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いつの日か、点字の父ブライユの記念館へ

2011年秋季2級合格 
西村 晶(主婦・京都府)

ボランティア活動を通じて知り合った視覚障害を持つ人とそれをサポートする仲間から、点字の父Louis Brailleの墓と記念館のあるCoupvrayに行きたいから連れていってよと言われました。仏文科出身といってもフランス語会話はまた別物。何度もラジオ講座や日仏学館の授業にチャレンジしては挫折している身としては、簡単に「任せて」と言えません。

今度こそ「実用レベルのフランス語」を目指そうと、京都外大の開催する社会人も受講できるサテライト講座に通うことにしました。そこに集う人々の熱意に刺激され、短期間でもここまで到達できるんだと驚き、今度だけはがんばってみようと思いました。

すっかり忘れていた文法の復習や、フランス映画のシナリオや短編小説の講習を通して、また時にはシャンソンを皆で歌ったりして、何となくフランス語のカンが戻ってきた気がしました。

そして今回ようやく2級を受けることにしましたが、2級はそれまでの級より格段に難しいと聞き、1回では無理かも…と弱気になりました。大学受験のイメージで、若い方が有利と思える知識のつめこみが必要とされるのではと考えたのです。

実際に受けてみると確かに単語や知識を問う問題には苦戦し、まだまだ語彙力が足りないと痛感しましたが、後半の長文問題は問題文自体が興味深く、特にインタビューを順番に並べる問題は楽しんで取り組めました。仏検ではたしかに知識も必要ですが、文脈を考えたり、文意を推理したり、そして2次ではもちろんコミュニケーション能力といった大人としての総合力といったものが助けになった印象を持ちました。私たちのような年代が「今さら…」と思わず続けて行くのに励みとも指標ともなるのが仏検だと思います。

何とか1回でクリアできた今、Coupvrayに行く日もそう遠くはなさそうです。