わせ】
沖縄国際大学 グローバル教育支援センター
〒901-2701 沖縄県宜野湾市宜野湾2丁目6-1
TEL:098-893-7668 FAX:098-893-8932
E-mail:ircchr@okiu.ac.jp
※受付時間 9:00-17:00、土日祝を除く

第32回 準1級の書き取り試験—文法知識の再チェックを—(上級)

慶應義塾大学准教授 井上 櫻子 

 


仏検では、 準2級から書き取り試験が登場しますが、準1級、1級レベルになるとその内容もかなり複雑になってきます。このレベルの試験対策としては、聴解力アップのために、France Info や RFI など、生のニュースを視聴できるインターネットのサイトを活用したり、語彙力を高めるためにフランス語圏の新聞、雑誌のサイトに親しんだりすることが有効であることは言うまでもありません。しかしそれと同時に、細かいミスによる失点を防ぐためにぜひとも求められるのが文法知識の再チェックです。ここでは、2020年度秋季準1級書き取り試験を例にみていきましょう。



                

この書き取り試験では、両親の勧めにしたがって画家になる夢をあきらめ、将来の安定した生活を保証する学校に進学したものの、それから30年たってもいまだに家賃の支払いに苦労するほど困窮している人の話が取り上げられました。そのなかから、多くの受験者がつまずいた箇所をピックアップしてみます。なお、音声は1つ目がポーズなしのもの、2つ目がポーズと句読点指示ありのものです。

 

     

(ポーズなし)

 

(ポーズ、句読点指示あり)

 

(解答)

Mais mes parents se sont opposés à ce projet et m’ont dit qu’il fallait que je m’inscrive dans une grande école pour gagner suffisamment bien ma vie.

(和訳)

「しかし両親はこの計画に反対し、十分な生活費をかせぐためにグランド・ゼコールに登録しなくてはならない、と私に言いました。」

「この計画」とは、画家になるという語り手の計画です。また、「グランド・ゼコール」は、大学とは別のフランスの高等教育機関を指しますから、本文には明言されていませんが、舞台はフランスということになります。

この文ではまず、qu’il fallait という一節について、qui fallait 、qui il fallait といった誤答が数多く見うけられました。確かに qu’il のように音節の短い単語がエリジオンしている場合、音声情報のみにたよるだけでは読み上げられているのがどのような語なのかなかなか見当がつかないかもしれません。しかしそこであせらずに、義務を表わす動詞 falloir は非人称主語 il を必要とするという基本的な文法知識を思い出せば、自信をもって答案を作成することができたでしょう。

またこれにつづく que je m’inscrive も難所だったようです。無回答の答案がめだったほか、m’inscrire とした答案もかなり確認されました。しかしここでも、義務を表わす表現 il fallait は従属節で接続法を要求するという文法知識をふまえれば、正答をみちびけたのではないかと思われます。

最後に、suffisamment bien という一節は今回の書き取り試験でもっともできが悪かった箇所のひとつです。かなりの数の受験者が suffisamment という副詞について m を2つ重ねることをおこたり、失点していました。ただ、フランス語には形容詞から作られる副詞がすくなくないこと、さらに男性形の末尾が -ant あるいは -ent である形容詞は、多くの場合、副詞になったときに -amment 、-emment という形になるという文法知識——これは、やや発展的な知識ですが——を知っていれば、まよわなかったかもしれません。

 

      

もうひとつ、例をみてみましょう。

(ポーズなし)

 

(ポーズ、句読点指示あり)

 

(解答)

Mon existence est devenue plus dure.

(和訳)

「生活はいっそうつらいものになりました。」

この文は、グランド・ゼコールに登録するようにと言われた語り手が、家族でパリに引っ越したときの印象を語ったものです。ここでは、半数近くの受験者が動詞 devenir の直説法複合過去 est devenue について、過去分詞を女性単数の主語 Mon existence と性数一致することを忘れていました。もしかすると、existence は女性名詞ではあるものの、母音で始まる名詞であることから1人称単数の所有形容詞が mon という形で用いられているため、男性名詞と錯覚したのかもしれませんが、全体的に手ごわい問題ばかりの準1級レベルの試験では、こうした細かいミスが合否を左右しかねません。「できたはず」のところでの取りこぼしは避けたいところです。

 

                

学習のツボ 第31回」では、3級の聞き取り問題 [1] (会話の部分書き取り問題)をもとに、確かな文法知識の習得の必要性が示されていますが、同じことは準1級、1級(上級)レベルにも当てはまります。試験直前には文法事項を再確認し、あやふやなところがあればしっかり補強しておきましょう。

 

(仏検事務局より)上で抜粋、解説されたもの以外の箇所は、2022年4月発行予定の『2022年度版 仏検公式ガイドブック』でご覧ください。2022年度版では、2020年度秋季・2021年度秋季の2季分の実施問題と解説が掲載される予定です。

 

仏検インターネット申込 お取扱いの一時停止について(10/25)

仏検インターネット申込は、システムメンテナンスのため、
以下の期間中、各種お取り扱いを一時停止いたします。

※期間中は申込システムへのアクセスが不通となります。
※お申込完了後のコンビニ店頭でのお支払いは可能です。
※作業の進捗状況により、終了時間は前後する可能性がございます。


仏検インターネット申込 お取り扱い一時停止期間

対象 : インターネット申込システムでのID取得・出願情報入力、
マイページでの各種操作

停止期間 : 2021年10月4日(月)AM 1:00 ~ 7:00
         10月25日(月)AM 1:00 ~ 7:00


 

ご不便をおかけいたしますが、何卒ご了承のほど、お願い申し上げます。  

フランス語が見つけてくれた宝物

2020年度秋季3級合格・在日ベルギー大使館賞 / 2021年度春季準2級合格
M.I.
学生(茨城キリスト教大学現代英語学科)・茨城県

私がフランス語と出会ったのは、大学1年生の春でした。私の学科ではドイツ語、フランス語、中国語、韓国語のなかから第二言語としてひとつ選び、専攻の英語とあわせて2言語を学ぶことが必修とされています。当時私はK-POPが大好きで、何と歌っているのか知りたいと思い、韓国語にしようと決めておりました。しかし韓国語を希望する人は多く、抽選になることを知りました。私は、せっかく大学で学ぶのならコミュニケーションができるレベルまで頑張りたいと思い、他の言語から選ぶことにしました。フランス語は約50か国で公用語になっていること、なんとなくオシャレというイメージがあったことから、「将来の役に立つかもしれない」「話せたらかっこいいな」と思い、フランス語の履修を決めました。

はじめは単語の最後の子音は基本的に読まないことや動詞の活用形の複雑さなどに混乱しましたが、これもフランス語の魅力であり面白さだと思い、学習を進めました。フランス語同好会にも所属し、フランス語での映画鑑賞や先輩方とルノワールやクリムトといった画家たちの絵画パズルの作成を通して、言語だけでなく文化にも興味をもつようになりました。やがてフランスに留学したいと考えるようになり、現地で簡単な会話はできるようにしておきたいと大学2年生の秋に3級を受けることを決意。フランス語力を向上させるべく、オリジナルの単語ノートを作りました。今も、問題を解いている時に意味が分からなかった単語や本やポスター等をみて気になった言い回しを書き留めています。自分に足りないものと自分が知りたいと思ったものが詰まっているので、日々鍛えられています。教科書を読んでも分からないことや自分が疑問に思ったことは、参考書やインターネットで調べました。『北鎌フランス語講座―文法編』と『ぺぎぃのフランス語講座』は特にお世話になっています。どちらもとても分かりやすく解説されているのでぜひリンクから見てみてください。

仏検は、自分の頑張りに背中を押してくれる存在だと思います。明確な目標があるおかげで勉強を続けていけるし、周囲の友人と学ぶ喜びを共有することができます。フランス語同好会では、仏検が近づくと勉強会が開かれます。違う学科や学年の友人と交流ができ、分からないところを教え合いながら問題を解いています。お菓子をつまみ、時に雑談をはさみながら勉強する時間はとても楽しく、あっという間に過ぎてしまいます。

またフランス語を学べる環境が整っていることも、とてもありがたいことです。実はわが校にはフランス語専攻学科がありません。それでもフランス語を頑張る学生のためにとフランス語の先生方が、他の人が過去に使った仏検の問題集の貸出や単語力を競うコンクールを行ってくださいます。また私事ですが、これを書いている間に準2級にも合格することができました。受験するにあたって、先生方には放課後遅くまでご指導いただきました。このような先生方や、一緒に勉強して高め合える友人たちなど側にいる人たちの存在が、私を合格へと導いてくれました。もし他の言語を履修していたら今までの経験や出会いはなかったので、あの時フランス語を選んでよかったと思っています。自分が努力できる環境にいられること、個人と学校ですばらしいをいただけたことに感謝して、これからも同好会のメンバーやフランス語を学ぶ仲間たちと学び合っていきたいです。

母校、茨城キリスト教大学のチャペルと葉桜

 

 

フランス語と私

松浦 晃一郎(第8代ユネスコ事務局長)

1.フランス語をしっかり使った15年半

私はパリで駐仏大使を1994年の夏から5年半近く務めて、続いてパリに本部をおく国連の専門機関ユネスコの事務局長を1999年11月から10年間務めた。駐仏大使時代の5年半は当然のことながらフランス語で仕事をした。

大使の役割は首都でフランスの外務省をはじめフランス政府の関係者、さらには民間の各界の要人と接触することが重要な仕事であったが、同時にフランスの地方で講演するのも重要な仕事のひとつであった。私は5年半の間にフランス各地の主要な都市を訪れて、日仏関係の歴史、現状および今後の見通しに加えて日本が抱える外交上の諸問題についてもフランス語で講演した。講演のためには事前に原稿を用意していたので、その原稿にさらに手を入れて二度にわたってフランスの出版社から私の講演集を出版した。最初は日仏関係の歴史、現状および今後の見通しについての講演集で、二つ目は日本の外交が抱える諸問題についての講演集を出版した。ユネスコ時代になってからアフリカのフランス語圏のユネスコ代表や本国の外務大臣、文化大臣、教育大臣等からこれらの講演集を読んで大変勉強になったと言われたのは非常に嬉しかった。

ユネスコは公用語が英語・フランス語・スペイン語・アラビア語・ロシア語及び中国語の6か国語であるが、通常の使用言語は英語とフランス語である。しかしながら、ユネスコ本部がパリにあることもあり、フランスの影響力が強く、伝統的にはフランス語が一番使用される言語であったが、国際的なグローバル化の進展で、ユネスコの会議でも次第に英語の使用が増えてきた。

ユネスコは教育、文化、自然科学、社会科学およびコミュニケーションの分野を担当している国際機関である。私は第8代事務局長であるが、前任の事務局長はスペインの教育大臣を務めた方で、フランス語がほとんど母国語のようなものであった。その前の事務局長はセネガルの教育大臣を務めた方で、セネガルがフランスの植民地であったこともあり公用語はフランス語で、彼のフランス語はまさに母国語であった。その前の事務局長、すなわち第5代事務局長は1960年代から1970年代にかけて世界遺産条約の採択等を含めて文化関係で非常に重要な実績を残された方であるが、その方はフランスの文化大臣を務めた人であった。

しかしながら第二次大戦後アメリカが国際的な存在感を強め、更には東西冷戦終結後アメリカの主導のもとに1990年代に国際的なグローバル化が急速に進んだ結果、英語が第一の国際用語になってきた。逆にフランス政府は、パリに本部を置くユネスコにおいて英語が第一使用言語になることは許さないということでフランス語の使用を強く主張した経緯がある。

ユネスコでの国際会議では私はその時の状況に応じて使用言語の英語とフランス語を使い分けた。また、ユネスコの事務局内の会合では英仏いずれの言語でも発言できることになっている(通訳なし)。また、ユネスコの事務局は本部で約2000名、海外事務所で約1000名、合わせて3000名のスタッフが働いていたが、その一番の中核をなす組織は事務局長とその補佐官(約15名)、その助手等(約20名)で構成される補佐官室(合わせて約35名)であった。

