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APEF青山フランス語プロフェショナルコースのご案内

APEF青山フランス語プロフェショナルコースのご案内

aogaku001公益財団法人フランス語教育振興協会(APEF)は、1981年の創設以来、実用フランス語技能検定試験(仏検)を実施し、受験者は今日まで80万人を超えています。そのうち仏検1級受験者は26,427名、合格者は2,614名(2017年度まで)、仏検準1級受験者は37,613名、合格者7,243名(2017年度まで)を数えています。ほぼ1万人がフランス語の実用技能においてきわめて高いレベルに達しました。APEFはこの度、仏検1級よりさらにその先のレベルの人材養成を目指すために、自らの新たな使命として教育事業を発足させることにしました。

フランス語は世界で30か国以上において公用語として認められ、話者の数は2億人を超えています。とりわけアフリカ諸国における顕著なフランス語使用状況からみて、高度なフランス語を使用することのできる日本人を養成することは、フランス語教育の振興だけでなく、フランス語文化圏との交流をさらに深いレベルで進めるうえで必要なことです。

APEFは高度なフランス語使用者育成の機会を確保し、さらに実行性のあるものとするために、青山学院大学と協定を締結し共催という形で、新たにフランス語講座を立ち上げることになりました。新講座は「APEF青山フランス語プロフェショナルコース」の名のもと、青山学院大学の社会人講座「青山アカデメイア」の一環として位置づけられています。

aogaku002青山学院大学青山キャンパスは渋谷駅と表参道駅から近く、きわめて利便性の高い場所にあります。

APEF青山フランス語プロフェショナルコースの授業はすべて、同時通訳者養成にも対応した最新のシステムを備えた教室で行われます。

受講者は青山学院大学および「青山アカデメイア」の規則を守ることが求められます。

このコースは、フランス語上級コース(1クラス)、通訳者養成コース(基礎科・本科の2クラス)、翻訳コース(基礎科・本科の2クラス)からなり、フランス語を日本語に、日本語をフランス語に通訳あるいは翻訳する能力をプロフェショナルレベルに高めることを目的としています。そのために、現在フランス会議通訳者として一線に立っている講師陣を招きました。

コースの概要と受講レベルのめやす

3コース5クラスを開講します。

フランス語上級コース
レベルの
めやす
仏検2級・準1級/
DELF B1・B2
定員15名講師菊地歌子
Eliane Cloose
フランス語学習歴3年以上だが通訳の訓練を始めるには語学力が不十分な方を対象に、文法と語彙、ヒアリングとオーラルでの表現力を中心に徹底的に訓練します。
通訳者養成コース 基礎科
レベルの
めやす
仏検準1級/
DELF B2以上
定員15名講師三浦信孝、Catherine Ancelot
宇都宮彰子、小林新樹
通訳者養成コース 本科
レベルの
めやす
仏検1級/
DALF C1以上
定員10名講師三浦信孝、Catherine Ancelot
宇都宮彰子、小林新樹
ニュースや講演などを素材に仏日と日仏の両方向で逐次通訳の訓練を行います。要約練習、ノートテーキングやサイトトランスレーション、ゲストスピーカーを招いてのライブ通訳訓練を含みます。基礎科はエスコート通訳レベルをめざし、本科は会議通訳者をめざします。
翻訳コース 基礎科
レベルの
めやす
仏検2級/
DELF B1以上
定員8名講師三浦信孝、Catherine Lemaitre
翻訳コース 本科
レベルの
めやす
仏検準1級/
DELF B2以上
定員8名講師永見文雄、Rodolphe Diot
新聞・雑誌の記事などを素材に仏日と日仏の両方向で基礎的な翻訳技術の訓練を行い、本科ではさらに高度な翻訳技術を磨きます。毎週課題翻訳を提出してもらい、次回講師が添削し模範訳例をつけて返却します。翻訳には文法と語彙の知識だけでなく広い教養と専門知識、調査能力が必要です。

