公益財団法人フランス語教育振興協会(APEF)について

 財団法人フランス語教育振興協会は、その前身である日仏文化交流センターが1967年にフランス語研修旅行を開始して以来、日仏の留学生交流・文化交流にかかわる数々の仕事に携わってきました。研修旅行は2007年に終わりましたが、1981年に始まった実用フランス語技能検定試験(仏検)は順調に進展して、今では1986年に財団法人として発足したこの協会の主軸事業となっています。

 2011年には仏検創設30周年、財団法人設立25周年を迎え、新しい公益財団法人制度による新法人として出発しました。

 フランス語の普及は、文学・芸術の分野から始まり、広く経済、科学技術、国際協力の分野、料理やスポーツ、観光などの多様な分野におよび、ヨーロッパだけでなく世界の文明・文化を理解する基礎となっています。日本におけるフランス語教育の振興は今後もますます重要な課題となることでしょう。今後は学校教育の場でフランス語振興を推進していくのみならず、広く生涯教育の一環としてのフランス語教育の伸張や各種の文化交流の推進にも力を注いでいく所存です。