これはフランス的な組織であり、フランス語でキャビネと呼ばれた。私はキャビネのトップにフランス人の女性、ナンバー2にレバノン人の女性を雇ったこともあり、補佐官達との会合は常にフランス語を使用した。

上記のような次第でフランス大使時代の5年半の公的な使用言語はフランス語、それからユネスコ時代の公的な使用言語はフランス語および英語であったが、フランス語の使用の方が多かった。

しかしながら私が日本の中学校で学びだした最初の外国語は英語であり、外務省に入って研修先として選んだのもアメリカの大学であったので、若い頃の第一外国語はなんといっても英語であった。そういう状況のもとで外国語が非常に好きであった私にとっても、フランス語で仕事ができるようになるまでには非常に苦労したので、その苦労話を以下に書きたいと思う。

2.日本での学生時代

私は小学校5年生頃から小説を読むのが好きになり、父が持っていた夏目漱石全集や島崎藤村全集を貪るように読んだ。中学2年生になった時に国語の先生から、小説を読んで感想文を書くべし、という宿題を出された。当時私はこの機会に外国の文学を読みたいと思い、先生に何か一つ推薦してほしいとお願いしたところ、フランスのジョルジュ・サンドという女性作家の『愛の妖精』を紹介してもらった。早速本屋で文庫本を買って読むと、フランスの田舎を舞台に十代半ばの双子の兄弟と彼らをめぐる二人の少女の交流の物語であった。先生には私が山口県の島地村という田舎で小学校に通っていたことをお話したことがあるので、その小説を推薦してくれたものと思う。非常に感激して島地時代を思い出しながら感想文を書いた。(フランス勤務時代に改めて同小説をフランス語で読み直してみて、4人の少年少女の微妙な感情の動きを当時の私が深く理解したとはとても思えないが)。残念ながらその感想文は残っていない。

それを契機としてフランス文学に非常に関心を持ち、中学生時代さらには高校生になってからスタンダール、フローベール、モーパッサン、バルザック等のフランス人作家の小説を読み漁った。

日比谷高校の2年生になると、第二語学の授業をとれることになったので、私は早速フランス語をとることにしたが、父は私の将来の職業としてお医者さんを目指したらどうかと提案し、ドイツ語を勉強すべしと強く主張した。そこで私はフランス語に加えてドイツ語を学びだしたが、大学受験を1年後に控えた高校2年生で英仏独3か国語を同時に勉強するのは厳しいので、父の進言に従いドイツ語は続けることにした。そしてフランス語は諦めた。しかし当時NHKの朝の放送で前田陽一先生がフランス語の講座を放送しておられたので、それはずっと続けて聴いていた。後から考えるとそれが私のフランス語の基礎を学ぶことに大変役立った。

東大の教養学部に入って私はドイツ語の既習組に入り、英語、ドイツ語に加えてフランス語、ラテン語、ギリシャ語のクラスをとった。しかし5か国語を続けるのは難しいので、ギリシャ語は途中で諦めた。いずれにせよドイツ語のクラスではドイツの小説をドイツ語で読む機会に恵まれたが、私としてはやはりフランス文学の方により関心があった。しかし当時の私のフランス語の力ではフランス語でフランスの小説を読むことはできなかった。したがって、中学生時代にまだ読んでいなかった18世紀及び19世紀の小説に加えて、20世紀のロマン・ロラン、マルセル・プルースト、アンドレ・マルロー、ロジェ・マルタン・デュ・ガール等を日本語で読み漁った。

3.西アフリカで仏語猛勉強

東大法学部に進むと、専ら法律の勉強ばかりで外国語を勉強する機会はなくなった。しかし引き続き私は小説を読むのが好きで、英文学に関しては当時ペンギン文庫で英語の小説が手軽な値段で買えたのでいくつもの小説を原語で読んだが、フランス文学に関しては残念ながらフランス語では無理であったので、引き続き日本語で読んだ。

幸い外交官試験に受かり、希望通りアメリカの大学で2年間研修することになったので、私はフィラデルフィアの郊外にあるハヴァフォード大学を選び、そこで経済学を専攻することにした。5科目選ぶことができるのでフランス語を選びたいと思ったが、中級に入るには自信がなかったし、他方初級からやるのは馬鹿馬鹿しいと思った。そこで新しい外国語としてスペイン語を選んだ。ハヴァフォード大学の授業はもちろん全て英語であったが、スペイン語初級をとったのでスペイン人の先生について2年間徹底的にスペイン語を学んだ。後から考えると、スペイン語とフランス語は同じラテン語のグループに属しており非常に関係の深い言語であるので、スペイン語を学んだことはフランス語をより深く理解する上でもプラスになった。当時予期していなかったが、ユネスコ時代、中南米諸国の外交官や大臣との接触にあたって、又これら諸国の訪問にスペイン語の知識が非常に役に立った。

ハヴァフォード大学での2年間を終えたところで、外務本省より西アフリカのガーナ勤務を命ぜられた。ガーナに赴任すると、私の上司の中川進大使より「在ガーナ大使館は従来英語圏ガーナのみの担当であったが、リベリア、シエラレオネの英語圏2カ国に加えて、ギニア、マリ、コートジボアール、オート・ボルタ(現ブルキナファソ)、ニジェール、トーゴ、ダホメ(現ベナン)の7か国、合わせて10か国を担当することになったので、英語とフランス語両方で仕事のできる若手外交官を派遣してほしいと本省に稟請していたところ本省が君を選んだようだ。したがってガーナを含めてこれら10か国の政治情勢をしっかりフォローし本省への報告を随時書いてほしい。加えてこれらの国々に対して日本のことをPRする広報文化関係を担当してほしい」と指示された。

私はそのように在ガーナ大使館の守備範囲が広くなっていることを全く知らされてなかったのでびっくりしたし、英語ではしっかり仕事ができる自信があったが、フランス語は正直なところ自信がなかった。そこで大使に対し、フランス語の国々をカバーするにあたって私を補佐してくれるフランス人の秘書を雇ってほしい旨をお願いした。大使のおかげでガーナに住んでいるフランス人を秘書として雇うことができ、彼女には私のフランス語の仕事を手伝ってもらうだけではなく、何かにつけて私のフランス語学力をつけることを助けてもらった。

そして私自身もフランス語のレッスンを受けたいと思い、新聞に広告を出した。すると直ちにガーナ放送局でフランス語の国々に対して放送を担当しているトーゴ人が応募してきて面接をしたところ、非常に感じが良いので早速彼を雇って週2回徹底的な個人レッスンを受けることにした。

以上の次第で西アフリカ時代はフランス語を学び、それを仕事に使うことに非常に力を入れた2年間であった。正直言ってその際力を入れて学んだフランス語が、外務省時代、さらにはユネスコ時代に非常に役に立つということは全く予想していなかった。ただし、私が力を入れて学んだのはフランス語の「話す」と「聞く」であり、それに合わせて適宜「読む」にも力を入れた。しかし「書く」はしっかり学ばなかった。それはその後の外務省時代およびユネスコ時代の仕事上大きなマイナスにはならなかったが、もっとフランス語の「書く」を学ぶべきだったと今になって後悔している。

4.西アフリカで学んだ仏語、その後の仕事に役立つ

西アフリカから帰国後、外務省経済局に5年勤務し、最初の3年間は中近東課に、次いでその後の2年間は経済局全体のとりまとめをする総務参事官室に籍を置いた。中近東課といっても中近東諸国に加え、旧英国領のアフリカを除くすべてのアフリカの国々(旧仏領を含む)を担当した。したがって多少はフランス語を使う機会はあったものの、一般的に言って東京での勤務時はもっぱら日本語ばかりで、英語を含めて外国語を使う機会は少なかった。

唯一良い思い出になっているのは、中近東課時代1960年代の官民提携の経済外交の動きを反映し、北アフリカ6か国に経済使節団(団長は小泉幸久古河電工会長)を派遣した時で、私がお世話係で同行し、旧仏領のモロッコ、アルジェリア、チュニジアの3か国ではフランス語の通訳などを務め、フランス語の知識がしっかり役に立った。しかしそのような機会はあまり多くはなかった。

5年間の本省勤務後、パリのOECD日本代表部勤務を命ぜられ、4年間総務書記官を務めた。私の主たる役割は、OECDの中核機関である執行委員会および理事会に大使のお供をして出席することであった。OECDでは使用言語は英語とフランス語であったので、事前にフランス語の文献はフランス語でしっかり勉強し、会議でもフランス語の発言はフランス語で聞き、私の役割である外務省本省に対する報告電報をしっかり書いた。

しかしながら私のフランス語は5年間の東京勤務の間に明らかに退化していたので、ベトナム人女性からフランス語の個人レッスンを週2回くらいのペースでとった。

OECD日本代表部勤務ののち日本に帰ってからは東京やワシントンで日米関係を担当したので、フランス語を使う機会は全くなかった。しかし1980年代に入って外務本省での経済協力局勤務が始まり、ODA対象国であるフランス語圏のアフリカの大使と接触する機会が出てき、またフランス語を使う機会が生まれた。

 次に私がフランス語を仕事の上でしっかり使うことになったのは、1990年代に外務審議官(経済担当)になってからである。G7サミットのフランスのシェルパ、アンヌ・ロベルジョン女史とEU代表のパスカル・ラミー氏(後でWTO事務局長に就任)とは常にフランス語で対応した。唯一の問題は、ロベルジョン女史とは非常に親しくなったので、「チュトワイエ」する仲になったが、「チュトワイエ」のフランス語には全く慣れていなかったので、苦労した。しかしながらロベルジョン女史は当時のミッテラン大統領の副首席補佐官をしており、私は1994年にフランス大使としてパリに赴任してから電話連絡を含めて常時接触を保った。通常大使は外務省の担当局を窓口として仕事をするものであるが、私はこのように大統領府の幹部と直接連絡を取ることができ、大変プラスだった。

5.むすび

以上のような経緯を経て、冒頭に述べたようにフランス大使として5年半フランス語で仕事をし、さらにはユネスコ事務局長として英語とフランス語を両方使いながらかなりフランス語に重点を置いて仕事をした10年を送ることができた。

ユネスコ事務局長時代を終え、帰国後11年を越え、その間フランス語を使う機会は非常に少なくなった。しかし駐日フランス大使をはじめとするフランス大使館の幹部、さらには在京のフランス人の方々と接触する機会がかなりあり、私のフランス語は残念ながら退化してきてはいるもののなんとか維持してきている。例えば昨年在京のチュニジア大使と1時間近くフランス語で対談し、前半は日本とチュニジア関係について話をし、後半は来年チュニジアで開かれることになっているTICADについて話をした。その録画がチュニジア大使館のホームページや私が名誉会長をしているルネサンス・フランセーズ日本支部のホームページで動画として流され、嬉しく思っている。




一部コンビニ決済におけるお取り扱いの一時停止について

仏検インターネット申込は、システムメンテナンスのため、以下の期間中、一部のコンビニエンスストアでの検定料納入のお取り扱いを停止いたします。なお、作業の進捗状況により、終了時間は前後する可能性がございます。


仏検インターネット申込 コンビニエンスストア決済 不通期間

2021年9月16日(木) 午前0:00~午前6:00
対象コンビニ : デイリーヤマザキ/ヤマザキデイリー

内容:仏検インターネット申込「出願情報選択」画面操作中、対象コンビニを
 コンビニ決済でのお支払い店舗として選択することができません。
また、対象コンビニ店頭で検定料をお支払いいただくことができません。
 

出願受付開始直後のメンテナンスによりご不便をおかけいたしますが、何卒ご了承のほど、お願い申し上げます。  

公益財団法人 フランス語教育振興協会
仏検事務局

 

仏検 受験要項 表紙記載の日程について(お詫びと訂正)

全国の取扱書店・生協の各店舗、学校・団体、および過去2季のご出願時にDMを希望された方に宛てて9月7日に発送いたしました2021年度秋季試験 受験要項パンフレットの表紙におきまして、記載された1次試験実施日に誤りがございました。心よりお詫び申し上げますとともに以下のとおり謹んで訂正いたします。


2021年度秋季 受験要項 表紙記載
秋季1次試験 開催日

(誤)11月15日(日) → (正)11月21日(日)  

なお、当ホームページでは誤りを訂正した受験要項のPDF版をダウンロードいただけます。広くご周知いただけますようお願い申しあげます。

【短期集中講座】アフリカ・セミナー

アフリカ・セミナー 仏語圏サブサハラ アフリカへの誘い

フランス語圏サブサハラ アフリカを 身近に感じてみませんか?

