高校3年の春、フランス語はじめました
2015年度秋季5級合格
藤澤 優香
学生(聖心女子大学)・大阪府
私がフランス語の勉強を始めたのは、高校3年生の4月です。選択科目でフランス語の授業を選び、初めて英語以外の外国語を勉強することになりました。
一番に好きになったのは、フランス語の発音です。独特なRの発音や、リエゾンやエリジオンから作られる流れるような文の読み方に魅せられて、どんどんフランス語を好きになりました。これまで好きな英語ばかり勉強してきたので、別の言語にも挑戦してみようと気軽な気持ちで決めたフランス語ですが、授業のある金曜日が毎週の楽しみになりました。
仏検5級の試験範囲にはまだ授業で習っていない文法事項も含まれていたので、秋の仏検前は対策本や過去の試験問題を使って毎日フランス語の勉強をしていました。フランス語に触れてから日は浅いですが、5級合格という目標を決めることで集中して力をつけることができたのだと思います。放課後に先生とクラスメイトと集まって勉強会をしたり、毎日フランス語で挨拶してみたり、楽しみながら一緒に勉強できる仲間がいてとても幸せでした。
無事に合格し、成績優秀者として賞もいただけたことは、本当に嬉しくこれから勉強を続けていくための励みになりました。
この春からは大学に進学し、第2外国語でフランス語を学んでいます。勉強を進めていくにつれて、伸び悩む苦しい時期もこれから経験するのだと思いますが、新しいことを学べる楽しさをいつも思い出してフランス語とのご縁を大切にしていきたいと思います。