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2021年度 文部科学大臣賞団体賞 受賞のことば

文部科学大臣賞団体賞は2013年度に創設され、当年度における出願者数とその増加率および試験結果等を勘案し、年度を通じたフランス語教育への取り組みを総合的に判断した上で、特に優秀と認められた団体に授与されます。2021年度は、立教大学フランス語教育研究室/フランス文学研究室、京都産業大学外国語学部ヨーロッパ言語学科フランス語専攻、早稲田大学高等学院が選出され、APEF役員が各校にお伺いし表彰の場をもちました。表彰団体の先生方からお寄せいただいた受賞のことばをご紹介します。

  立教大学フランス語教育研究室主任 関未玲先生

 このたびは文部科学大臣賞団体賞をいただき、誠に光栄なことと心よりお礼申し上げます。本学では2005年秋季の仏検より、準会場として団体受験を実施してまいりました。フランス語・文学を専門とするフランス文学専修の学生はもちろんのことながら、第二外国語としてフランス語を学ぶ他学部学生も、毎年仏検にチャレンジしています。名誉ある賞を頂きまして、仏検実施に携わる教員はもとより、フランス語学習に取り組む学生にとって大きな励みとなります。コロナ終息を見据え、学内の留学プログラム応募に必要な仏検等の資格合格に向けて、日々フランス語学習を頑張っている学生を、これからも応援できるような環境づくりを目指してまいります。有難うございました。
写真(後列左)関未玲先生・(前列中央)立教大学総長 西原廉太先生・(同中央左)澤田直先生・(同右)西澤文昭APEF理事長・立教大学の先生方と学生の皆さん・APEF職員

京都産業大学外国語学部教授 平塚徹先生

 このたびは、文部科学大臣賞を賜り、京都産業大学外国語学部ヨーロッパ言語学科フランス専攻教員一同、大変名誉なことだと喜んでおります。本専攻は、優れたフランス語力を養成するために、1・2年次には週5回のフランス語の授業を設け、到達度の検証を仏検で行なっております。また、3・4年次においても上級合格を目指して指導しています。
 本専攻の教育において、仏検は学生に目標・励み・達成感を与えてくれる不可欠の存在です。2020年度はコロナ禍で例年通り団体受験を実施できず大いに苦しみましたが、今回、やっと団体受験を再開できたところに思いも掛けない受賞となり、一層の喜びを覚えた次第です。改めて心よりお礼を申し上げます。
写真(後列左から)北村卓APEF副理事長・平塚徹先生・ブルーノ ティノ エリック先生・長谷川晶子先生・井上俊博先生・伊ケ崎泰枝先生・(前列)学生の皆さん

早稲田大学高等学院フランス語科 中野茂先生・大原宣久先生

 この度は文部科学大臣団体賞を賜り、早稲田大学高等学院の教員一同大変嬉しく、また光栄に思っております。早稲田大学高等学院の歴史は1921年大学予科に始まり、フランス語教育も予科の時代からの長い伝統を持っております。卒業生は原則全生徒が早稲田大学に進学する本学院では、第二外国語が三年間選択必修(独、仏、露、中のなかから一つ選択)となっており、第三外国語でフランス語を学んでいる生徒も含めると全校で500名近くの生徒がフランス語を学んでいます。
フランス語科では、「異文化理解にもとづいた豊かな人間形成」と「フランス語を活かした国際社会での活躍」といった目標をもとに授業を展開しております。これらの目標を達成するうえで、実用フランス語技能検定試験(仏検)は大変大きな存在となっております。
 この場をお借りして今後も皆様からのご指導ご鞭撻をお願いすると同時に、さらなる仏検の発展をお祈りいたします。
写真(右から)野中純先生・大原宣之先生・中野茂先生・学院長 武沢護先生・西澤文昭APEF理事長・生徒の皆さん