J I C A(国際協力機構)のンジャイ林恵美子さんを講師にお迎えし、豊富なお仕事・生活経験に基づいて仏語圏サブサハラ諸国の魅力を分かりやすくご紹介いただきます。

※通訳のトレーニング講座ではありませんので、フランス語の学習歴がない方や、アフリカ諸国に興味があって、いつかアフリカで働いてみたい…!という方も、ぜひご参加をお待ちしております。
◇ このコースはオンライン(Zoom)で開講します。

 

講座の詳しい内容は 左の画像をクリック してご覧ください。

講座概要


・定員:30名

・受講料:3,000円(税込み)※入学金不要

【開講日程】2021年10月3日(日)・10月10日(日) ※全2回

【開講時間】10:30~12:00(90分)

【会場】オンライン(ZOOM)


キャンセル待ちについて


アフリカ・セミナーにご関心をお寄せくださり、誠にありがとうございます。

本講座は定員に達したため、お申込みを締め切らせていただきました。

ただいまキャンセル待ちで受け付けております。

お席に空きが出ましたらご連絡申し上げますので、 キャンセル待ちフォームにご入力のうえ、送信してください。   

※お席に空きが出た場合のみ、キャンセル待ちのお申込み順にメールでご連絡差し上げます。   
※大変恐れ入りますが、お席に空きが出なかった場合はご連絡いたしません。

お問い合わせ

公益財団法人 フランス語教育振興協会
APEF青山フランス語プロフェショナルコ ース担当 
〒102-0073東京都千代田区九段北1-8-1 九段101ビル6F
TEL(直通):03-6268-9680 FAX:03-3239-3157
E-mail: cours@apefdapf.org

第31回 3級の聞き取りに挑戦!でもその前に(中級)

 白百合女子大学客員所員 池田 潤

filleauxecouteurs 聞き取り試験では、3級になるとマーク式ではない記述式の問題が入り、初級から中級段階に進むためのひとつの関門となっています。とはいえ、リスニングの勉強をどうやってするか、悩む人は多いでしょう。「結局フランスに行かなければだめだ」、「とにかく音に慣れることが大事」、といった「助言」を見聞きすることもありますが、どちらも今すぐシステマティックに取り組めるアプローチとは言い難いものです。

一方、『仏検公式ガイドブック』の「聞き取り試験」総合解説では、対策としてむしろしっかりとした基本的知識の習得が強調されています。ここでは、3級の聞き取り [1]で出題される部分的な書き取り(ディクテ)を例に、着実に聞き取りの力を高めていくためにどのような「仕込み」をするべきかを分析します。

書き取りについては、2級の問題を扱った 第18回「書き取りに強くなるには?(中級)」 でも詳しく解説されています。そこでまとめられているのは、文法的知識が正解への鍵となるということです。3級でも、聴解の前提となる基本的な知識を固めておくことが効果的です。

                      

2020年度秋季の3級聞き取り[1]を例にとりましょう。この問題は、聞こえてくる会話文中の空欄を埋める形式になっています。音声は3回繰り返され、2回目はゆっくりと読まれます。

今回は、5つの空欄のうち3つに注目します(全問の解答は画面の一番下にあります)。

Thomas : Camille, tu sais qu’il y a un ( 1 ) dans la classe ?
Camille : Non. Tu l’as déjà vu ?
Thomas : Oui, je lui ai parlé un peu ( 2 ) l’entrée de l’école.
     Il ( 3 ) en classe tout à l’heure.
Camille : Il est comment ?
Thomas : Il est ( 4 ). Il porte ( 5 )… Il sourit beaucoup.
Camille : Il a l’air sympa !


 

      

まずは(1)です。


Camille, tu sais qu’il y a un ( nouveau ) dans la classe ?

という文のうち、空欄の nouveau を書き取らせる問題でした。「新しい」という形容詞が、ここでは名詞として「新入り」の意味で使われているところが少し変化球です。誤答の中では、nouvel と男性第二形にしてしまったもの、nouvelle と女性形にしてしまったものが目立ちました。また、 neuveau や noveau といった、フランス語の単語にはないつづりを書いたものも相当程度みられました。

ポイントとなるのは、nouveau という形容詞についての正しい知識です。すなわち、nouveau (nouvel) – nouvelle のそれぞれの発音をきちんと覚えていれば、聞こえていないはずの l のつづりを入れる間違いは避けられます。ただし、「聞き流す」だけの対策では、たしかに nouveau, nouvel, nouvelle のそれぞれの音に「慣れる」ことはできるでしょうが、それらがどのように使い分けられているのかを正しく理解するまでにはおそらく膨大な時間がかかってしまうでしょう。それぞれの形がどのような場合に用いられるのかを知っていることが正解への決め手となるのです。また、形容詞の前に冠詞を置くと「〜な人、もの」という名詞として使われることがあるということを知っていれば、un (nouveau) のあとに名詞が来ていないからといって、(  )には何か自分の知らない名詞が入るのではないかなどと考えこまずにすみます。

      

次に(3)です。


Il ( viendra ) en classe tout à l’heure.

と、venir の単純未来形を書かせる問題でした。動詞の活用形を問う問題としては、3級には筆記の[2]があり、「学習のツボ」第26回「動詞に強くなるには?(中級)」でポイントが整理されています。聞き取り問題では、自分で動詞の活用形を作ることが求められるわけではありませんが、聞こえてきた動詞を正しく書き取るためには活用形の知識が必須です。

たとえば、viandra という誤答が少なからずみられましたが、そういう人は直説法現在の je viens はじめ、venir のほとんどの活用形のつづりがあやしいのではないでしょうか。また、viendrai や viendras としてしまった誤答もみられました。こちらの場合は、venir に限らず一般に動詞の単純未来形語尾をきちんと覚えていないであろうことがうかがえます。

      

もうひとつ、(5)です。


Il porte ( des lunettes ).

と、不定冠詞も含めて書き取る問題でした(問題用紙の指示文には「(  )内に入るのは1語とはかぎりません」とあります。注意しましょう)。フランス語で、名詞の前に前置詞や限定詞(冠詞、指示形容詞、所有形容詞)が何もつかないのは例外的です。J’ai faim.「お腹がすいた」などがそうした表現ですね。

さてこの問題では、もちろん lunettes「めがね」という名詞を正しいつづりとともに知っているかどうかが問われているわけですが、おさえるべきポイントはかなり一般化できます。

たとえば、des と複数の不定冠詞を書き取るべきところを、de としている誤答がかなりありました。des と de では発音が異なります。初級レベルの学習者にはこの発音の区別ができていないケースがよくみられますが、細かいようでこれは非常に大事な点です。というのも、フランス語の名詞は単数形と複数形で名詞そのものの発音は変わらないことが多く、そういう場合、聞き取りでは名詞の前に置く語の発音の違いで単数・複数の判別をすることになるからです。定冠詞のついた名詞を例に挙げると、le chien と les chiens では、発音の上で異なるのは le と les の部分のみで、名詞の chien と chiens はまったく同じ発音をします。したがって、le と les の発音を区別できてはじめて、名詞 chien が単数か複数かを判断することができるわけです。

                      

3級聞き取り[1]は、1級まで続くディクテ問題の導入であり、リスニングの基礎力を試すものです。そして、さまざまな品詞を書き取りの対象とすることでこの問題が問うているのは、語の発音を含めた基本的な知識であるといえます。ここでとりあげた例に即してより具体的にまとめると、それは ① 名詞や形容詞、また限定詞の性数変化を正しいつづり字と発音で覚えているか。② 動詞の活用形や、現在分詞・過去分詞を正しいつづり字と発音で覚えているか。ということになります。

こうした知識の習得にあたっては、筆記試験のためにしている勉強がそのまま有効です。筆記の勉強を丁寧にすることがリスニング力の向上に大きく寄与するということですね。また逆に、なんとなく単語を拾うのではなく、細かいところまで正確に理解しつつリスニング教材を聞くことで、文法や表現の知識をいっそう定着させていくというサイクルを作ることができれば理想的です。

 

【 解答 】
(1) nouveau  (2) devant  (3) viendra  (4) blond  (5) des lunettes

 

(仏検事務局より)上で解説されたもの以外の問題は、2022年4月発行予定の『2022年度版 仏検公式ガイドブック』でご覧ください。2022年度版では、2020年度秋季・2021年度春季・秋季の3季分の実施問題と解説が掲載される予定です。

日仏逐次通訳講座〈短期集中・オンライン〉

開講コース案内(2021年度)

フランス語アウトプットを磨くための日仏逐次通訳講座


【満員御礼】本講座は定員に達したため申込受付を終了しました。


フランス語を母語に持つ講師による、フランス語アウトプットを磨くための逐次通訳講座です。
聞き手にわかりやすい自然な訳出をめざして、日→仏の逐次通訳練習を集中的に行います。
◇ このコースはオンライン(Zoom)で開講します。

日仏逐次通訳講座

講座内容の詳しい紹介は 上の画像をクリック してご覧ください。

講座概要

<8/3更新>定員に達したため、本講座の申込受付は終了しました。

・対象レベル:仏検準1級以上/DELF B2
・定員:12名
・受講料:20,000円(税込み) ※入学金不要

【開講日程】2021年8月22日(日), 8月29日(日), 9月5日(日), 9月12日(日)
      ※全4回
【開講時間】10:00~12:00(2時間)
【会場】オンライン(ZOOM)

● 申込方法:下記申込書に必要事項をご記入のうえ、メール添付でお送りください。

wordフォーム 申込書(word)   pdf 申込書(pdf)

お問い合わせ

公益財団法人 フランス語教育振興協会
APEF青山フランス語プロフェショナルコ ース担当 
〒102-0073東京都千代田区九段北1-8-1 九段101ビル6F
TEL(直通):03-6268-9680 FAX:03-3239-3157
E-mail: cours@apefdapf.org

2021年度 夏季休業期間についてのお知らせ

公益財団法人フランス語教育振興協会は、8月10日(火)より8月13日(金)までを夏季休業期間とさせていただきます。8月6日(金)17時以降、休業期間中にお寄せいただいた各業務についてのご依頼・お問い合わせは8月16日(月)以降のご対応となりますことを予めご了承ください。

ご不便・ご迷惑をおかけいたしますが、何卒ご理解を賜りますようお願い申し上げます。

2次試験当日の緊急連絡先について

7月18日の仏検2次試験当日の緊急連絡先を下記のとおり開設いたします。


【2次試験当日のお問い合わせ】仏検受付センター

TEL:03-5778-4073 
受付時間:7月18日(日)9:00~16:00


・受験票が未着または紛失された方はヘルスチェックシートをこちらからダウンロードしてください。
試験を欠席される場合、事前連絡は不要です。なお、欠席された方への最終結果通知の発行は行いません。

2021年度春季試験の開催について

公益財団法人フランス語教育振興協会では、昨季に引き続き新型コロナウイルス感染症への防止対策をとったうえで、2021年度試験の開催を準備しています。このページでは2021年度春季試験の開催に関する情報を随時更新してお伝えします。(2月19日初掲、7月14日更新)

試験日程と出願受付期間について

■ 試験日程:1次試験 6月20日(日)2次試験 7月18日(日)
■ 出願期間:4月15日(木)~[願書郵送]5月19日(水)[インターネット]5月26日(水)

※要項・願書の無料送付をご希望の方は ご請求フォーム からご連絡ください。
※要項・願書に印刷された情報は今後変更される可能性があります。最新の情報を当ホームページにて随時ご確認ください。

新型コロナウイルス感染症対策について(2/19初掲、6/22更新)

仏検開催にあたっての感染症防止対策と来場される全ての方へのお願いを下記リンク先にてお知らせしています。受験される方は出願の前に必ず内容をご確認いただき、同意のうえご出願ください。なお、今後の状況によっては内容を更新する可能性もございますことをご了承ください。

