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フランス美術に出会ってしまった

2010年 春季3級合格
菅野美奈子 (学生)

フランス語を勉強しはじめたのは大学生になってからです。第二外国語を選択するときに、その頃映画が好きだったのでフランス語を選びました。そして1年生の春休みにフランスへ行ってみました。なんでフランスだったのか ? 正直フランスじゃなくても、漫然と憧れがあったヨーロッパだったらどこでもよかったのですが、この旅行は私の人生を180度変えました。

フランス美術と出会ってしまったからです。2年以降大学では美術史の授業を中心に履修し、3年生になる頃に19世紀後半のフランス人画家ドガが気になり始め、もうすぐ4年生になる今、ドガについて卒論を書こうとしています。一人の画家について研究するということは、彼が勉強した多くの先人たち、彼に影響を与えた数々の同時代人たち、当時の社会的背景、そして彼が及ぼした後世への影響など、幅広く知識を蓄え、考察する必要があります。その際にフランス語能力は大前提です。

どうしたら効率よくフランス語力を伸ばせるかと思案したとき、仏検を利用しようと思いました。半年に一度の力試しとして、ひとつずつ級をあげることを目標にしたらよいのではないかと。そうして2010年度から受けはじめ、春季に3級、秋季に準2級に合格しました。着々と上がっています。次は2級にチャレンジします !

ここで、普段はどのようにフランス語を勉強しているかも紹介します。大学では1年間だけ必修でした。しかし、2年生になると思うように授業がとれず、私のフランス語力は自発性にも欠けていたので衰える一方でした。3年生になってから本腰を入れて取り組みました。NHKのラジオ講座を聴き、フランス語の会話教室に通い、仏検の対策をし、市販の単語帳も利用しました。ラジオではリスニング力を、会話教室ではスピーキング力を伸ばすことができていると感じます。たまにフランス映画も観ています。そして何より、つい先日まで長期休みを利用してフランスに短期留学していました。

向うでは1週間トゥールでホームステイしながら語学学校に通い、その後10日間パリで一人暮らししながら美術館に通いました。日本で勉強しているよりも、実際フランスに滞在して得るものは多かったです。日を増すごとに自分の言いたいことが表現できるようになっていくのを感じました。また機会をつくって、フランスに行きたいと思っています。

2年前になんとなくフランスを旅行先に選んでいなかつたら、私の今はきっとちがっていました。こうして恐縮ながら合格体験記をしたためることもなかったと思います。フランスもフランス語もフランスの文化も本当に素晴らしいので、彼らに近づくためにこれからも日々勉強に励もうという所存です。