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小説を読むように、との助言にしたがって

2010年 秋季2級合格
大木孝拓 (ベルリン自由大学博士候補生)

私は大学時代に、英語、ドイツ語に続く第三外国語として、フランス語を始めました。当時はフランス史、西アフリカ史を専攻しており、ゼミで出されるフランス語の文章を日本語に訳する必要があつたからです。独学で文法や単語を暗記しつつ、授業で渡されたフランス史の研究書の一部を日本語に翻訳するという作業を行っていました。しかし、このようにして学んだフランス語は、日常的なコミュニケーションとしては全く使えず、当時はフランス語を一言も話せませんでした。

その後、いったん民間企業に就職した後、ドイツの大学院に留学しました。授業は英語で、空いている時間にドイツ語を学びました。そしてそれに加えてフランス語も勉強し直すことにしました。ヨーロッパには片手に収まらない数の言語を話す方がたくさんいてそれに触発されたのと、将来的に働きたいと思っている国際機構では、フランス語が話せると就職の際に有利になるからです。しかし驚いたことに、試しに買った教材を読むことが全くできなくなっていました。大学卒業から3年半が経っていました。

とりあえず辞書、文法書、フランス語教材を購入し取り組み始めましたが、やはりなかなか上達しませんでした。このことを友人や語学の先生に相談したところ、小説を読むようにと言われました。買っても読めるわけはないと思いつつも、言われた通りなるべく簡単な本を買い、読み始めましたが、案の定読めませんでした。しかし、辞書を片手に一字一句丁寧に単語を拾っていくという作業を繰り返していると、徐々に読めるようになり、そして読むスピードが上がっていきました。

このように勉強法を変えてから約1年、今ではハリーポッターの仏語版などの小説や「クリエ」などの雑誌をフランス語で読めるようになりました。そして自分のフランス語がどの程度通用するのか分からなかったので、フランス語検定に挑戦することにしました、何級を受ければいいのか正直わからず、とりあえず2級を試して、一回で合格できました。仏検対策に私がしたことは、仏検公式問題集を何回かやることです。語学の勉強は人それぞれかと思いますが、とりあえず面白そうな本や雑誌を手に取って、根気良く生きたフランス語を学んでいくのがフランス語上達の一つの方法かと思います。そして自分のフランス語がどれだけ上達したか確認するため、フランス語検定に挑戦してみるのも一手かと思います。