「お願い」に記載された「ヘルスチェックシート」は、受験票の裏面に印刷されています。受験票が未着の方や、受験者にやむを得ず同伴される方は、下記のPDFファイルを印刷し、お名前をご記入ください。試験当日、来場前にヘルスチェックを行い、ご来場が可能な場合はチェックシートを会場にご持参ください。※6月22日より、2次試験会場用のチェックシートを公開しています。

pdf ヘルスチェックシート(pdfファイル)

国内会場の開催が中止された場合の対応について(2/19初掲、7/14追記)

日本国内で感染拡大の状況によって国や自治体からの要請等が発令された場合には、一部もしくは全ての会場での開催中止を余儀なくされる可能性もございます。開催を中止した場合、出願された方には、返金ではなく次季試験への振り替えをご提案させていただく予定です。ご出願にあたってはこの点についてもご承知おきくださいますようお願い申し上げます。
2021年7月14日現在では、全ての会場が無事に開催を終えた1次試験に続き、2次試験についても全ての会場で予定通りの試験開催に向けて準備を進めております。

国内会場での受験地と試験会場について(4/14初掲、5/26更新)

全国各地の関係者の協力のもと、開催に向けて力を尽くしておりますが、緊急事態宣言・まん延防止等重点措置の発令や延長、あるいはワクチン大規模接種会場の設営等にともなう行政や施設貸出団体の指示判断によっては、当初予定していた会場が急遽変更になる場合もございます。ご理解を賜りますようお願い申し上げます。受験予定の方への最終的な会場のご案内は受験票の発送をもって行います。また、最新の情報は当ホームページ「 受験地/実施級・試験会場 」で可能な限り随時お知らせいたします。

2次面接試験のオンラインでの実施について(4/14初掲、5/17更新)

仏検実行委員会では、2021年度春季試験の特例として、以下に該当する方を対象に、Zoomによるオンラインでの面接試験(1級・2級・準2級)を提供することを検討しています。実施の可否は個別に検討のうえお知らせしますので、ご希望の方は出願の前に仏検事務局までメールでご相談ください。なお、ご相談の受付期限は5月12日(水)とし、それ以降はご対応いたしかねます。【5月17日追記】本件のご相談の受付は終了しました。

(1) 日本国外に居住する(かつそのことを書面で証明できる)1次試験免除の有資格者で、以下の条件のすべてを満たす方。

・仏検事務局が指定する試験実施日時(事前に告知した本試験日から変更される場合があります)に、身分証の提示による受験者の本人確認ができること
・適正な環境でオンライン面接試験が受けられるパソコン等の機器と、安定した通信環境を準備できること

(2) 日本国内に居住し、1次試験免除の有資格者もしくは1次試験合格後に2次試験のオンライン受験を希望し、以下の条件のすべてを満たす方。

・居住する県で受験を希望する級の2次試験が開催されていないこと
・所属する企業・機関・大学・学校が県外への移動を禁じており、そのことを証明するものを出願時に提出できること
・仏検事務局が指定する試験実施日時(事前に告知した本試験日から変更される場合があります)に、身分証の提示による本人確認ができること
・適正な環境でオンライン面接試験が受けられるパソコン等の機器と、安定した通信環境を準備できること

振替受験対象者の皆さまへ(2/19初掲、4/14更新)

以下に該当される方は、2021年度春季試験に振替受験をご利用いただくためのご案内を4月初旬にメールないし書面にて個別にお送りしました。未着の方は仏検事務局までお問い合わせください。なお、 受験クーポン・振替コードの有効期限は今季出願受付最終日 2021年5月26日(水)です のでご留意ください。
振替受験のご利用にあたって受験級の追加・変更をご希望の方は こちら をご覧ください。

・2019年度春季1次試験大阪会場または2020年度春季試験の中止による振替受験対象者で、2020年度秋季試験に出願されなかった方
・2020年度秋季1次試験終了後、振替受験のご案内を受け取られた方

1次試験免除について(2/19初掲)

以下に該当する方は、2021年度春季試験に1次試験免除でご出願いただけます。

【1級】
・2019年度春季試験の1次試験に合格後、2次試験が不合格または2次試験を欠席し、2020年度秋季に出願されなかった方(2020年度春季の出願の有無は問いません)
・2020年度秋季で1級の1次試験に合格後、2次試験が不合格または2次試験を欠席された方
【2級・準2級】
・2019年度秋季試験の1次試験に合格後、2次試験が不合格または2次試験を欠席し、2020年度秋季に出願されていない方(2020年度春季の出願の有無は問いません)
・2020年度秋季で2級・準2級の1次試験に合格後、2次試験が不合格または2次試験を欠席された方

※なお、2019年度秋季試験の準1級に合格後、2次試験が不合格または2次試験を欠席し、2020年度秋季に出願されていない方は、1次試験免除の資格が2021年度秋季まで延長されます。

1次試験免除に必要な情報を紛失された方は仏検事務局までお問い合わせください。

パリ会場の開催中止について(2/19初掲)

新型コロナウイルス感染症拡大の影響が続くなか、パリでの試験開催は実施およびその準備を安定的に行うことが依然として困難であると考えざるを得ません。誠に遺憾ながら パリ会場は2021年度春季も開催を中止いたします 。どうかご理解を賜りますようお願い申し上げます。なお、秋季試験の開催有無については7月末頃に決定し次第お知らせいたします。

1次試験当日の緊急連絡先について

6月20日の仏検1次試験当日の緊急連絡先を下記のとおり開設いたします。


【1次試験当日のお問い合わせ】仏検受付センター

TEL:03-5778-4073 
受付時間:6月20日(日)9:00~16:00


・受験票が未着または紛失された方はヘルスチェックシートをこちらからダウンロードしてください。
試験を欠席される場合、事前連絡は不要です。なお、欠席された方への結果通知の発行は行いません。
感染対策の一貫として今季も試験終了後の正解例の配付は行いません。正解例は試験当日6月20日(日)の19:00頃に当ホームページにて公開予定です。

2021年度秋季試験 インターネット結果閲覧について

2021年度秋季試験をインターネット申込で出願いただいた方は
インターネット結果閲覧をご利用いただけます。

(願書郵送申込で出願された方は対象外です)

WEB合否結果閲覧期間

WEB合否結果閲覧はインターネットで出願申込を行った方のみご利用いただけます。
閲覧開始は結果通知発送日の午前中にお知らせメールの送信をもって告知します。

結果閲覧期間
 準1級 2級 準2級1次結果 12月17日(金)〜 2022年1月26日(水)
3級 4級 5級最終結果 12月17日(金)〜 2022年1月26日(水)
 準1級 2級 準2級最終結果 2022年2月14日(月)〜 2月25日(金)

閲覧方法

仏検インターネット申込メインメニューから「マイページ」にお進みください。
閲覧には出願時のIDとパスワードが必要です。
仏検インターネット申込 メインメニューへ

*インターネットでの合否結果発表のほか、受験者全員に結果通知を郵送いたします。

希望の道〜フランス語

2020年秋季5級合格・APEF賞
永森 理仁
小学6年生(暁星国際小学校)・千葉県

僕は、この春から6年生になる海外経験のない日本人の男の子です。言語は、人生を切り拓く力です。言語が大好きな僕にとってフランス語は、ヨーロッパの言語や文化へと続く希望の道です。

僕たちの学校はルーツであるフランス語・文化を大切にし、式典では日の丸と共にフランス国旗を掲揚し、また君が代と共に La Marseillaise を歌います。95歳のFr.D.田川校長先生は、必ずフランス語でご挨拶をして下さるので、僕はフランス語の会話が続く努力をしています。彼はレジオンドヌール勲章を受勲した方なので、僕は誇らしく思っています。週3時間あるフランス語の授業では、ベルギー人とフランス人に英語でフランス語を教わってきました。先生方は単にフランス語を教えて下さるだけではなく、フランス語文化圏の生活や考え方を紹介して下さいます。この様に、僕は学校教育環境の中で、フランスを身近なものと感じています。

仏検準備は、丸山教頭先生の補講をお友達と一緒に受講しました。僕は塾に行ったことはなく、学校と家庭学習のみでお勉強をしています。理由は、大好きな本を読んだり、家族とゆっくり過ごしたいからです。また、僕は自分が受ける検定試験とそのタイミングは必ず自分で決意します。だから僕にとって検定試験は楽しくて、正直嫌になることもあるけれど、挑戦する勇気や新しい力や知識を身につけるチャンスをくれるものです。だからこそ、初挑戦の仏検で満点を取れたことやAPEF賞の受賞は、飛び上がって喜び、言葉に表せないほど嬉しかったです。今回の受賞を弾みに、更にハイレベル級を目標にします。

フランス語が出来て良かったと思った3つの経験を紹介します。1つ目は、フランス語でお誕生日の歌を歌うと、皆さんが大喜びして下さること。2つ目は、学校の授業でフランスの小学生とお手紙交換交流をしたこと。人生初フランス語で書いたお手紙にフランス人らしい素敵な文字のお返事を頂きました。そして3つ目は、フランス人とフランス語で大好きな科学のお話できたこと。僕は、3歳の頃から科学と数学の虜です。これまでに元素周期表、免疫、虚数、ペアノの公理等の研究集を日本語と英語でまとめています。4年生の冬に、僕の大好きな玉尾皓平先生(京都大学名誉教授)が実行委員長をなさったClosing celebrations of IYPT2019(世界中で元素周期表150周年を祝う国際的な科学の式典)に参加。世界中の科学学会の代表者やノーベル賞受賞者が集う中、Periodic Table for the next generationというセッションで英語で数分間のスピーチをさせて頂きました( 当日の動画はこちらから見られます / my speech starts at about 5 hours 17 minutes )。僕の人生を大きく飛躍させたこの日、フランス人の先生とフランス語で簡単な会話をした時の reaction が忘れられません。彼は、僕の英語のスピーチと僕のフランス語会話を、綺麗な優しいフランス語で褒め、そして親交の証にと貴重な本やカードを下さいました。その瞬間、「フランス語を自由自在に駆使したい」と、僕の気持ちに火がつきました。僕は、フランス語も日本語や英語のように自由自在に使える様になったら、大好きな科学の論文や、数学の原書を読みたいし、そしてフランス人の科学者と専門的なことを熱く議論して科学に貢献したいです。このように言語は、僕の希望の道を豊かに彩ります。

以下、フランス語で僕の気持ちを書きました。春休みなので先生に確認出来ないし、僕の家族は誰もフランス語が出来ないので、添削無しの自力作文です。間違えがあったらすみません。

À un / une personne à APEF

Bonjour ! Je m’appelle Licht. J’ai gagné le prix de vous sur 5 kyu. Merci beaucoup pour le prix : je suis trop heureux !!!!!!!!!!! Mon école fait des cours de français. Depuis les temps CP ( ichi-nensei ), il y avait des cours de français. Un professeur belge nous a appris pendant 2 ans : une professeure française nous a appris pendant 3 ans. J’adore français, et qu’on fait des classes de français, je les adore !!!!! Je pense que les langues créent des rues pour la vie. Je suis un garçon complètement japonais. Je voudrais lire des livres de sciences et mathématiques en français. C’est ce que je voudrais faire quand je pourrai parler plus français.

Au revoir et merci !!!!

De Licht

P.S. Cet e-mail n’est pas un poisson d’avril !!!!!