講師紹介

主任講師 三浦 信孝  MIURA Nobutaka

profil_miura1945年盛岡市生まれ、東京大学教養学科フランス科卒、同大学院仏文科博士課程満期退学、現在は中央大学名誉教授、日仏会館の学術・文化担当副理事長。1970年代6年半のパリ大学留学時代にフランス語通訳を始め、帰国後は大学教師を本業としながらフランス語会議通訳の第一線で活躍。1980年から東京日仏学院でフランス語通訳の授業を担当、1990年から最近までサイマル・アカデミーでフランス語コース主任講師を務めた。
著書に『現代フランスを読む:共和国・多文化主義・クレオール』、編著に『日仏翻訳交流の過去と未来』など。フランス語論文多数。
APEF青山の新コースでは通訳と翻訳の授業を担当する。通訳はoralからoral, 翻訳はecritからecritへの転換作業だが、両方を学ぶことで相乗効果が出ると信じている。

カトリーヌ・アンスロー ANCELOT Catherine

profil_ancelot1983年パリのINALCO(国立東洋言語文化研究大学)修士卒、東京在住30年、日仏会議通訳の第一線で活躍し、井上靖や遠藤周作、園地文子などの文芸翻訳も手がける。
1998年丸谷才一『たった一人の反乱』の仏訳で野間文芸翻訳賞を、2015年芥川龍之介の短編集『馬の脚』の仏訳で小西財団の日仏文学翻訳賞を受賞した。
1994年から外務省のキャリア外交官のためのフランス語通訳研修にて講師を担当、現在に至る。
授業では日本のニュース解説やトピックスを取り上げフランス語に通訳する。フランス語の正確さと分かりやすさにこだわりながら、基本的な語彙、専門用語、時事問題の基礎知識を身に着けていくことに焦点を当てる。授業で扱うテーマに関して事前に授業案内でお知らせしたうえで関連の新聞記事やリンク等で予習をしてもらい、クラスで録音音声や受講生による日本語の発表を使いながら日本語からフランス語への通訳の訓練を行う。

小林 新樹 KOBAYASHI Shinju

profil_kobayashi理学博士(数学)。第二外国語に選んだ仏語に強く惹かれ、某大学在職中に念願のフランス留学を果した際には、数学より仏語学習に没頭。不惑の年を以て通訳に転身し、改めてパリ第三大学に留学後、同時通訳者として活動(詳細はこちら)。
仏語の発言を聞いた際、その趣旨が明確につかめれば分かり易い日本語にできます。しかし実際には、既知の単語が並んでいると何となく理解した気になり、具体的に何を言いたいのか把握しないまま訳してしまうことがあります。その時、訳文はメモした単語の訳語を組み合わせただけになり、聞き手の頭にすんなり入るものとは言えなくなります。
授業では、Le Monde紙の経済記事を精読し、「趣旨を具体的に把握する」とはどういうことか、実例によって体験していただきます。それをヒントに、日頃の学習でも具体的な趣旨を把握するよう心掛け、聞き手に分かり易い訳をアウトプットできる通訳になってください。

宇都宮 彰子 UTSUNOMIYA Akiko

profil_utsunomiyaサイマル・アカデミー フランス語コース受講をきっかけに通訳への関心が高まりパリに留学。パリ政治学院Certificat d’Etudes Politiques取得後、パリ第三大学の通訳養成高等専門職過程Ecole Superieure d’Interpretes et de Traducteurs (ESIT) で学ぶ。1999年同校卒業と同時に通訳業に従事、現在に至る。国際会議通訳者協会AIIC会員。大学等で通訳教育にも携わる。
本コースでは、主にフランス語から日本語への通訳演習を担当。的確な要点把握と迅速で簡潔明瞭な訳出を目指し、そのために必要なプロセス解説と実践練習を行う。フランス語の聴解と並んで重要となる日本語の語彙や表現力強化にも取り組みたい。本科では、同時通訳練習も取り入れる。

