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自分を成長させてくれるフランス語

2017年春季準2級合格
青木 智哉
大学生/高知大学・高知県

私は現在大学3年生です。

フランス語に出会ったきっかけは大学1年生のころ。

高知大学では初年次に第2外国語を1つ選択するのですが、その時に選んだのがフランス語でした。

先生は社会文化面も紹介しながら、フランス語をわかりやすく教えてくれました。これをきっかけに、私はフランス語を自主的に勉強したいと思い、自分に合うフランス語教材を探し、購入。例えば当時使っていた教材『キクタン フランス語』(アルク)では、音楽のリズムでフランス語単語を楽しく覚えることができます。そのため、自身の語彙力が成長し、よりフランス語の授業が楽しくなりました。

私はさらに「フランス語をもっと使えるようになりたい!」と思うようになり、仏検準2級を受験することを決意。準2級に合格するためには、書き取り試験が重要になります。

ライティング力の乏しかった私は、対策として2か月前から『フランス語で日記をつけよう』(白水社)を使って日々の日記をつけ始めました。フランス語の書き言葉は話し言葉とかなり違っており(例えば単純過去)、何も参考にせずに書けるようになるまで2か月程かかりました。しかし、今思えばこのような地道な努力が、自分にとってよい結果をもたらしてくれていました。

結果は見事、仏検準2級合格。また、近い時期に受けたDELF A2試験にも合格しました。 

さらにその2か月後、私は念願の目標であった「仏語圏に行き、生のフランス語に触れる」経験をカナダのモントリオールで実現しました。カナダ、特にモントリオールは、フランス語と英語が公用語となっている都市で、町の皆さんほとんどがフランス語もしくは英語を話せます。フランス語を現地で学びたいけれどコミュニケーションできるかどうか不安という方には特におすすめの場所です。私はホストファミリー、語学学校の友達、ショップの店員、バスの運転手など多くの人々と主にフランス語で交流し、刺激的な毎日を送ることができました。この場所は、私にとって「第2のふるさと」です。街並みの美しさ、人の温かさ、治安の良さ、多文化性、エンターテインメント。私にとっていつか必ずまた訪れたい思い出の場所となりました。

最後に、私にとってフランス語は「自己成長の機会をたくさん与えてくれるもの」。仏検やDELFの試験など、フランス語を通して、たくさんの新たな人々との交流が生まれました。日々の学習の継続が、私のスキルを上げ、そして恐れず自分の目標に向かって行動できる人に変えてくれたのです。