 

「合格者の声」を更新しました

「合格者の声」を更新しました。


フランス語学習が導いてくれたもの
2020年秋季準2級合格 ケベック州政府在日事務所賞
阿部 玲子


攻めの姿勢で、敢えて目標を高くしたことが功を奏したのだと思います
2020年秋季1級合格 文部科学大臣賞
友重 山桃


偶然に身を任せ
2020年秋季準1級合格 日仏会館賞
橋爪 健


希望の道〜フランス語
2020年秋季5級合格 APEF賞
永森 理仁

偶然に身を任せ

2020年秋季準1級合格・日仏会館賞
橋爪 健
大学生・埼玉県

僕の言語との関係が深まったのは高校二年生の夏でした。(英語ですが)当時、学校主催のスピーチコンテストがあり、それに参加するか迷っていました。参加申し込み締め切り日の放課後、「やっぱり自分には合わないから参加しないでいいか」と思いながら廊下をぶらついていたら偶然ポジティブな友達に会い、その10分後には参加の申し込みを済ませていました。今振り返ってみると、心の中では参加したかったけど誰かに背中を押してもらうのを待っていたんだと思います。スピーチコンテスト以降は学校の授業を通り越した英語、ひいては言語全般に少しずつのめり込むようになりました。もしあの時友達に会っていなかったら人生は違ったものになっていたかもしれないと時々想像します。また、運が良かったとも思います。

フランス語に出会った経緯も偶然でした。大学に入る際に言語を1つ選ばなければなりませんでしたが、言語学を勉強したかった僕には特定の勉強したい言語がありませんでした。スペイン語は先生が厳しいと言われていたので避け、ロシアは寒いので避け、、、ととにかく面倒を避けていたら最後にドイツ語とフランス語が残りました。どうしてフランス語を選んだのかは正確には覚えていませんが、おそらくフランスの方がおしゃれなイメージがあったという大したことのない理由だったと思います。ただ今となっては、偶然フランスにおしゃれなイメージがあって、それを理由に選んだ自分に感謝しています。フランス語は、ずっと前から勉強していた英語と違って、言語化するのが難しいですが体にすっと染み込んでくる感覚があるのです。人にはそれぞれ向き不向きのある言語があり、偶然選んだフランス語は自分に向いている言語だったのでしょう。また、フランス語には包容力があります。バイト先でフランス語圏の方が来た時に、カタコトでもフランス語で話しかけてみればほとんどの人が喜んでくれたり(逆に全く関心を示さないマダムにも会いましたが)、大学で一緒に勉強している友達も生き急いでいる人が少なくてのびのび学べます。

そして2020年。僕は2020年の秋からフランスに留学する予定でしたが、留学する年と疫病の流行が偶然重なり、あっさり中止になりました。中止の連絡が来てからはオンライン授業ということもありとても腑抜けた日々を過ごしていましたが、このままではすぐに就活が始まってしまうと危機感を感じ、とりあえず自分のフランス語力を証明できる資格が欲しいと思い仏検の受験を決めました。一次試験は無事に通過したものの問題は二次試験。会話能力もそうですが何よりも問題が難しかったです。対策として聞き始めたフランスのニュースは仏検が終わった今でも日課です。大学の先生や語学塾の先生の協力のおかげでなんとか二次試験にも合格でき、なおかつ成績優秀者に選んでいただき、フランス語を始めてからのふわふわした3年弱が認められた気がしました。何も問題がなく留学に行けていたら仏検に出会うこともなかったかもしれないし、二次試験のように難しい問いについて議論するということもなかったでしょう。

今後は、周りの協力もあり再び留学のチャンスをもらえました。フランスに行っても、自分の意志や考えと共に僕をここまで運んでくれた偶然に身を任せながら生きていきます。





攻めの姿勢で、敢えて目標を高くしたことが功を奏したのだと思います

と言えばかっこいいですが、これは、自分に甘い崖っぷち人間がなりふり構わぬ形で受験した体験記です。

2020年秋季1級合格・文部科学大臣賞
友重 山桃
通訳翻訳業・東京都

コロナ禍は、多くの方々の仕事や日々の暮らしに大きな変化をもたらしました。通訳翻訳業界も、特に人の移動の停止と共に経済的・文化的交流が一気に引いた2020年3月以降は、大変厳しい状況が続きました。そんななか、自粛の流れに乗った私はNetflixやゲームや読書三昧の巣ごもりライフに耽っていたのでした。

我に返ったのは8月の終わり頃、ふと目覚めた明け方の空に秋の気配を感じたのが引き金となりました。「今出来ること・これからやりたいこと」を自己分析した結果、今のうちに仕事の量よりその内容・難易度を高めることに全力を注ぐべきだと判断しました(難易度、例えば商談通訳→二国間会議通訳)。しかし、私には「フランス語が出来る」というスキルしかありません。色々やることがあるなか、ひとつは出来ることをもっとアピールしようと考えました。これで方向は決まったものの、これまで楽な方へ流されてきたツケは大きく、追い込まれた感は否めませんでした。そんななか、第三者が私の仏語能力をなるべく端的に具体的にイメージ出来るもの、と考えた時に浮かんだのが「仏検」でした。

調べると、コロナ禍で2020年度秋季に限り「1級」と「準1級」を同時に受けられ、その申込み期限が迫っていることが判明しました。これはもう神の啓示。受けるならワンチャンス。逃げ道を与えてはいけない自分の性格が分かっていたので、敢えて「1級」1本に絞りました。しかし。ここまで来て、私の悪い癖がまた出てしまいました。仕事でフランス語を使っていることもあり、「受ければ受かるだろう」と高をくくり、受験勉強を怠けたのです。そして1次試験1週間を切り、仏検公式サイトの過去問を解こうとして当然挫折。時間の無い恐怖と己に対する怒りで呆然としました。

でもやるしかない。余裕はゼロでしたが、目標を「なんとか合格」にすると、私の性格上本当にそれだけの分しか頑張らないと分かっていたので、敢えて「高得点で合格」とその為のルールを決めました。

まず勉強ツールと内容を大まかに①仏検公式ガイドブック「セレクション1級」と「仏検対策準1級・1級問題集」の2冊をやりつくすことと、②ネットコンテンツ(各種サイト・記事・ブログ・ニュース動画)から時事テーマの収集に絞りました。

①:出来なかったところも出来たところも何度でもやり直し、敢えて日仏辞典は使わず電子版Larousse1本にしました。定義・言い回し・動詞の活用・類語や反対語もこれひとつで賄えます。

②:勉強する時事テーマは2つ3つに絞りました(政治、経済、社会など)。情報は「これは自分が後からアウトプットする」と意識しながら収集しました。多少意識するだけでも、入ってくる情報の量と質はだいぶ変わりました。日本語とフランス語のコンテンツを見て・聞いて・読んで、良かった!と思ったものはその場で(必ず日本語とフランス語で)簡単な表や図をつくる作業を繰り返し行いました。得た知識の言語化・見える化=アウトプット作業です。今度はコンテンツを数本に絞り、それぞれ日本語とフランス語の文章でまとめる作業を繰り返し、最終的にはひとつのテーマが日本語とフランス語のレポート各A41枚分にまとまるようにしました。知らない単語はどんどん拾い、覚える時間が無くとも無駄にならないと信じて単語帳は作りました。また、ネット上の記事や動画にコメント項目があればフランス語コメントに挑戦しました。コメントは、元の内容をちゃんと理解していないとフランス人に容赦なく「バーカ」と評価されます。逆に「確かにそうだ」と返信があると、これからも勉強頑張ろう、と励みになりました(相手に「いいね」を忘れずに)。主に集中力を維持するためでしたが、敢えて脱線してゴシップネタにも走りました。これらには、娯楽要素以上に試験対策に活かせる情報がいくらでもあり(特殊な表現など)、それがまた勉強のスパイスになりました。

アウトプットを通して、フランス語の知識が自分のものになっていく成果が目に見えるのでいっそう面白く、面白いと思うほど吸収する知識の量も増えました。この感覚は最後まで続き、実は当日試験の問題を解きながらも問題を「面白く」感じてました。うまく言えませんが、「成し遂げてやるぞ」というやる気エネルギーに変換されていく感覚でした。

その結果。やり遂げたという高揚感に溢れていた私は、合格通知を見て「思っていたより点数が伸びなかった」と拍子抜けしました。随分うぬぼれたものですが、そのような発想が出来るほどなりふり構わずやれたからこそ、此度の賞を頂けたのかもしれません。フランス語の出来を評価してくださった方々、一緒に喜んでくれた家族や友人達に、心から感謝しております。敢えて目標を高くせざるを得なかった自分を反省します。崖っぷちはお勧めしませんが、この体験が誰かのお役に立てれば幸いです。



フランス語学習が導いてくれたもの

2020年秋季準2級合格 ケベック州政府在日事務所賞
阿部玲子
学生(東京大学)・神奈川県

 私がフランス語を習い始めたのは、大学1年生の時にフランス語の第3外国語の授業を半年間履修したことがきっかけです。フランス語の発音の美しさに惹かれたからです。そのときは半年の授業が終わった後はフランス語から離れてしまいました。ですが、再びフランス語を学びたいという気持ちが再燃したのは、2年前に参加したニュージーランドでの短期留学でフランス人の学生と友達になったからです。その時は、大学1年生のときに学んだフランス語などほぼ忘れていたので、その学生とフランス語で話したいという気持ちがありましたが、私がフランス語で言えたのは簡単な挨拶や自己紹介程度でした。それでもその学生は、私がフランス語を学んでいたと知ると、とても喜んでくれ、私たちはすぐに意気投合し、フランスの文化などの話題で盛り上がりました。私と彼女は留学後も交流を続け、去年の夏にはブリュッセルに一緒に旅行に行きました。仏検準2級の面接対策を手伝ってくれたのも、彼女です。

 私がフランス語を学び続ける理由は、ただ単にフランス語の美しさに惹かれたからというだけではありません。もう一つ、私がフランス語に病みつきになっている理由は、フランス語を理解できると圧倒的に情報量が増え、世界が開けるからということです。私は、生きたフランス語に触れるために、Le Monde の記事を読むことがあります。もちろん、私は準2級のレベルなので記事を完全に理解できることはありませんが、概要はなんとなく掴むことができます。私はフランス語を学習する前は、外国語は英語しか習っていなかったので、時々触れる海外のメディアといえば、BBC、The New York Times 、ABC News など英語の媒体のみでした。ですが最近はこれらに加えLe Mondeを読むようになり、フランスで話題になっていることを知ったり、Le Mondeと英語の媒体で取り上げられている内容の違いを比較したりできるようになりました。

 仏検のホームページに、Le francais m’ouvre le monde. (フランス語はわたしに世界を開いてくれる)とありますが、まさしくその通りだと思います。フランス語は国連公用語の一つであり、フランスは世界でも影響力のある国です。なので、フランス語は自分が見る世界の解像度を大きく変えてくれるはずです。

 私にとってフランス語は、新たな出会いへと導き、知見を広げてくれるものです。これからも、より上位級を目指して頑張ろうと思います。




七歳の詩人がいた街角

中地 義和(公益財団法人日仏会館 副理事長)

  大学入学時に選択した必修第二外国語がフランス語だった。法学部に進むコースに籍を置きながら、法学や政治学には興味がもてなかった。そんな一年生にとって数少ない救いの一つが、初級文法を終えるとすぐに本格的な講読に入るフランス語だった。語学の最難関は初級文法だ。動詞活用ほか煩雑だが有限の決まりをしっかり押さえる必要がある。その山を越えて読み物に移るころには早々に報いが訪れる。おもしろいように視界が開ける。今日ではそんな言語習得法は古いと言われるかもしれないが、20歳近くになって始める語学は赤ん坊が日々言語を習得するようなプロセスを踏めない。理を詰めないと自分のなかに効率的に入ってこない。
 最初にぶつかった壁が、二年生の後期に読んだランボーの散文だった。辞書を頼りに意味をとろうとしても、文と文がつながらない。順接なのか逆接なのかわからない。戸惑わせながらも若気を挑発する、得体のしれないテクストだった。挑発はされたが、卒論で取り上げる勇気はなかった。論じられるほど読みほぐせていないと感じた。
 大学院に進んで、腰を据えて取り組む決心がついた。ある作家が「好き」の内実は一様ではない。一読してすべてが透明に見える作家もあれば、抵抗感は大きいが語調や言葉の裏に透かし見える何かに惹かれる場合もある。私にとってのランボーは明らかに後者だ。不可解さのなかに牽引するものがある。だからこそ関心が持続したとも言える。しかし相手は十代後半の五年間だけ詩を書き、あとは実業の世界に身を投じた人間だ。こちらは当初ランボーと同年齢だったのが、歳の差は開くばかりで、今や孫と祖父のような倒錯的構図になっている。ただ、「ランボーは若くないと読めないからしっかりやりなさい」と昔ある先生から頂戴した助言は、必ずしも当たらないとだけは言える。若いころには思い至らず、年齢とともにじわじわとわかってくることが確実にあるからだ。


