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2014年度 団体賞受賞のことば

2013年度に創設された文部科学大臣賞団体賞では、仏検における出願者数、その増加率および試験結果等を勘案し、年度を通じたフランス語教育への取り組みを総合的に判断した上で、特に優秀と認められた3団体に授与されます。2014年度は、日本大学法学部、立命館大学、白百合学園中学高等学校が選出されました。

 

日本大学法学部 畠山 達 先生

この度の受賞は、日本大学法学部のフランス語教育に尽力してくださっている教職員のお陰であり、このような形で評価して頂き嬉しく思っております。積極的に仏検を利用して学生のやる気を引き出している教員の皆様には深く感謝しております。
また、そもそも大学の教室を準会場として利用できなければ仏検は実施できません。今日、益々高まりつつある第二外国語教育の重要性を理解してくださる関係者および職員の方々にも感謝の念が耐えません。 そして誰よりも感謝すべきは、努力をしてくれた学生たちです。日本大学法学部ではアヴィニヨン短期研修もあり幅広い外国語教育に取り組んでおります。その成果がこのような形に結びついたものと思っております。
この団体賞を励みにフランス語教育の発展に一層努力して参りたいと思っております。関係者の皆様には心よりお礼を申し上げます。
(写真 右より)畠山達先生(日本大学)、長谷川善一APEF理事長 

 

立命館大学 千川 哲生 先生

2014年度の文部科学大臣賞団体賞を頂いたことに心から感謝の念を表明いたします。本学にはいわゆるフランス語学科はありませんが、その代わり、さまざまな学部の枠を越えて2年間フランス語を共に学ぶ「副専攻」という制度があり、学生は日々楽しみながらフランス語の研鑽に努めています。ここ数年、本学の受験者数は春・秋ともに100名を超えており、身につけたフランス語能力を試したいという学生の熱意の表れだと考えています。これからもフランス語教育に携わる教職員の力を合わせて、フランス語検定の一層の普及に貢献できることを願っています。
(写真 右より)千川 哲生 先生(立命館大学)、長谷川理事長 

 

 白百合学園中学高等学校 伊賀山 かおる 先生

このたび団体賞受賞の知らせを受け、教員一同、驚くと同時に大変光栄な思いに包まれました。本校は「仏英和」という創設時の名称が示すとおり、130年余に渡り一貫してフランス語教育を続けてきました。そのカリキュラムは独特なもので、中学入学時に専攻外国語を英語またはフランス語の中から一つ選択するという形でした。つまり、フランス語を選択すれば内容の濃い学習ができるけれど、英語を選択した生徒にとってはフランス語は別世界のものだったのです。このため仏検の恩恵を受けられる生徒数も限られていました。
平成25年度、カリキュラムに大きな変更がありました。中学1年生から全員が英語と平行してフランス語を学ぶ制度となったのです。その結果、仏検受験を希望する生徒が大幅に増え、仏検の重要性が飛躍的に高まっております。多言語教育の一環としてのフランス語教育の充実のために仏検が果たす役割は計り知れません。仏検の更なるご発展を祈念しております。
(写真中央)伊賀山かおる先生(白百合学園中学高等学校)、白百合学園中学高等学校からの受賞者のみなさん、長谷川理事長