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語学はスポーツだ!

2012年春季準2級合格
沼澤 絵璃香
大学生・宮城県
 

私は現在大学4年生です。大学では主にフランス語を学んでいます。小学生だった頃、パティシエに憧れてフランスに興味を持ったと同時に、偶然にも同じクラスにフランス人の女の子が転校してきてその子と友達になり、簡単なフランス語を教えてもらい、それがきっかけでフランス語を勉強したいと思うようになりました。

私が半分本格的にフランス語を学び始めたのは高校2年生の夏です。私が在学していた高校は、普通科と宮城県内では珍しい英語科の二つの科から構成されています。英語科に進むと2年次に選択でフランス語を勉強することができます。私は少しでも早くフランス語を学びたかったのでその高校の英語科に進学したかったのですが、父の仕事の都合のために転入試験という形でその高校を受験したので、英語科に進むことができませんでした。
 

高校2年生の夏、学校の廊下でフランス語検定のポスターを見てこの検定を知り、英語科でフランス語を勉強していたら挑戦できたのにと思った時、問題集を使って独学して挑戦してみれば良いのではないかという考えが頭に浮かびました。
そこで、大学進学までに3級まで取得することを目標に勉強を開始しました。大学受験勉強開始時期と重なったり、高校の授業や部活もあって、あまり時間が無かったのですが、それらを両立させながらこの検定に関わる様々な問題集を使って独学を始めました。

フランス語は動詞の活用が複雑だったり、形容詞も置く場所が語によって違ったり、修飾する語と性・数一致させなければならなかったりと、文法が英語よりも複雑で覚えるのが大変そうでしたが、練習問題が豊富な様々な問題集を繰り返し解いて、動詞の活用や形容詞の性・数一致などの練習をし、習得することができました。

学校で授業を聞き教科書に載っている少量の練習問題を解いて頭で理解するよりも、様々な問題集を使って繰り返し練習してスポーツのように体で覚えたほうがより文法を習得しやすいと思いました。高校2年生の秋に5級を、3年生の春に4級と3級を併願で受験し、目標を達成することができました。このステップのおかげで大学進学後、第2外国語としてフランス語を選択し、スムーズに学習することができました。

大学2年生の夏、幼いころから夢だったフランス留学を実現し生きたフランス語に触れ、帰国後は力試しで準2級を受験し、合格。そして成績優秀者として表彰いただいて、嬉しい限りです。今後もさらに上の級の取得、語学力向上を目指してフランス語に磨きをかけたいと思っています。

”Le français m’ouvre le monde ~フランス語は私に世界を開いてくれる~”。まさしくフランス語は私に世界を開いてくれました。