 コロナ・ウィルス感染症の世界的蔓延が始まる直前の昨年1月末、アルチュール・ランボー(1854‐91)の生まれ故郷シャルルヴィルにごく短い滞在をした。ここをはじめて訪れたのは1980年秋、パリに留学してまもなくだった。次いで91年の没後100年記念の国際集会、2004年の生誕150年記念の国際集会の折りにも来たが、初回は右も左もわからず、続く二回はどこに移動するにも他の研究者たちと同行して、自由行動とはいかなかった。今回はささやかな評伝を書く計画があり、その準備のつもりで出かけた。気の向くままに歩き回って、少年詩人の生活空間を肌で感じたいと思っていた。
 シャルルヴィルはパリから直線距離で約200㎞、フランス東北部、ベルギーとの国境に近いアルデンヌ県にある。近隣の村落が集まって17世紀に創設された小さな町だ。ランボーの少年時代には1万人を少し超す程度の人口だったが、1966年に南隣の、こちらははるかに歴史の古いメジエール市と合併してシャルルヴィル=メジエール市となり、現在の人口は5万人弱、近代の主な産業は製鉄業である。1870年9月1日に皇帝ナポレオン三世が普仏戦争に敗北し、プロシア軍に降伏したことで知られるスダンの町から西に約20㎞の位置にある。16歳のランボーは幼時を振り返る詩のなかで、「子供は12月のどんより曇った日曜日を恐れた」と語る。それは、日がな一日、厳しい母親の監視下で聖書を読まされるからだが、季節の別なく曇天の下でくすんだ佇まいを見せている町の駅舎に降り立つと、旅行者も独特の暗鬱な空間に足を踏み入れる感覚にとらわれる(写真1)。


 ランボーの父親は当地に駐留中の陸軍大尉で、母親は30㎞ほど南に位置するロッシュ村に農地をもつ自作農家の跡取り娘だった。夫婦仲は悪く、任地を転々とする父親はランボーが6歳のころを最後に家庭に寄りつかなくなる。男女二人ずつ四人の子供のシングル・マザーとなったしっかり者の母親は、寡婦を名乗り、子供たちを厳しく育てる。当時、庶民の子供の就学率は著しく低かったが、二人の息子には初等、中等の教育を受けさせる。 アルチュールは一歳違いの兄フレデリックとは対照的に、幼いころから秀才で、シャルルヴィル高等中学に入学すると、学区のラテン語作文コンクールで何度も優秀賞を獲得し、学校の誉れとなる。しかしその頭脳には、烈しい反骨精神と途轍もない想像力が宿っていた。   
 母親は、夫と事実上の離縁の状態になって以後、何度も転居している。今回の私の目的は、それらの住居を突き止め、現存しない当時の高等中学校と市立図書館の跡を見定め、これらの場所相互の位置関係を確認したうえで、高等中学時代の友人ドラエーの一家が住んでいたメジエールにも足を運ぶことだった。ランボーが生まれたのは、町の中心をなすデュカール広場(写真2)から、町の創設者シャルル・ド・ゴンザーグ公爵像の立つ泉に向かって200mほど南に下った右手、ナポレオン通り12番地の二階のアパルトマンである。その窓の上部には、「ジャン=ニコラ=アルチュール・ランボー/詩人にして探検家/1854年10月20日この家に生まれる」というプレート(写真3)が掛かっている。小さな町のメイン・ストリートであるこの通りはその後ティエール通りと改称され、今日ではミッテラン政権時代に首相や蔵相を務めた政治家の名を冠したピエール・ベレゴヴォワ通りになっている。


 夫婦が離縁状態になった直後の1860年末には、おそらく倹約の必要からだろう、母親は町外れの貧しい労働者の住むブルボン通りに転居している。その二年後、今度はなぜか、ブルジョワ地区であるシャルルヴィルとメジエールを結ぶ広大なクール・ドルレアン通り(現クール・アリスティド・ブリアン通り)に移っている。そして69年には、ランボー一家の住まいとして最も有名なムーズ川沿いのマドレーヌ河岸5番地(今日のアルチュール・ランボー河岸7番地)の二階を占めるアパルトマンに引っ越す(写真4)。一家は、アルチュールがパリやロンドンを放浪していた時期を含めて75年までそこで暮らす。この期間はランボーが詩を書いていた時期をすっぽり覆う。この住まいは数年前から « Maison des Ailleurs » という名の記念館として公開されている。放浪者ランボーにふさわしく、「いくつもの〈他所〉を収めた家」というほどの意味だろうか。「想像のなかにのみ存在する現実ならざる場所」でもあるだろう。アルチュールが使っていたとされる中庭に面した25㎡ほどの部屋に入ると、何とも言えぬ感慨が湧いた(写真5)。

 
 
 子供時代のランボーの生活圏は、一家が暮らした複数の住まい、中学校や市立図書館を含めて、デュカール広場を中心にほぼ半径500mほどの範囲だった。やがてランボーは家出を繰り返し、ベルギー一帯を歩き回り、晩冬の寒気のなかをパリから数日かけて徒歩でシャルルヴィルまで戻る。ドイツや北欧にも行き、オランダ傭兵としてジャワ島まで行くが、たちまち脱走する。キプロスの石切り場で現場監督を務めたあと、紅海沿岸のイエメンとアビシニア(エチオピア)を往来しながら交易に従事するようになる。その「風の足裏をもつ男」の行動範囲を思えば、じつにつつましい小空間である。
 ランボーは生涯、故郷に対して、母親に対するのと同様に、疎ましさと愛着の両面感情をもちつづけた。母親に宛てて頻繁に出されるアフリカ書簡は、遠心力に駆り立てられる彼を「古い胸壁の並び立つヨーロッパ」(「陶酔の船」)につなぎ留める唯一の紐帯だった。今回の訪問で何より確かめたかったのは、二つ目の住まい、彼が6歳から8歳までの時期を過ごした場末街の雰囲気だった。というのも16歳のランボーが7歳の自分をモデルに書いた驚くべき自伝詩「七歳の詩人たち」には、詩人の天職の萌芽が具体的な生活感覚と遊離することなく素描されているからだ。この詩は、威圧的な母親の前で模範的な息子を演じながらじっと耐えている7歳の「苦い偽善」を冷徹に再現する。幼児に特有の無意識なチックや、屋根裏部屋に閉じこもって夢想にふけり架空の物語を次々と編み出す空想の遊戯に加えて、近所の労働者一家のお転婆娘との取っ組み合いのなかで味わう幼いエロスや、「鹿毛色の夕暮れ時に見る仕事着姿の/黒い影、場末街の労働者」への共感など、のちのランボーの萌芽が出そろっている。
 しかし150年も前の話だ。通りの名はそのままでも、街並みはすっかり変わっているに違いない、期待とあきらめが半々だった。ところが、街のメイン・ストリートとの交差点を起点とする現実のブルボン通りは、300mほど西に進んでランボー一家の住まいのあった73番地あたりまで来ると、一挙に場末のわびしさを漂わせはじめる。商店はまばらになり、番地すら記されない古い建物が増え、荒廃の印象が強くなる(写真6, 7)。さらに100mも進めば、街道の向こうは新興住宅が立ち並ぶ郊外だ。今も73番地界隈は、中心街と郊外にはさまれた下町だ。73番地の二階建て家屋の内部を観ることはおろか、それがランボーの時代の建物か後年建てられたものかを確かめるすべさえなかったが、満足だった。街角から不意に七歳の詩人が飛び出してきそうな気さえした。


 二日だけの慌ただしい滞在の最後に、ランボーがよく出入りした駅前の「カフェ・ド・リュニヴェール」で昼食をとってから、午後一時半のTGVに乗るつもりだった。正午のカフェは閑散として、テーブルに着いたとたんに若い娘が近づいてきた。注文を訊くかと思うと、「本日は満席です」という。「団体の昼食会でもあるの?」と問うとそうだという。釈然としないまま、荷物を抱え、駅のスタンドで堅いサンドイッチをかじった。電車がパリに近づくころにようやく思い至った。武漢から来た中国人がフランスで死亡したというニュースを、パリを発つ直前に読んでいた。きっと中国人に間違われたのだ、あるいは危険なアジア人ということで追い払われたのだ。それが私にとってコロナ騒動の始まりだった。



2020年度 文部科学大臣賞団体賞 受賞のことば

文部科学大臣賞団体賞は2013年度に創設され、その年度における出願者数とその増加率および試験結果等を勘案し、年度を通じたフランス語教育への取り組みを総合的に判断した上で、特に優秀と認められた団体に授与されます。2020年度は、順天堂大学国際教養学部、茨城キリスト教大学フランス語研究室、アサンプション国際中学校高等学校が選出され、APEF役員が各校にお伺いして表彰の場をもちました。表彰団体の先生方からお寄せいただいた受賞のことばをご紹介します。


順天堂大学国際教養学部フランス語科目担当 Chloé Viatte 逸見先生

 

 このような栄誉ある賞を頂き、順天堂大学国際教養学部のフランス語担当者一同、大変嬉しく感じております。2015年に新設された本学部では、「仁」の精神を基本として、「豊かな教養」「卓越した外国語の運用能力」そして世界を舞台に活躍できる真の国際人たる「グローバル市民」の育成を教育目標に据えています。
 言語力の総合評価をはじめ、キャリア形成に資する能力の可視化に至るまでメリットを誇る仏検は、大学入学後初めてフランス語に触れる初級や中級の学生の学習意欲を刺激するとともに、励みにもなっており、日本におけるフランス語教育の礎として、とても重要な役割を果たしています。
 フランス語を通じて異文化理解を深め、知的好奇心を刺激することは大切だと考えております。これからも、受賞を励みにそのための教育環境づくりに取り組んでいきたいと思います。最後に、このような厳しい状況下で試験を準備してくださっているAPEFの皆様に、心より感謝申し上げます。
写真:ニヨンサバ フランソワ先生・西澤文昭APEF理事長・クロエ ヴィアート 逸見先生・加藤洋一学部長・フランス語の先生方と学生の皆さん


茨城キリスト教大学文学部教授 和泉涼一先生

このたび、文部科学大臣賞団体賞を、また本学学生が個人賞を賜りましたこと、まことに光栄の至りで心より感謝申し上げます。本学の場合、学生は第2外国語としてフランス語を学びます。それとともに授業科目としてフランスへの文化研修旅行や短期語学留学の制度を設けており、それらの科目と連携させることで学生の関心を持続させるようつとめております。ただ、あれこれ工夫を試みても現実にはさまざまな困難があるものです。そういう困難のなか、学生の興味をよびおこし持続させるうえで、仏検はきわめて有効な役割を果たしています。本学にはかなり以前より「フランス語の部屋」というサークルが活動していますが、創設したのは仏検の勉強会に参加する学生たちでした。誘い合って美術展を見学したり、映画鑑賞会や読書会を催したり、あるいはフランス旅行に出かけたりするなど、まことに仏検は「実用技能」を突き抜けて大学生活そのものを充実させる大切な機会となっているのです。仏検が世界へつながる扉であることを実感しております。ありがとうございました。
写真:上野尚美学長・和泉涼一先生・西澤文昭APEF理事長・二瓶恵先生と学生の皆さん


アサンプション国際中学校高等学校 菅沼浩子先生

 このたびは、栄えある文部科学大臣団体賞に選出いただき心より感謝申し上げます。本校は本部をパリにおく聖母被昇天修道会によって創立され、フランス語は第二外国語として1960年の開校当時から高校では必修でおこなっております。3年間、フランス語圏の国々やその文化にも触れながら様々な角度からフランス語を学ぶことで、生徒たちは仏検のスローガン通りフランス語が自分に世界を開いてくれると感じています。そして、高校生としては珍しい仏検を取得することは自信と誇りとなります。団体賞は、一生懸命頑張っている全ての生徒1人1人の努力が認められた証であり、何よりも嬉しい賞です。この賞が、今後の生徒たち、さらに後輩たちのフランス語教育への大きな励みになることは間違いありません。
写真:岡本弘之副校長・北村卓APEF副理事長・菅沼浩子先生・Maria Josefina Matias 学院長・丹澤直己校長と生徒の皆さん