菊地 歌子 KIKUCHI Utako

profil_kikuchi1974年朝日新聞主催フランス語弁論大会で優勝し、1975年からモンペリエ大学で教師養成コース及び学部、ストラスブール大学で修士課程まで、4年間留学。帰国後、1986年にストラスブール大学で音声学の博士号を取得。同時期にフランス語通訳業を始め、日仏会議通訳の第一線で活躍を続けている。フランス語教育では、現在関西大学名誉教授および特別契約教授、アテネフランセ講師として、初級の基本から上級の通訳・翻訳および教授法を担当している。
授業では、ある程度長い期間話題になりそうなテーマを中心に、文字資料で構文把握の確認、語彙や背景知識を準備する。次に同じテーマで、France 2 のニュースを日本語に訳す練習をする。この過程ではメモの取り方を練習しながら、特に文脈に合った語彙の選択や日本語の明瞭さなどに注意して訳す。並行して、基本的な表現を素早く正しく日仏双方向で訳す練習や、間違いやすいフランス語の表現や基本動詞の使いかたなどの確認をする。

永見 文雄 NAGAMI Fumio

image_en_attente 1947年生まれ。東京大学教養学科卒、同仏文大学院博士課程中退。フランス政府給費留学。東京大学文学部助手などを経て、1990年4月から2018年3月まで中央大学文学部教授。現在、同名誉教授。2006年4月から2年間パリ国際大学都市日本館館長。 専門は18世紀フランス文学・思想史。著書に『ジャン=ジャック・ルソー-自己充足の哲学』、『菩提樹の香り-パリ日本館の15カ月』ほか、共編著に『ルソーと近代』、訳書にJ=J・ルソー『ポーランド統治論』、同『フランキエール氏への手紙』を初め、シャップ、プレヴォー、リュスタン・ド・サンジョリ、テラソン、コワイエほか、共訳書にP・ゲイ『自由の科学』、J・ドリュモー『恐怖心の歴史』、B・ベルナルディ『ジャン=ジャック・ルソーの政治哲学』。

エリアーヌ・クローズ CLOOSE Eliane

Professeur de francais au Japon dans plusieurs universites depuis 1989, specialiste des affaires, en charge de cours de traduction depuis 1996.

カトリーヌ・ルメートル LEMAITRE Catherine

Au Japon depuis une vingtaine d'années, Catherine Lemaître est éditrice,traductrice et enseignante de FLE. Elle a traduit plusieurs livres sur la culture japonaise en français dont 「和食宝典」(Le grand livre de la cuisine japonaise, Éd. du Chêne et 「日本の庭と盆栽」(Jardins et bonzaïs japonais, Éd. de Paris). Elle est également l’auteur de「教室の中のアート」(Art en cours, 集英社・日仏学院) et de Japon(Éd. du Chêne, coll. Grands Voyageurs). Elle enseigne l'art de traduire depuis 2009 ans. Sa devise est "Traduire c'est écrire."

ロドルフ・ディオ DIOT Rodolphe

image_en_attente 2016年、日本語の1級教員資格(アグレガシオン)を取得後、日本における書写・書道教育に関する研究論文を母校のパリ国立東洋言語文化研究所(INALCO)に提出し、本年内に博士課程を修了する予定です。 また、お茶の水女子大学や立教大学を始めとして、20年以上大学のフランス語教育に従事しています。 翻訳歴も長く、これまで手がけた文章は岡倉天心や辻井喬のエッセイからアイヌ民謡などまで多岐にわたっており、目下、辺見じゅんの『収容所(ラーゲリ)から来た遺書』のフランス語訳に取組中です。 授業ではニュース記事を中心に和文仏訳の練習を重ねていきます。

会場・アクセス

青山学院大学 青山キャンパス

(〒150-8366 東京都渋谷区渋谷4-4-25)

※JR山手線、JR埼京線、東急線、京王井の頭線、東京メトロ副都心線ほか
 「渋谷駅」より徒歩10分
※東京メトロ(銀座線・千代田線・半蔵門線)「表参道駅」より徒歩5分
アクセス情報はこちら(青山学院大学HPへ)