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2018年度 文部科学大臣賞団体賞 受賞のことば

文部科学大臣賞団体賞は2013年度に創設され、その年度における出願者数とその増加率および試験結果等を勘案し、年度を通じたフランス語教育への取り組みを総合的に判断した上で、特に優秀と認められた3団体に授与されます。2018年度は、山形大学、金城学院大学文学部コミュニケーション学科、大妻中野中学校・高等学校が選出され、賞状と記念の楯が授与されました。表彰団体の先生方からお寄せいただいた受賞のことばをご紹介します。


山形大学 合田 陽祐 先生

(写真左より)大久保清朗先生・合田陽祐先生・個人受賞された山形大学のおふたり・西澤理事長

この度は栄誉ある賞を賜り幸甚の至りに存じます。フランス語教育振興協会の皆様に篤く御礼申し上げます。
2018年度の秋季試験より本学が準会場となり、試験監督を務めました。真剣に取り組む学生たちの姿を見て、その熱意に心を打たれました。この受賞を本学のフランス語履修者の皆さんに報告できることを、大変嬉しく思っております。昨今、第二外国語の履修に関して厳しい状況が続いております。これを励みに、同僚の柿並良佑先生、大久保清朗先生とさらに協力し、フランス語教育の存続と発展に貢献できるよう、努力を続ける所存です。
今後も本学は仏検と歩みを共にして参ります。ご指導賜りますよう皆様にお願い申し上げます。
(写真左より)大久保清朗先生・合田陽祐先生・個人受賞された山形大学のおふたり・西澤理事長

金城学院大学 文学部 外国語コミュニケーション学科 北原 ルミ 先生

(写真左より)北原ルミ先生・西澤理事長

この度は文部科学大臣賞団体賞を賜り、フランス語教育振興協会の皆様、仏検事務局の皆様に深く感謝申し上げます。本学科のフランス語選択者は、1〜2年では各35名前後、3年以上の選択では各15名前後と例年小さい母数ながら、学生たちが精力的に受験し、結果を出してきてくれたゆえの受賞と喜ばしく存じます。フランスへ渡航する学生が増える傍ら、渡航できなくとも検定で力を測ろうと頑張る学生もいます。数日前の卒業パーティでは「仏検でさらに上を目指します!」という声が聞こえ、働きながらの学習の励みになることを実感しました。フランス語を通して世界の多様な窓口を知る学生が育つよう、今後も力を尽くしてまいります。
(写真左より)北原ルミ先生・西澤理事長

大妻中野中学校・高等学校 島田 幸子 先生

((写真左より)外国語課主任教諭 片岡孝治先生・西澤理事長

このたびは栄誉ある賞をいただき、教職員一同、心より感謝申し上げます。大妻中野中学校・高等学校では、平成11年度から選択でのフランス語が始まり、平成28年度にはGLCクラスも新設されました。中学1年生からフランス語が必修となるクラスもできたことで、現在では320名以上の履修者をかかえます。第2外国語ですので進度はゆっくりしたものですが、生徒のモチベーション維持として、仏検は今まで以上になくてはならないものになってきていると感じます。グローバル教育の一環としてフランス語を学ぶ意義を伝えるべく、担当者としましても真摯に取り組んでいきたいと思っております。仏検の更なるご発展をお祈りいたします。
(写真左より)外国語課主任教諭 片岡孝治先生・西澤理事長