「仏検だより」を更新しました

「仏検だより」を更新しました。

2020年度の式典は、昨年度に続き、新型コロナウイルス感染拡大の影響によりあえなく開催を見送ることとなりました。しかしながら、文部科学省、フランス大使館、そしてフランス語とフランス語圏にかかわる主要な諸機関* からのご協賛をいただき、受賞者53名(個人、団体含む)に賞品をお贈りすることができました。今年度の受賞者は、最年少9歳から最高齢59歳までのフランス語を学ぶさまざまな経歴の方々でした。喜びを分かち合う式典の再開を願いつつ、関係各位にこの場を借りて御礼申し上げます。

*ご協賛:文部科学省/在日フランス大使館/ケベック州政府在日事務所/在日スイス大使館/在日ベルギー大使館/在日フランス商工会議所/日仏会館

2020年度 文部科学大臣賞団体賞 受賞のことば
順天堂大学国際教養学部
茨城キリスト教大学フランス語研究室
アサンプション国際中学校高等学校

七歳の詩人がいた街角
中地 義和(公益財団法人日仏会館 副理事長)



大型連休期間の休業についてのお知らせ

公益財団法人フランス語教育振興協会・仏検受付センターは、大型連休に伴い、4月29日(木)~5月5日(水)を休業期間とします。つきましては、休業期間中にお寄せいただく仏検・翻訳・APEF青山フランス語プロフェショナルコースの各業務についてのご依頼・お問い合わせが5月6日(火)以降のご対応となりますことをご了承ください。

また、翻訳サービスにつきましては、連休直後に複数のご依頼が重なり、通常よりも翻訳工程に日数を要する場合が想定されます。

ご不便・ご迷惑をおかけいたしますが、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。

仏検インターネット申込 お取り扱いの一時停止について

仏検インターネット申込は、システムメンテナンスのため、
以下の期間中、各種お取り扱いを一時停止いたします。

※期間中は申込システムへのアクセスが不通となります。
※お申込完了後のコンビニ店頭でのお支払いは可能です。
※作業の進捗状況により、終了時間は前後する可能性がございます。


仏検インターネット申込 お取り扱い一時停止期間

対象 : インターネット申込システムでのID取得・出願情報入力、
マイページでの各種操作

停止期間 : 2021年4月19日(月)AM 1:00 ~ 7:00

 

ご不便をおかけいたしますが、何卒ご了承のほど、お願い申し上げます。  

お問い合わせ対応の変更について(2021/4/1~)

公益財団法人フランス語教育振興協会は4月1日よりお電話でのご対応を平日11:00から17:00といたします。ただし、新型コロナウィルス感染拡大防止のため、各種のご連絡は原則としてメールをご利用いただき、ご来会にあたっては事前にご連絡のうえ当日はマスクの着用にご協力くださいますようお願いいたします。

公益財団法人フランス語教育振興協会

仏検公式ガイドブック

仏検実施団体APEFが編集する唯一の公式問題集『仏検公式ガイドブック』は、2020年度から「年度版」と「セレクション」の2本立ての発行に変わりました。

2019年度版までの公式ガイドブックの第2部にあたる1年分の実施問題は、隣り合う級をまとめた「年度版」に掲載。おなじく第1部にあたる練習問題は、級別の「セレクション」に収載しています。試験全体の流れをつかむには「年度版」、問題タイプ別の弱点補強には「セレクション」。2種類の「公式ガイド」が仏検合格を目指す皆さんを装い新たにサポートします。

聞き取り問題の音声は、付属CDに加え、音声アプリでもダウンロードできます。PCだけでなくスマホでも再生可能となり、より身近に取り組みやすくなりました。

2020年度版 仏検公式ガイドブック

『仏検公式ガイドブック 年度版』は「1級&準1級」、「2級&準2級」、「3&4&5級」の3冊で構成されています。 隣り合う級が1冊にまとまったことで、初級(5~3級)から中級(準2~2級)、そして上級(準1~1級)と、次の級への目標も立てやすくなり、学習のステップアップに役立ちます。

※2021年度版仏検公式ガイドブックは刊行しません。(2020年度秋季試験の問題・解説は「2022年度版」に掲載される予定です。)

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<各級の内容と程度> で、まずは受験に関する基礎知識、合格基準点や合格率などの実施データ、そして試験形式の概要を確認。<傾向と対策> で受験に向けた学習方法をアドバイス。そして公式ならでは!1年分の実施問題をまるごと掲載。誤答の傾向もふくめ、つまづきやすいポイントもしっかりフォローします。仏検取得を目指す方がまず手にして欲しい一冊です。

『2020年度版 仏検公式ガイドブック』
編集:公益財団法人 フランス語教育振興協会(APEF)
発売:株式会社 駿河台出版社
2020年4月10日発行
1級・準1級   2,640円 ISBN978-4-411-90291-7 C0085
2級・準2級   2,530円 ISBN978-4-411-90292-4 C0085
3級・4級・5級    2,530円 ISBN978-4-411-90293-1 C0085

仏検公式ガイドブック セレクション

『仏検公式ガイドブック セレクション』は、2018年度までに実施された試験から練習問題をセレクトしています。受験に向けて各級の問題の理解を深めたい人、より多くの練習問題に取り組みたい人に向けた学習参考書です。1級から3級までは各級1冊、4級・5級のみ合本で計6冊。今後、4年に1度程度のペースで内容を改訂する予定です。

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<練習問題> は各級の大問ごとに並べられ、過去の実施問題から精選した問題に詳しい解説が添えられています。問題形式や解答のポイントをおさえたうえで、しっかり理解しながら練習の数をこなす…まさに合格への王道です。

『仏検公式ガイドブック セレクション』
編集:公益財団法人 フランス語教育振興協会(APEF)
発売:株式会社 駿河台出版社
2020年4月10日発行
 1級    3,520円 ISBN 978-4-411-90294-8 C0085
 2級    2,750円 ISBN 978-4-411-90296-2 C0085
2020年9月1日発行
準1級    3,850円 ISBN 978-4-411-90295-5 C0085
準2級    2,420円 ISBN 978-4-411-90297-9 C0085
 3級    2,200円 ISBN 978-4-411-90298-6 C0085
4級・5級 1,980円 ISBN 978-4-411-90299-3 C0085

【お詫び】『仏検公式ガイドブック セレクション準2級』音声アプリについて 
トラック番号の順番に誤りがございました。 2020年11月16日より前に音声をダウンロードされた場合は、一度音声データを削除し、再度音声をダウンロードしていただきますようお願いいたします。 

購入方法

  1. 全国書店にて『仏検公式ガイドブック』とお申し出いただき、ご希望のタイプ・級をご予約ください。
  2. 駿河台出版社のホームページ からオンライン書店などの販売情報をご確認いただけます。
  3. 仏検事務局宛 に書名を明記のうえ、書籍代+送料300円を現金書留にてお送りください(複数冊購入される場合も送料は変わりありません)。入荷次第発送いたします。

※APEFでは、2019年度版以前の公式ガイドブックや公式問題集など、過去の出版物についても在庫の範囲で販売しております。下記の「在庫状況」をご確認いただくか、仏検事務局までお電話またはメールでお問い合わせください。

APEFの出版物 在庫状況pdf (2021年4月1日更新)

東京オリンピック期間中のアシスタント募集について(委託)

フランステレビジョンからの委託を受けた(株)オルビメディア様より、東京オリンピック期間中のテレビクルーの運転手兼アシスタント募集のお知らせがありました。ご興味がおありの方はこちらのご案内をご確認のうえ記載された照会先に直接ご連絡ください。

※なおAPEF/仏検事務局ではお問い合わせにはご対応いたしかねますのでご了承ください。

2020年度 合格基準点・合格率

2020年度春季試験は新型コロナウイルス感染拡大により開催を中止しました。
以下のデータは全て秋季試験の実施結果です。

級(季)出願者数1次試験1次試験免除者数2次試験
受験者数合格者数合格基準点合格率受験者数合格者数合格基準点最終合格率
1403名362名54名95点14.9%9名62名54名34点14.6%
1889名763名191名69点25.0%36名212名172名23点21.9%
21,427名1,250名448名59点35.8%48名465名409名20点32.3%
21,548名1,355名820名58点60.5%56名828名764名19点56.1%
32,717名2,446名1,542名60点63.0%     
42,300名2,111名1,690名60点80.1%     
51,989名1,866名1,593名60点85.4%     

団体申込

団体受験のお申し込み方法には、受験者が個別に申し込む [A] 個別出願 と、10名以上を一括で申し込む [B] とりまとめ出願 があります。

[A] 個別出願

avantages

責任者・担当者は受験希望者に
団体コードを知らせるだけ。
事務的な手続きは一切不要です。
defauts

検定料の還付はありません。



<個別出願> 出願方法

r-vert1b 団体責任者・担当者は、受験希望者に団体コード(5桁の数字)と団体名を伝えます。

r-vert2b 受験希望者は、 願書郵送申込 インターネット申込 のいずれかの方法で、各自で出願手続きを行います。団体コードを必ず記入のうえ、出願期間中にお申し込みください。

[B] とりまとめ出願

avantages

10名以上のとりまとめで
検定料の1割が
団体に還付されます。
defauts

インターネット申込は利用できません。
とりまとめ担当者には願書・検定料の
集約や書類の作成にかかる
事務作業が発生します。


<とりまとめ出願> 出願方法

r-vert1b 団体責任者・担当者は、受験希望者に団体コード(5桁の数字)と団体名を伝えます。

r-vert2b 受験希望者は、願書に団体コードを含む必要事項を記入し、検定料と共にとりまとめ担当者に提出します。

※各受験希望者から団体担当者への検定料の納入形態については、各団体でルールを定めて行っていただき、当協会は一切関与しません。

r-vert3b とりまとめ担当者は、全員分の願書と検定料を集め、「団体・準会場取扱申込書」と「受験申込者一覧」を記入・作成します。

wordフォーム 2021年度秋季 団体・準会場取扱申込書(word)   pdf 申込書PDF

wordフォーム 団体受験申込一覧(word)   pdf 一覧PDF


※ 「受験申込者一覧」は所定の書式以外のリストを用いることもできます。くわしくは仏検事務局までお問い合わせください。

※ 団体受験者の受験票、結果通知書、合格証書について、本来は受験者個人に送付されますが、団体で一括して受け取りたい場合は、取扱申込書の所定の欄にチェックを入れてください。

r-vert4b とりまとめ担当者は、検定料を一括で納付します。受験者数がのべ10名以上(併願は2名でカウント)の場合、検定料総額の10%を事務連絡費還付分として差し引いた金額をご入金ください。

<検定料ご入金先>

郵便振替00130-8-40484  公益財団法人フランス語教育振興協会
銀行振込みずほ銀行 九段支店 普通口座8034198
公益財団法人フランス語教育振興協会 検定口
三井住友銀行 飯田橋支店 普通口座5061932
公益財団法人フランス語教育振興協会

※請求書の発行を希望される場合や、ご入金が出願期限以後に行われる場合は、別途仏検事務局までご相談ください。

r-vert5b とりまとめ担当者は、全員の願書と、「団体・準会場取扱申込書」、「受験申込者一覧」を出願締切日までに仏検受付センターに送付します。

<願書・書類ご送付先>

郵送 〒150-8681 渋谷郵便局留 仏検受付センター
宅配便〒150-0002 東京都渋谷区渋谷3-1-4日本情報産業(株)5F 
       仏検受付センター

※団体受験ついてご不明な点やご質問は仏検事務局までお問い合わせください。

 

出願・受験に関する規約

実用フランス語技能検定試験(仏検)
出願・受験に関する規約

2021年度秋季試験については、開催概要ページに掲載の「新型コロナウイルス感染症対策についてのお願いとご案内」を事前に確認し、同意のうえご出願ください。

1. 総則

1.1 実用フランス語技能検定試験(以下「仏検」)は、公益財団法人フランス語教育振興協会(以下「当協会」)が文部科学省および在日フランス大使館文化部の後援をうけて実施するフランス語の技能検定試験です。

