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第二外国語としてのフランス語の有用性

2010年 秋季2級合格
小尾 優美子 (会社員)

フランス語を始めたのは、高校時代に遡ります。かなり前のことで、当時の教科書には「そのタバコは何フランですか ?」「万年筆のインクは何色ですか ?」という内容の、今では使われない文章が多数出てきました。逆に最近ではPC、インターネット、携帯電話などに関する話題が豊富に登場し、まさに時代の変化を感じます。

最も変化を感じるのは、勉強方法の多様化です。以前は、大学や語学学校以外では、外国語をマスターする方法がごく限られていましたが、今では海外のウェプサイト、インターネット、TV / ラジオ、ポッドキャストをはじめとして、あらゆる情報にごく簡単にアクセスできます。以前より豊富な情報に恵まれた環境で、意気込みさえあればスキルアップが可能なのは、フランス語に限らず全ての外国語に共通しています。

さて私は大学卒業後、長くフランス語から離れていましたが、2年ほど前にふとしたきっかけから再度挑戦することになりました。仕事と家事に追われて学校に通う時間がとれないため、独学での勉強とeラーニングでの会話練習が中心です。しかしそれでは怠け心に負けてしまい、なかなか前に進みません。そのため、何か具体的なマイルストーンが必要と考え、仏検を準2級から受けることにしました。

試験となるとやはり失敗するのは悔しいので、すっかり忘れていたconjugaisonを勉強し直したり、「正しく書けなくても読めればいい」程度に考えていたアクサン記号を細かく確認したり、ディクテの練習をしたり・・・など、やるべき事は多々ありました。

今回2級に合格し、次は一つ上を目指す予定です。ただ、私にとっては合格自体よりも、そこに至るプロセスが重要です。つまり合格までに習得した知識を元にさらにスキルアップする事こそ価値があると思います。私自身フランス語圏で生活したことがないバッククラウンドで、どこまでフランス語をマスターできるか試してみるつもりです。実は私の母は終戦後、外国企業に勤めて生計を立てるために英語を習得したことを、よく話してくれました。海外生活の体験なしに外国語が堪能になった母には驚かされたと同時に、私自身がフランス語を続ける上での励みにもなっています。

また私は仕事上、英語と日本語の翻訳プロジェクトに携わっており、日々英語と日本語間の翻訳の難しさに悩まされています。ヨーロッパ言語間で発生する問題とは違った困難を外人に説明する必要も出てきますが、その様な際に第二外国語としてフランス語の知識があると、客観的に言語の違いを説明するのに非常に役立ちます。

フランス語のスキルアツプは、今後もライフワークとして続けていく所存です。これから受験される方、Bon courage !