1.2 出願者および受験者は、以下の事項に同意した上で出願・受験を行うものとし、その内容を遵守する義務があります。

2. 受験資格・条件

2.1 年齢・職業・学歴・国籍などにかかわらず、受験資格に制限はありません。

2.2 過去に受験した級やその合否に関係なく、どの級でも受験できます。

3. 出願について

3.1 試験概要の確認

・実施級、各級の検定料、試験時間等の試験の概要および受験方法や注意事項等を確認した上で、所定の申込手順に従い出願してください。

3.2 出願時の氏名・住所について

・漢字で記入された氏名・住所について、電算処理上入力不可能な文字は、一般通用の漢字もしくは平仮名(JIS第一水準・第二水準)で表示されます。

3.3 1次試験免除申請について

・1次試験免除申請は出願時に限り受け付け、出願後の申請は認められません。そのさい、検定料の割引は一切ありません。なお、1次免除有資格者が、1次試験を受験した場合には、免除申請の有無にかかわらず、1次免除資格が無効となります。

3.4 特別措置および配慮の申請について

・障がいやお身体の不調等により受験に不自由がある方は、出願期間中に仏検事務局に連絡・相談の上、特別措置の申請を行ってください。できる限りの対応を検討します。出願期間以降の申請はできません。また、申請事由によっては、別途書類の提出が求められる場合や、申請を受け付けられない場合があります。

3.5 インターネット申込について

・ID取得にはメールアドレスが必要です。日本語のメールアドレスにはシステムが対応しておらず、登録できません。
・携帯電話のメールアドレスや、フリーメールアドレス(無料メール)で登録された場合、メールの受信に遅延や障害が生じることがあります。このような不具合があった場合でも当協会は責任を負いません。
・IDは季ごとに新たに取得する必要があります。以前に取得したIDを季をまたいで再利用することはできません。
・IDおよびパスワードの管理は出願者本人が行います。IDおよびパスワードの漏えい、違法利用などから生じた損害に対して当協会は責任を負いません。
・通信機器、通信回線およびコンピューター等のシステム機器(出願者、プロバイダー、通信事業者、当協会の各々のハードウェア、ソフトウェアおよびそれらをつなぐ通信回線のすべてを含む)の障害や、第三者の妨害、侵入、情報改変等により出願できなかった場合、それらの事由によって生じた損害に対して当協会は責任を負いません。

3.6 願書郵送申込について

・願書を送付せず、検定料を納入しただけでは受付とはなりません。
・願書受付期間終了後に投函された願書は受付しません。

4. 団体受験について

4.1 団体受験を実施する団体は、氏名と成績の開示について団体受験者に周知させなければなりません。受験者の同意を得ていることの証左として毎年「個人情報の開示に関する同意書」を提出してください。

4.2 団体受験でとりまとめ出願を実施する場合、出願者から団体担当者への願書提出および検定料の納入形態については、各団体が取り決めるものとし、当協会は一切関与しません。

5. 出願登録内容の変更について

5.1 出願のキャンセルについて

・出願後、いったん納入された検定料は、理由のいかんにかかわらず返金できません。また、次回への振替も認められません。

5.2 受験級の変更について

・出願期間中にかぎり、受験級の変更を受け付けます。ただし、下位の級に変更する場合も、はじめに納入した検定料との差額は返金されません。上位の級への変更や、単願から併願への変更にあたっては、差額分の検定料を期間内に追加納入する必要があります。

5.3 受験地の変更について

・1次試験受験地の変更は出願期間中にかぎり受け付けます。
・2次試験(1・準1・2・準2級のみ)受験地の変更は、1次試験終了の1週間後までは受け付けますが、それ以降は一切認められません。
・国内受験地からパリ会場受験への変更を希望する場合は、検定料の差額を納入しなければなりません。

5.4 試験時間の変更について

・1次試験の試験時間および2次試験の集合時間は一切変更できません。

5.5 氏名・住所・連絡先の変更について

・出願時に登録された氏名や住所等に変更が生じた場合は、すみやかに仏検事務局まで連絡してください。

6. 受験票について

6.1 ・1次試験および2次試験の受験票は、試験日の約6日前までにお送りします。受験票の発送をもって出願受付の確認となります。

6.2 郵便受けにお名前が入っていないと、受験票等の通知が届かない恐れがあります。必ずお名前を入れておいてください。

6.3 受験票の未着に関するお問い合わせは、電話でのみ受け付けます。対応は試験前々日の営業時間内(金曜日17時)までで、それ以降は応じられません。また、未着問い合わせ期間内にお問い合わせがなく受験できなかった場合、当協会は一切その責任を負いません。

6.4 試験日までに受験票に記載された情報および注意事項を受験者自身が確認してください。

6.5 受験票に記載された試験会場・時間の変更には一切応じられません。

6.6 氏名や住所の訂正や変更については、試験当日に会場で申し出るか、仏検事務局まで連絡してください。

7. 受験時の注意事項

7.1 注意事項の遵守

・試験当日は、本規約および受験票、問題冊子表紙に記載された注意事項を確認し、遵守してください。
試験場内では試験監督者および試験場係員の指示に従ってください。 指示に従わない場合、および試験進行の妨げとなる行為があった場合、退場となることがあります。

7.2 携行品について

・受験時には受験票で指示された携行品(受験票/筆記用具/身分証/時計)を持参してください。試験中、それ以外の私物はかばん等にしまってください。
・携帯電話を時計として使用することはできません。電源を切り、他の私物と同様にかばん等にしまってください。
・試験会場内での貴重品や手荷物の管理は受験者自身が行ってください。当協会は盗難、紛失その他について一切責任を負いません。
・拡大鏡・医薬品等の持ち込みが必要な方は、出願時に配慮希望として申請してください。
・飲み物については、1次試験では、ふた付きの容器に入っており、かつ容器に文字の表記がないものであれば持ち込みを認めます。ただし、監督者が試験環境の保全の妨げになると判断した場合は、持ち込みが認められないことがあります。2次試験では試験室への飲み物の持ち込みはできません。

7.3 本人確認について

・運転免許証、パスポート、学生証、勤務先発行の身分証、保険証等、本人を証明する公的な書類が必要です。身分証に写真が付いていない方は、受験票の所定の欄に顔写真を貼ってください。身分証ないし顔写真の提示がなく本人であることを確認できないときは、受験をお断りする場合があります。

7.4 遅刻時の対応について

・1次試験では、試験開始後、規定時間以内(1〜4級は試験開始後30分、5級は同20分)は試験室への入室を認めます。ただしその場合も、試験時間の延長等の措置は行いません。規定時間を超えて遅刻した場合は受験できません。なお、パリ会場では遅刻入室は一切認められません。
・2次試験では遅刻入室は一切認められません。
・公共交通機関の遅延や運休による遅刻・欠席については、その事実を証明できる証票等をご提示ください。証明できるものがなければ対応いたしかねます。

7.5 途中退室・再入室について

・1次試験では、原則として試験途中の退出はできません。ただし、筆記試験中は、やむを得ない事情がある場合に限り、一時退室・再入室が可能です。書き取り・聞き取り試験の開始後に途中退室した場合、再入室は認められず、そのまま欠席扱いになります。
・1〜準2級の1次試験では、筆記試験と書き取り・聞き取り試験の双方を受験しないと欠席扱いになります。

7.6 試験中の注意事項

・問題の内容についての質問にはお答えできません。
・以下に例示する不正行為が認められた場合、失格となります(検定料は返還されません)。また、次季以降の受験資格も失うことになります。

(1) カンニング行為 (カンニングペーパーや参考書などの使用、他の受験者の答案を見ること、他の受験者から答えを教わること等)。
(2) 試験時間中に、他の受験者を利するような行為をすること。
(3) 試験問題を漏えいすること。
(4) 試験室において、他の受験者の迷惑となる行為や試験進行の妨げとなる行為をすること。
(5) 出願者以外の者が出願者に代わって受験すること。
(6) その他、試験の公平性を損なう行為。

7.7 インフルエンザ、その他感染症への対応について

・インフルエンザ、その他感染症<学校保健安全法施行規則(昭和三十三年文部省令第十八号)第18条に定める各種感染症を指す。以下同様> に罹患している場合、および医師の診断を受けていなくても罹患が疑われる場合は、受験を控えてください。インフルエンザその他感染症に罹患している、または罹患を疑われる場合、試験会場にて受験をお断りすることがあります。インフルエンザ等の流行期には、マスクの着用、手洗い・うがいの励行、携行消毒液の携帯・使用等、主体的な感染予防にご協力ください。
・試験会場として使用予定の大学、高等学校等での施設においてインフルエンザ等の感染が報告された場合、当該会場での試験を中止または延期する可能性があります。試験の中止や延期等が発生した場合には、ただちに当協会のホームページにおいて措置の内容または事後対応に関するご案内を公表します。

7.8 その他の注意事項

・災害・事故などの場合、試験開始時間を繰り下げたり、試験を中止したりすることがあります。
・ふりがな付き問題冊子は出願期間中に申請があった方にのみ用意されます。当日のお申し出には対応できません。
・試験問題の一部または全部を当協会の許可なく、他に伝え、漏えい(インターネット等への掲載を含む)することを禁じます。
・試験会場内での録音・撮影を禁じます。また試験に関して知り得た情報全般を他者に開示し公開することを禁じます。
・試験終了後、問題冊子は持ち帰ってかまいません。正解例は仏検ホームページで閲覧できます。

8. 受験後について

8.1 1次試験結果通知書および3・4・5級の合格証書は1次試験の約4週間後に、1〜準2級の2次試験結果通知書および合格証書は2次試験の約3週間後にお送りします。

8.2 インターネットでの合否結果閲覧は、インターネットで出願を行った方のみ利用できます。閲覧の開始は当協会からのメールをもって告知します。

8.3 欠席者への結果通知は行いません。1次試験の欠席者は試験終了後に仏検事務局に申し出れば問題冊子と正解例を受け取ることができます。

8.4 郵便の未着、汚損・破損が発生した場合、ならびに個人情報の誤りや変更がある場合はすみやかに仏検事務局まで申告してください。

8.5 問題内容および採点結果、合否については一切異議申し立てできません。

9. 免責事項、損害賠償、責任の制限

9.1 当協会は、台風や大雪等の自然災害や大地震、伝染病の流行等、不測の事態発生時は試験を中止する場合があります。その場合は仏検ホームページへの掲載等を通じて受験者、および団体申込責任者へ通知いたします。
当協会は、出願者が仏検を受験したことにより、または受験できなかったことにより発生した一切の損害について、検定料の返金を含め、いかなる責任も負わないものとします。
試験の変更、遅滞、中止等に基づく損害についても同様とします。

9.2 試験会場における受験者(その保護者等の付添者を含む)間のトラブル等については、当協会は一切責任を負いません。

9.3 準会場の取扱責任者および試験運営責任者による不正等が発覚し、当協会の判断により当該準会場における試験が無効とされた場合、受験者に対するすべての責任は当該準会場の取扱責任者および試験運営責任者が負い、当協会は一切の責任を負わないものとします。

9.4 出願者は、仏検受験に際し、当協会または第三者に損害を与えたときは、その損害を賠償するものとします。

9.5 本規約に別途定める場合を除き、いかなる場合においても当協会が受験者に対して負う責任は、当該受験者が実際に支払った検定料総額を上回るものではありません。

10. その他・一般事項

10.1 合格証明書について

・合格証明書の発行は、その季の結果通知・合格証書の発行後のみ承ります。
・合格証明書には合格した時点で登録された氏名が記載されます。発行申請の時点で氏名が変わっている場合も、記載される氏名に変更や追加を行うことはできません。

10.2 個人情報の取り扱いについて

・出願時に登録された個人情報は、当協会ホームページで公開されている保護方針に則って取り扱います。

10.3 ご意見・お問い合わせについて

・仏検に関するご意見やお問い合わせは、書面(郵送・ファックス・電子メール)で寄せられた場合のみご回答します。

10.4 本規約の変更について

・当協会は本規約を出願者・受験者および団体申込責任者へ予告することなく変更することがあります。また、変更後の本規約については、当協会が別途定める場合を除いて、仏検ホームページ上に掲載した時点より効力が生じるものとします。


公益財団法人フランス語教育振興協会
2016年8月23日
2017年4月27日改訂
2019年8月26日改訂